トップコラム

コラムの最新記事

最新記事一覧

公務員道提唱した童門冬二さん【上昇気流】

作家の童門冬二さんが昨年1月に亡くなっていたことが伝えられた。本人の遺志で1年間伏せられていたという。96歳。作家になる前は東京都庁に勤務して広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任。

デザートはお汁粉 イスラエルから

日本や世界で新年を祝った元日、イスラエルのユダヤ人は通常通りに仕事をしていた。ユダヤ人の子供たちは、ユダヤ教の祭り「ハヌカ」の期間中で学校は休みだった。

識名園を建てた若き王の功績

先日、那覇市の世界遺産「識名園」に立ち寄った。識名園は18世紀に建てられた琉球王家最大の別邸で、琉球国時代に海外からの使者をもてなす際などに使用された。大きな池が特徴的な綺麗(きれい)な庭園や、市内を一望できる展望スポットなどを散策していると、まるで国王になったかのような優雅な気持ちにさせられる。

「勝利を望みて」【上昇気流】

「ウイ・シャル・オーヴァーカム」――。黒人牧師による霊歌を原曲とする歌で、1976年の米大統領選に勝利したジミー・カーター氏はワシントンに向かう飛行機の中でスタッフと共に熱唱した。昨年末にカーター氏の訃報が届くと、真っ先にこの歌が脳裏に浮かんだ。

増えるジャーナリストの失業 オーストリアから

オーストリアの国民経済は隣国ドイツと同様、リセッション(景気後退)だ。企業の破産や閉鎖のニュースが増えてきた。同時に、失業者も増加傾向にあるが、ジャーナリストの失業もここにきて増えている。

自然災害に備える年に【羅針盤】

皇紀2685年、令和7年、乙巳(きのとみ)が明け、戦後80年を迎えた。

子抱き富士と日本人

自宅から徒歩20分、富士を模した山田富士という丘がある。子供が小学生の頃、元旦に初日の出を拝みによく登った。わずか標高46㍍だが、空気が澄む冬場は冠雪富士がよく見える。

三島由紀夫生誕100年【上昇気流】

作家の三島由紀夫は1925(大正14)年生まれで、生きていればきょうが100歳の誕生日ということになる。今や100歳を超える人は9万人以上。100歳の三島が、今の日本をどう評したか想像したくなる。

「いのち輝く」万博の成功を【上昇気流】

大阪・関西万博が4月13日から大阪市の人工島「夢洲」で開かれる。前売り入場券の売り上げが低迷する中、関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は「誘致段階から関わってきた者として必ず成功させる」と新年の決意を述べた。

日鉄は判断を誤ったのか 国家バイオリズムに潜むリスク

バイデン米大統領がこのほど、日本製鉄のUSスチール買収中止を命じた。日鉄は2023年12月、USスチールを約141億ドル(約2兆2000億円)で買収し、完全子会社する意向を発表していた。

「陰の主役」田沼意次【上昇気流】

江戸中期の稀代の版元、蔦屋重三郎を描いたNHK大河ドラマ「べらぼう」が始まった。合戦シーンもなく、もっぱら政治、文化、社会世相をどう盛り上げていくか今後の展開が見ものではある。

【心をつむぐ】書初に思うこと

年頭になると、一年の出発のための行事がある。歳時記をひもとくと、年始・1月の季語には「初」がつくものがずらりと並ぶ。「初日の出」はもちろんだが、気になっているのは「書初(かきぞめ)」。

養子入り断られた井伊直弼【上昇気流】

江戸時代の社会のイメージは、身分社会、がんじがらめの閉塞(へいそく)状況といったところだろうか。しかし、実際はそうでもない。例えば養子制度。実子が優秀でない場合、養子を取る。大事なのは「家」の存続だ。力量の低い実子に代わって有能な養子を取れば、家を存続させるには都合がいい。『日本史の論点』(中公新書)にその話が紹介されている。

不便な公的医療サービス フィンランドから

フィンランドは福祉国家と言われ、世界で最も幸せな国と言われるが、医療サービスは、日本の方がはるかに便利だ。先日の土曜日、腰を痛め、医者に診てもらおうと救急センターに行った。週末と夜は一般診療のクリニックは開いておらず、複数の市を合わせた広域地域で唯一の救急センターに行くしかない。

主権意識を高めリスク回避を【政界一喝】

この歴史と伝統ある日本国の首相が今日、石破茂氏か、と考えると、溜(た)め息交じりに早く辞任を、と願う国民は少なくない。

赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(43)海軍の戦線拡大症候群(下)

海軍はなぜ、これほどまでに戦線の拡大に執着したのか。国家としての確たる戦争指導方針や戦略の不在だけがその理由だったのか?戦史家の伊藤正徳や公刊戦史は野戦と海戦の違い、即(すなわ)ち陣地を重視する陸軍と、拠点よりも機動性を重視し戦場を己の欲する海面に求めようとする海軍の戦略思想の相違に求めている。

ロス近郊山火事の衝撃【上昇気流】

今でもたびたび再放送される米国の人気テレビドラマ「刑事コロンボ」の面白さは、コロンボ警部がトリックや嘘(うそ)を見破り、犯人を少しずつ追い詰めていくところにある。もう一つ、舞台がロサンゼルス近郊の風光明媚(めいび)な住宅地であることも大きな楽しみだ。

【韓国紙】大統領警護員

「自分を殺してこそ、国家元首を安全に保護できる」。盧武鉉政権の大統領警護室が2006年8月に発刊した冊子「風の音も見逃さない」には、大統領警護員(ボディーガード)たちの死生観が込められている。

鎌倉のヤドリギの群生【上昇気流】

古都鎌倉で鶴岡八幡宮に参拝した後、境内前の三の鳥居から若宮大路を南に下り、由比ガ浜まで歩いた。最も華やかな一帯で、食事処やアクセサリーや鎌倉彫の店が並び、目を奪われた。

運転中の怒りが危険行動に 米国から

米国で運転中のトラブル「ロードレイジ」が増加している。これは運転中に他のドライバーに対して激しい怒りを感じ、攻撃的な行動を取る行為だ。日本の「あおり運転」に近いが、米国ではさらに深刻な形で表れることが多い。

ご当地Tシャツが観光客に大人気

沖縄では、ご当地Tシャツを着て観光地を回る人々の姿をよく目にする。特に沖縄の地ビール「オリオンビール」のロゴが入ったTシャツは、近年若者を中心にトレンドとなっている。

後期高齢者「神の満ちる国」【上昇気流】

知人からの年賀状にこんな一文があった。「本年は皇紀2685年、私は後期高齢者」。皇紀と後期を引っ掛けて年齢を告げていた。

“還暦”迎えた日韓 韓国から

先日、韓国の友人から駐日韓国大使はなぜ公の場で「韓日関係」と言わず、「日韓関係」と言うのかと聞かれた。韓国人なら、いや韓国を代表して日本に駐在している政府高官ならなおさら韓国を先に、日本を後に呼称する「韓日」と言うべきなのに、なぜ逆に「日韓」とわざわざ言うのか解せないというのだ。この件はすぐに韓国で物議を醸したが、確かに韓国人が聞けば気分を害すると思った。「日本が大好き」では済まされない問題だろう。

戦後80年に政治劣化の不安【羅針盤】

令和7年新年の東京は好天に恵まれ穏やかな正月であった。近くの神社への初詣では夜明け前にも拘(かか)わらず老若男女で賑(にぎ)わい、長蛇の列をなして手を合わせ、頭(おうべ)を垂れていた。帰宅するや家族団欒(だんらん)の御屠蘇(とそ)、御雑煮、おせちと日本のお正月には何とも言えぬ清々しさと安らぎがある。一年が斯くあればと願った。

“昭和の遊び”知らない子供たち

2025年、乙巳(きのとみ)年が明けた。昨年は元日に能登半島地震、2日に羽田空港で航空機事故が起こるなど、新年早々災難が続いたが、今年は比較的穏やかな年始となった。

「能登駅伝」復活へ【上昇気流】

今年の箱根駅伝は、青山学院大学が2年連続8度目の優勝を果たした。大会新記録もマークし、盛り上がりを見せた。

韓国空港で航空機事故【上昇気流】

韓国南西部全羅南道の務安国際空港で179人が死亡した旅客機事故。地に胴体を滑らしてなすすべなくコンクリートの壁に激突し大爆発するさまは、あまりにむごたらしい。何が起こったのか、唖然(あぜん)とさせられた。

“核の傘”と南シナ海【上昇気流】

日米両政府が、米国の核戦力などで日本を守る拡大抑止のガイドライン(指針)を初めて策定したという。北朝鮮だけでなく中国、ロシアの核脅威が高まる中で通常戦力だけでなく核の脅しにも対応することが不可欠だ。

持ち寄りでハヌカパーティー イスラエルから

キリスト教徒がイエスの生誕を祝うクリスマスの12月25日、イスラエルでは日没からユダヤ教のハヌカ(清めの祭り)が始まった。「光の祭り」とも言われ、ユダヤ教の祭りの中では一番華やかで楽しい祭りだ。街々には大きなハヌキヤという八枝の燭台が設置され、1月2日まで8日間にわたり毎夕火が灯(とも)される。

【東風西風】草木を愛した作家スタインベック

日本の作家の中には草木を愛好した人たちが大勢いるが、米国にもいる。ジョン・スタインベックだ。名作『エデンの東』の冒頭で、舞台となるカリフォルニア州サリーナスの自然環境と四季を彩る植物群の紹介がなされている。
人気記事
Google Translate »