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「世界一住みやすい」は本当か オーストリアから

「君が住むウィーンは世界で最も住みやすい都市だよ」と言われれば、気分は悪くないが、本当にそうだろうかとつぶやいてしまう。

【羅針盤】露朝の同盟復活に対処を

先月、北朝鮮を訪問したロシアのプーチン大統領と金正恩朝鮮労働党総書記は両国の「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名した。

買い物に1時間半歩く独居老人

市役所で一仕事を終えた後のことだった。駅に向かうため、バス停側のベンチに腰を掛けていた。そばにパソコンを入れたキャリーバッグを置いた。

【上昇気流】福沢諭吉と渋沢栄一

あす新紙幣が発行され、1万円札の顔は福沢諭吉から渋沢栄一に変わる。40年ぶりの交代だ。福沢から渋沢への交代は日本経済の発展の流れにも符合する。

【上昇気流】東大の授業料値上げか

東京大は年約53万円の授業料を10万円ほど値上げすることを検討している。学内で学生との「総長対話」が行われ、藤井輝夫総長は「値上げにより約29億円の増収が見込まれる」として、教育環境の充実に充てたいと説明した。

【上昇気流】裏方のスポーツ審判

パリ五輪も迫ってきた。大会では日の丸の代表選手が熱い闘いを繰り広げるだろうが、もう一つ競技に欠かせない審判団の苦労にも目を向けてみたい。審判いわばレフェリーにも時代の波が押し寄せている。

【上昇気流】「職業倫理」の意識

「管理組合の前年度の資料を読んでいたところ、経理上のミスを発見した。これを指摘したいと思っている」と近所の主婦から話し掛けられたことがある。彼女は管理組合の経理担当の新理事になって間もない。仕事上、経理の経験もあった。

ペットにキスは厳禁 フィリピンから

フィリピンで狂犬病は死の危険が高い身近な感染症の一つで、今年の死者はすでに160人に達している。

【上昇気流】「お通し」は姑息な商習慣

政府観光局の発表によると、今年に入ってから5カ月の訪日外国人の数は1464万人。年間の過去最高を記録した2019年(1375万人)を上回った。観光庁の高橋一郎長官は「このままのペースでいけば、24年は、旅行者数、消費額ともに過去最高を実現できる」と述べている。

【上昇気流】アジサイが見頃

箱根登山電車はふもとの箱根湯本駅から中腹の強羅駅までの8・9㌔を40分で走る日本有数の山岳鉄道だ。今月中旬から7月中旬にかけて路線沿いのアジサイが見頃となり、この時期は“あじさい電車”と呼ばれる。

タトゥー、選択は慎重に 米国から

米国では、タトゥーをしている人によく出会う。いわゆる「普通の人」がしている場合も多く、驚かされる。娘が通っていた公立の幼稚園の先生は、30代ぐらいの明るく気さくな女性だったが、二の腕にどくろの絵柄を含む大きなタトゥーを入れていたことが印象的だった。

【上昇気流】都知事選の「憲法的風景」

京都知事選の選挙風景にはいささか呆(あき)れた。同一ポスターが溢(あふ)れる「掲示板ジャック」に、目を覆う「女性全裸ポスター」。文字通り見るに忍びない。日本人の品性は落ちるところまで落ちたか。そんな思いが湧いてくる。

夏にオススメ 豆麺とウナギ 韓国から

今年、韓国の6月は記録的な猛暑に見舞われた。日中の気温は35度以上の日もあり、熱中症などで体調を崩す人が続出した。下旬にようやく梅雨入りして暑さは収まったが、梅雨明け後にはまた本格的な暑さが待ち受けている。

【政界一喝】次期首相は「大局観」を資質に

令和6年の通常国会が閉幕した。岸田文雄首相は事実上の最終日である21日、記者会見で次期首相となる人物に求められる資質を問われ、日本国が時代の大きな転換期に処する今、「大局観」の持ち主であることを条件に挙げた。

周回遅れの高校共学化議論

6月21日、夜7時半のNHK首都圏情報で埼玉県立高校の共学化問題を取り上げていた。

【上昇気流】神宮外苑再開発問題の本質

東京都知事選挙で、明治神宮外苑の再開発問題が争点の一つになっている。神宮外苑にある神宮球場や秩父宮ラグビー場などを建て替え高層ビルを建設する計画に、樹木の伐採や景観の破壊を危惧し、各方面から反対の声が上がっている。

【上昇気流】人型ロボに生成AI

生成AI(人工知能)は人間の知能がそうさせるように、テキスト(文章)や画像、音声などを自律的に生み出す。その進歩の程は目を見張らせ、新聞紙上にも関連する話題が連日のように出ている。

【上昇気流】G7影の参加者

重要な会議であればあるほど参加者以上に欠席者、あるいは招かれざる客の存在がモノをいう場合がある。イタリアで行われたG7サミット(先進7カ国首脳会議)もそうだろう。中国とロシアがまさに影の主役だったと言っていい。

【東風西風】年齢的に不安を感じた走行

石川県と岐阜県とを結ぶ自動車専用道路「白山白川郷ホワイトロード」が今月14日、全線で開通した。

【上昇気流】動けない木も旅をする?

蒸し暑さに閉口しながら歩いていると、熱中症になりそうな気がして木陰が欲しくなる。だが、街路樹はあっても影は細い。道路を邪魔しないように剪定(せんてい)されているためだ。

新紙幣図案に係争地 ネパールから

日本では7月3日に1万円、5000円、千円の新紙幣が発行される。ネパールでも、時期はまだ明確に示されていないが、5月3日の政府発表によると今後、100ネパール・ルピー(日本円で約117円)紙幣のデザインが刷新されることとなった。

【上昇気流】ビジネスリュック人気

会社勤めを始めて40年近くになるが、その間、通勤用にいろいろなバッグを使ってきた。今は、肩掛けの付いた手提げ型の通勤バッグだ。しかし、いつの間にかリュックサックの通勤者が多数派になっている。

【上昇気流】(2024年6月20日)

仙台市にある宮城県美術館の本館は、改修工事のために長期休館している。リニューアルオープンは2025年度中の予定だという。ここにある人気の展示の一つが「洲之内コレクション」だ。

水不足から一転、豪雨被害

沖縄県議会議員選挙の終盤戦は、激しい天候との戦いとなった。県内各地を猛烈な豪雨被害が襲ったのだ。沖縄本島は13日から14日にかけて、梅雨前線の影響で天候が不安定となり、激しい落雷と豪雨に見舞われた。

【上昇気流】(2024年6月19日)

黒澤明監督の映画「生きる」は1952年に公開され大いに評判を呼んだ。主演の志村喬(たかし)さんが演じる市役所の課長は、癌(がん)で余命が幾ばくも無いことを知り、誰も手を付けなかった市民公園を整備する。雪の中、完成した公園のブランコに乗り、「ゴンドラの唄」を口ずさむシーンは記憶に残る。

パリ五輪、セーヌ川は泳げるのか フランスから

パリ五輪の開会式が7月26日に迫っている。セーヌ川で開会式をするほか、トライアスロン競技の水泳でセーヌ川を泳ぐ予定になっている。だが、本当に人が泳げるのか、6月上旬1週間の川の水質検査では汚染度は基準値を上回った。

【羅針盤】台湾・頼政権に強い支援を

5月20日、台湾において頼清徳新総統の政権が発足した。1996年に総統の直接選挙が始まって以来、一つの政党が3期連続で政権を担当するのは初めてのことだ。

CD消え 蘇るレコード

東京・銀座の「山野楽器」本店が7月末で、CD販売を終えるという。ネット配信による音楽視聴が中心になっているから、これも時代の流れか。このニュースを聞いて、レコード、ウォークマン、CDなど、その時々の音楽文化を象徴してきた人気商品を思い出し、懐かしさを覚えた。

【上昇気流】(2024年6月18日)

チャールズ英国王の公式誕生日が祝われた。国王に続いてがん治療中であることが公表されたキャサリン皇太子妃も、公表後初めて公式の場に姿を見せた。バッキンガム宮殿のバルコニーから笑顔で手を振るのを見て、多くの英国民が安堵(あんど)したと思われる。

【上昇気流】(2024年6月17日)

トヨタ自動車など自動車メーカー5社は量産に必要な認証「型式指定」の不正申請でミソを付けたが、不祥事の根は深いのではないか。わが国はものづくり大国だったが、昨今の企業の生産性低下は技術の発展方向を見失っているからとさえ言われる。
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