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お金がもらえる謎の集会?

青年会や地元企業、同窓生の集まりなど、家族や親戚の枠を超えたコミュニティーでの結び付きが強いことで有名な沖縄だが、中でもユニークな集会がある。気の合う仲間で月に一度集まって、食事をしたり飲み会をするのだが、この時同時にお金を積み立てるのだ。

【上昇気流】「代表的日本人」と総裁選

次なる国家指導者を選ぶ秋(とき)が来た。9月の自民党総裁選のことである。目下、多数の出馬が予想され乱戦模様だという。果たして一推しはどなただろう。

金メダリストに嫉妬 韓国から

今回のパリ五輪で韓国は金メダル13個を獲得し、総合8位という好成績を収めたが、とある公務員がSNS上に「金メダルなんて1個も取れなければいいのに」という文章をアップして、甲論乙駁になった。

【羅針盤】自由民主主義国家群の連帯を

ロシアのウクライナ侵略が開始されて900日が過ぎた。常任理事国のあからさまな侵略行為で、国連の国際社会における安全保障機能は完全に破綻した。

人はなぜ山に登るのか

毎年、7月下旬から8月上旬、高齢者でも登れそうな高山を選んで小屋泊の登山に行く。

【上昇気流】守れるか能登瓦の景観

石川県能登地方では地震被害を受けた家屋の公費解体が少しずつ進んでいる。そんな中、黒瓦(能登瓦)がつくり出す独特の景観が失われるのではないかとの懸念の声が上がっている。

【上昇気流】ミニ臓器で医療が進展

医療の進展は日進月歩、特に移植・再生技術の開発では先進諸国間に激しい競争を呼び起こしている。その中で「ミニ臓器」を使った治療や創薬への関心が高い。

【上昇気流】記憶にございません

テレビ番組で俳優の伊東四朗さん(87)が、脚本を覚える一環で70歳過ぎからさまざまな暗記に挑戦してきたと語っていた。円周率は1000ケタまで数字を覚えているという。そのほか、江戸時代の旧国名、歴代天皇の名前、世界の国名などジャンルを問わずというからすごい。

【東風西風】ムジャヒディンとなった武術家

武術家の田中光四郎さんは現代の塚原卜伝(ぼくでん)とも言うべき人物だ。1940年福岡県田川市に生まれ、幼少時から武道に親しみ、父親や伯父たちに鍛えられ、研鑽(けんさん)を重ねた。柔道、剣道、空手の体験をベースにした武道を学び、古来の刀法、棒術、短刀術をも加えて自らの日子流を立ち上げた。

【上昇気流】石川啄木と室生犀星

お盆には故郷に帰省した人も多いだろう。しかし、最近ではお墓参りを早く済ませて休暇として楽しむ風潮があるようだ。それだけ時代が変わってきているということだろうが、昔ながらの人間としてはいささか寂しい。

遠い授業中のスマホ制限 フィンランドから

フィンランド政府が5月、授業中の生徒のスマートフォン使用を制限するため今までより強い権限を教師に与える法案を立案中だと発表して以降、学校でのスマートフォン使用制限を巡る議論が続いている。

国内外で孤立深める日本共産党

日本にも国際化の波が押し寄せている。日本で暮らす外国人も増えた。街にいる外国人の中には、共産主義の象徴であるソ連の国旗などをあしらった洋服を着る人も見受けられるようになった。そのような状況の中で、日本共産党に対応能力がなく、早期崩壊説が広まっている。

【上昇気流】 メダル支える部活文化

パリ五輪で日本は、海外開催五輪で最多の20個の金メダルを獲得し、米国、中国に次ぐ成績を挙げた。この日本の健闘について韓国の中央日報(8月13日、日本語ウェブ版)が興味深い分析をしている。

【上昇気流】湯浅譲二さんを悼む

「作曲者が自らの内奥に降りてゆくことによる始源の探求が、聴く者の体内の深層に共振を起させ、未生以前の既聴体験に似たノスタルジーを抱かせる…」。

メダリストはベビーシッター イスラエルから

政治情勢が緊迫している中で、パリ・オリンピックでのアスリートの活躍はイスラエル国民を励まし、希望を与えている

【上昇気流】「盆と正月」一緒に来れば

「盆と正月が一緒に来たようだ」――。この譬(たと)えは喜ばしいことが続き目出度(めでた)いときに使うが、今年の正月は能登半島地震、盆は「巨大地震注意」の発表である。

「多様性」に想定外の反発 フランスから

人類の共存をうたう五輪精神は近年、多様性をテーマにすることが多い。ロンドン五輪は、同国の50を超える人種、300以上の言語文化の多様性、障害との共存がテーマだった。

【羅針盤】終戦の日に思うガダルカナル

今年も間もなく「終戦の日」8月15日を迎える。日本が大東亜戦争に負けて、無条件降伏をして79年、来年は80周年に当たる。ご遺族の方々も高齢化して、靖国神社参拝も大変なお年だろう。

【上昇気流】災害とリニア中央新幹線

南海トラフ地震の「臨時情報(巨大地震注意)」が気象庁から出され、さまざまな影響が出ている。対象地域も茨城から沖縄まで29都府県と広い範囲に及んでいる。東海道新幹線も1週間ほどは速度を落としての運行となる。

【上昇気流】「教育」と「勉強」は違う

小説家、遠藤周作は著書『愛情セミナー』(集英社文庫)で子供の教育について「わが子という作品をつくるのは一人一人の母親によって違うべき」「子供の心や体の状態を一番よく知っている母親や父親がそれは相談しあって考えるべき」だと。

【上昇気流】子供心に思う「戦争」

終戦の日から今年で79年となる。先の戦争を体験した世代ではないが、子供心に戦争の一端を垣間見たと思える記憶が鮮やかに残っている。それは小学生の頃、父の実家で見つけた戦争の画集だった。

【心をつむぐ】精誠を尽くして綴りたい

先日、大学時代の知人から、思いも寄らない知らせが届いた。定期健診で胆のうガンが見つかり、「余命1年余り」と宣告されたという。メールや電話では、疲れやすくなったということだったが、それがそんな深刻な状況になっているとは思いもしなかった。電話口の声は学生時代そのままで、元気はつらつの姿が想像され、病魔の猛威など微塵(みじん)も感じとれなかった。

【上昇気流】「作品が全て」なのか

恒例の芥川・直木賞の発表が先月あった。テレビでその様子を見たが、直木賞受賞の女性作家がマスク姿で登場した。

金メダリスト誕生で熱視線 フィリピンから

パリ五輪の男子体操で2個の金メダルを獲得したフィリピン代表のカルロスエドリエル・ユーロ選手が脚光を浴びている。

【政界一喝】岸田氏は自民総裁選不出馬を

9月下旬、3年間の任期満了に伴う自民党総裁選が行われる。野党各党が著しく政権担当能力を欠き、自公政権が続く今日、実質この総裁選で次の首相が決まる。決めるのは党所属の国会議員票と、この議員票と同数に配分される党員票(109万余り)である。

一党独裁は「自由な共産主義」と矛盾

最近、日本共産党は「自由な共産主義」について、オンラインや赤旗で主として学生や、若い党員、民青同盟員らに対し大キャンペーンを展開している。これは旧ソ連や中国の例から「共産主義には自由がない」との「反共攻撃」を打ち砕き、若い層を中心に党勢拡大を図る狙いがある。なぜなら、共産党はこのような「反共攻撃」が党勢後退の最大の要因と考えているからである(しんぶん赤旗6月12日付)。

赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(38)コロンバンガラ島撤収

ガダルカナル島からの撤収後、日本軍は前線を中部ソロモン諸島に下げたが、昭和18年6月30日、戦力を整えた米軍はカートホイール作戦を発動し、中部ソロモン諸島の小島レンドバに上陸した。本格的攻勢の開始である。7月3日には日本海軍航空基地のある対岸ニュージョージア島のムンダにも兵を進め、中部ソロモンからの日本軍追い落としを図った。

【上昇気流】大人たちへ夏の読書の薦め

学校が夏休みとなり、書店では夏の読書フェアのコーナーが設けられている。毎年恒例のイベントだが、「新潮文庫の100冊」のラインナップは、現役作家の作品を加えるなどして少しずつ変わっている。

【上昇気流】K2での滑落事故

クライマーで山岳写真家の平出和也さんと中島健郎さんが、パキスタン北部のカラコルム山脈にある高峰K2(8611㍍)で登攀(とうはん)中、滑落し、帰らぬ人となった。場所は西側の未踏壁で、現場は標高7000㍍付近だという。

朝市の楽しみ ブラジルから

筆者は朝市が好きだ。それぞれの国や地方の特色がある朝市は、朝の光を浴びながら散歩をしているだけでも楽しいが、水産物、土地の野菜や季節の果物などが朝食に加わると、より格別なものとなる。
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