トップコラム

コラムの最新記事

最新記事一覧

【上昇気流】郡山市制100年を祝う

「あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川」――。詩人、高村光太郎の『智恵子抄』の一節に作曲家、湯浅譲二さんが旋律を添えた記念曲をバリトン歌手の初鹿野(はつかの)剛さんが思いを込めて歌い上げた。

パリの交通規制に困惑 フランスから

11月に入り、パリ中心部の車の通り抜けができなくなった。車の利用者は、仕事や個人的用がない場合、パリ中心部を避けて車を走らせるしかない。理由はパリ中心部の騒音と排ガスによる公害を削減するためだ。

【羅針盤】日本人精神の拠り所

ある朝、靖国神社の秋季例大祭に参列するため、正面の大鳥居から本殿に向かった。靖国神社へは、新婚後1年も経(た)たずに出征し、わが子(筆者)を抱くことなく沖縄で戦死した父を偲(しの)んで機会あるごとに参拝しているが、今回は、思いがけず嬉(うれ)しいことに触れて清々(すがすが)しい気持ちになった。

憲法と文化国家の理想

3日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」文化の日だった。78年前(1946年)に、日本国憲法が公布された日だ。

【上昇気流】落語にならない闇バイト強盗

落語に泥棒が登場する噺(はなし)が幾つかある。どれも間が抜けていて、変な言い方だが、人間味のある泥棒が多い。

【上昇気流】台湾が憂慮する日本の政局

総選挙で与党議席の過半数割れ。日本の政治の混乱が増す気配に、台湾のシンクタンク・国策研究院の郭育仁副院長は当地の座談会で「最大の勝者は習近平中国国家主席だ」と語っている(小紙10月29日付)。

北朝鮮のロシア傭兵化

北朝鮮の動きがこのところ特におかしい。金正恩体制の焦りやイラ立ちが顕著だ。ウクライナ最前線への人民軍派遣も、先に締結されたロシアとの軍事協力強化の一環以上に北側の深刻な内部事情が反映しているのではないか。

【東風西風】秋の風景を一変させた背高泡立草

晩秋のこの時期、土手や野原を見ると、黄色がやたらと目に飛び込んでくる。今を盛りと咲く背高泡立草(セイタカアワダチソウ)だ。子供の頃は、真っ白なススキが秋風を受けて、優雅に揺れる風景がほとんどだったが、今ではそれが一変した。この背高泡立草はその繁殖力がすさまじく、環境省では「生態系被害防止外来種リスト」に載せて、「根こそぎ掘り起こす」と徹底した駆除を呼び掛けるほどだ。どうしてか。

【上昇気流】忘れ難い作家、中島敦

忘れ難い作家、作品というものがある。例えば、中島敦の「山月記」(昭和17年)。高校の教科書で読んだ。「教科書の作品はつまらない」との先入観があったが、強い印象を今でも残している。

故人しのぶ「ウンダス」行事 フィリピンから

カトリック教徒が多いフィリピンでは、11月1日から始まるウンダス(万聖節)が、故人を追悼する特別な期間として浸透している。

【上昇気流】古典の音読が磨く日本語センス

きょうは「古典の日」である。国民の祝日ではなく、周知されているとは言えないが、2012年に古典を顕彰する記念日として法制化された。

【上昇気流】中国共産党の宗教弾圧

「職業センター」という名の施設が中国の新疆ウイグル自治区にある。壁は有刺鉄線に保護され、周囲を武装警察が守っている。ウイグル人の「強制収容所」で、300万人が収容されたという。

猛威振るった森林火災 ブラジルから

年末はまだ早いが、ブラジルで今年起こった印象的な出来事を挙げるとすれば、筆者は間違いなく「森林火災と煙霧」をその一つに挙げる。

修験者が遭難しない理由?

日本の山々は奈良時代から修験者(しゅげんじゃ)が登っているが、修験者の遭難事故の記録が見当たらない――と8月3日付弊紙文化面にあった。小子は4年前から近くの山々を登り始めたが遭難理由がうっすら分かってきた。

【上昇気流】「私の本屋さん」ノート

読書推進月間の最中、街の本屋さんが何かと話題になる。次々と閉店し、今や自治体の4分の1に書店がないそうだ。これは困った、本屋さんを支援する術(すべ)はないものか。そんな話題がニュースになっていた。

【上昇気流】更地に未来の絵を描けるか

5カ月ぶりに石川県七尾市の知人を訪ねた。能登半島地震で同市では5200棟以上の住宅が全半壊した。古い民家が建ち並ぶ旧市街は、特に被害が大きかったが、そこに住んでいる知人の家は準半壊で、何とか修理して住み続けるという。

【上昇気流】日本人、月面に立つ?

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙飛行士候補の米田あゆさんと諏訪理さんが基礎訓練を終え、宇宙飛行士として認定されたと発表した。記者会見で「宇宙開発は激動の時代で、私自身がどう活躍できるのか考えたい」と米田さん。

【上昇気流】子供心に残る伝記

子供の頃に読んだ伝記は今も強く印象に残っている。例えば徳川家康。まだ幼い駿府での人質時代、彼は河原で大小二つの少年グループが川を挟んで石投げの合戦をするのを見て、少ない人数のグループの方が最後には勝つと断言した。実際その通りになったという。

【上昇気流】読書週間を迎えて

明日27日から読書週間(11月9日まで)。「読書の秋」は「食欲の秋」と共によく知られた言葉である。食欲の場合は、作物や果物が実る季節なので不思議ではない。だが読書の場合は、事情がちょっと違っている。

絶品の肉料理 ベトナムから

ベトナム人はよく肉を食べる。ローカルの市場に行くと、大きな肉包丁でカットされたばかりの豚や牛のブロック肉がぶら下がっている。

【上昇気流】政策論争深まらぬ総選挙

27日の投開票を前に、与党の苦戦が伝えられる衆議院選挙。重要政策が争点としてほとんど浮かび上がってこない。自民党の裏金問題を徹底的に追及し、懲罰選挙にしようという野党の狙いがあるためだ。

【上昇気流】山本有三と近衛文麿

今年は小説『路傍の石』で知られる作家、山本有三の没後50年に当たる。東京都三鷹市の山本有三記念館では、これを記念して「濁流 雑談 近衛文麿」を展示している(2025年5月11日まで)。

荒野生活を振り返るスコット イスラエルから

イスラエルでは、10月16日の日没からスコット(仮庵(かりいお)祭)が始まった。1週間続くこのお祭りの特徴は、家の周りやベランダ、駐車場、公園など、至る所に建てられたスカ(仮庵)という簡単な小屋だ。

ユタの霊視で全てお見通し?

沖縄独自の土着信仰として有名なのがユタだ。ユタとは御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖地で修業を積み、霊力を培った民間霊媒師(シャーマン)の総称で、そのほとんどが女性だ。

【上昇気流】名優・西田敏行さん逝く

「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったものである。夕暮れを眺める暇もなく日々、暗くなる時間が早まる。だからこそ「読書の秋」とは思うが、長い夜は寝るに限る。米大リーグの大谷翔平選手によれば、寝れば寝るほどコンディションが良くなるそうだ。

高齢教皇と教会改革 オーストリアから

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は在職中の教皇としては2番目の高齢者だ。今年12月に88歳を迎える。最高齢教皇はレオ13世で、1903年7月20日生に、93歳で亡くなった。

【政界一喝】石破氏は野党に利用されるな

石破茂首相の政権支持率が28%(時事通信社、対面調査)など極めて低い。同調査の自民党支持率は19%で、これらを足すと47%。政権は発足するや否や、いわゆる青木率(政権と党支持率を足して50%以下で政権危機)に引っ掛かった。

小野路宿・布田道を歩く

東京都町田市北部の丘陵地に美しい里山の道が残っている。先週、主宰する「街道歩きの会」の仲間と新選組近藤勇が通ったという小野路・布田道を歩いた。

【上昇気流】奥能登・人口流出への懸念

能登半島北部を記録的な豪雨が襲ってから1カ月が経過した。いまだに400人余りが避難生活を送っている。用地不足で応急仮設住宅の建設が遅れているのだ。

【上昇気流】AIの今後の展開注目

2024年のノーベル物理学賞に、人間の脳の神経回路を模倣した「人工ニューラルネットワーク(神経網)」を使って、機械が自分で学習する深層学習(ディープラーニング)の基礎を築いた米国とカナダの研究者2人が選ばれた。
人気記事
Google Translate »