空の安全への里程標 ネパールより

日本で痛ましい航空機事故があったが、ネパールでも昨年1月15日にイエティ航空機が墜落して搭乗者72名全員が死亡し、過去11年間に11件の死亡を伴う墜落事故という記録を更新してしまった。

航空会社の安全評価は低く、2013年にはネパールの全航空会社が欧州連合(EU)のブラックリスト入りとなり、以降、EU諸国への乗り入れ禁止措置が続いている。

そこへ9日、国内航空大手のヒマラヤ航空が、ネパールで初となる国際航空運送協会 (IATA)国際運航安全監査プログラム(IOSA)認証の取得を報告する記者会見をした。

ビジェイ・シュレスタ副社長は「ネパールの航空業界の前向きな変化を意味する。当社は模範を示し、安全性と運航の卓越性の新たな基準を設定できることを誇りに思う」と強調。ネパール民間航空局を代表して航空安全・保安規制総局のナビナ・カルマチャリヤ副局長は、「ネパール民間航空局を代表して、名誉あるIOSA認証を取得したヒマラヤ航空の安全に対する並外れた貢献を称賛する」と祝辞を述べた。

今回のヒマラヤ航空の一歩は、ネパール航空会社の安全基準を引き上げ、痛ましい事故をなくし、EU諸国への乗り入れ禁止解除に向かう里程標になるだろう。さまざまな課題があるかと思うが、全ての乗客が安全な空の旅を送ることができるよう、空の安全へのさらなる一歩を踏み出してくれることを期待したい。(T)

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