中南米の最新記事

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コロンビア大統領、コカイン合法化主張 「ウイスキーの方が有害」

南米コロンビアの反米左派ペトロ大統領の麻薬をめぐる発言が波紋を呼んでいる。

9日にエクアドルで大統領選挙  現職と左派の一騎打ち

南米エクアドルで9日に現職の右派ダニエル・ノボア大統領(37)の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。任期は4年。

違法伐採業者の環境破壊、罰金徴収進まず ブラジル

アマゾン熱帯雨林の保護に取り組む非営利団体の「人とアマゾン環境研究所(IMAZON)」は4日、アマゾンでの環境破壊行為に関して、検察当局が命じた罰金刑のうち、実際に支払われるのはわずか5%との調査結果を発表した。政府系ブラジル通信が報じた。

アルゼンチン WHO脱退 未成年の性別適合手術禁止も

南米アルゼンチンのミレイ大統領は5日、世界保健機関(WHO)からの脱退を表明した。さらに18歳以下の未成年者に対する性別適合手術やホルモン治療を禁止することも発表した。WHO脱退に関しては、米国のトランプ大統領が就任初日の先月20日に脱退を発表、また同28日には19歳未満に対する性別適合のための治療や手術を行うことを制限する大統領令に署名しており、トランプ氏の動きに追随した。

米国の犯罪者受け入れへ エルサルバドル 米州最大の巨大刑務所活用 国籍問わず収容

中米エルサルバドルのブケレ大統領は3日、中米・カリブ海5カ国を歴訪中のルビオ米国務長官と会談し、米国の刑務所に収監されている犯罪者を、有償で引き受ける用意があると提案した。

トランプ外交吹き荒れる中南米 不法移民送還巡って懸念も

トランプ米大統領が、中南米に対して次々と打ち出す政策が、近年のこの地域での米国の存在感と役割を大きく変えつつある。トランプ氏就任から約2週間、すでにパナマが中国の一帯一路からの離脱方針を表明するなど、バイデン政権下で薄れていた中南米での米国の存在感を見せつけている。一方、不法移民の強制送還を巡っては、一部の国で社会構造が崩れかねないとの指摘も出ており、地域経済の成長や復興に向けた支援も必要となりそうだ。

ブラジル大統領、米国が関税発動なら報復の構え

ブラジルのルラ大統領は30日、トランプ米大統領がブラジルに対して関税を課した場合、ブラジル政府が報復関税を米国にかける用意があると示唆した。

メキシコ大統領、関税回避を楽観

メキシコのシェインバウム大統領は29日、米国がメキシコに対して2月1日に発動すると警告している25%の関税導入を避けられるとの見通しを発表した。トランプ米大統領は、メキシコが不法移民問題や合成麻薬「フェンタニル」の密輸に対して十分な対応を行っていないとして、25%の関税を課すと警告してきた。

ブラジル・ロシア両首脳が電話協議

ブラジルのルラ大統領は27日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ問題などに関して電話協議を行った。また5月にロシアを訪問する意向を発表した。政府系ブラジル通信などが報じた。

米国との自由貿易促進でメルコスル脱退も示唆 アルゼンチン

南米アルゼンチンのミレイ大統領は22日、南米南部共同市場(メルコスル)と米国の自由貿易協定(FTA)交渉が進まない場合、最悪のケースとしてアルゼンチンがメルコスルから脱退することもあり得ると示唆した。

左翼ゲリラとの和平交渉を中断 コロンビア

南米コロンビアのペトロ大統領は17日、左翼ゲリラ・民族解放軍(ELN)との和平交渉を中断すると発表した。ELNは、北東部のノルテ・デ・サンタンデール県で、元左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)の残党組織に対して戦闘行為を仕掛けており、19日までに一般市民を含めて80人近くの犠牲者を出している。また、数千人の住民が避難を余儀なくされているという。

ブラジル前大統領、渡米できず トランプ氏就任式に招待

ブラジル最高裁のモラエス判事は16日、ボルソナロ前大統領のパスポート返還請求を却下する判断を下した。ボルソナロ氏は、20日に行われるトランプ次期米大統領の就任式に招待されているが、渡米はできなくなった。ボルソナロ氏は、クーデター未遂などに関与した疑いで昨年2月にパスポートを押収されていた。

前大統領の旅券返還申請を却下か ブラジル

ブラジルの検察当局は15日、ボルソナロ前大統領が求めていた旅券(パスポート)返還申請を却下すべきだとの報告書を提出した。最高裁が今後、最終決定を下す予定。

米メタ、ファクトチェック廃止は「米国限定」 ブラジル

米メタ(旧フェイスブック)が、外部第三者機関による投稿内容の「ファクトチェック」(事実確認)廃止を発表したが、ブラジル政府には当面、それは米国限定と説明していたことが分かった。ブラジルのフォーリャ紙が14日付で報じた。

ブラジル、学校での携帯利用全面禁止 ルラ大統領が署名し成立

ブラジルのルラ大統領は13日、公立と私立のいずれの学校でも携帯電話(スマートフォン)の利用を禁止する法案に署名、成立した。幼稚園から高校まで国内全ての学校が対象となる。同法案は、昨年12月までに国会を通過、後は大統領の署名のみ手続きが残されていた。グロボ紙(電子版)などが報じた。

ブラジル、5年間で100万件の森林火災を記録―干ばつ被害、昨年は史上最悪

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は12日、2020年から24年の5年間で100万件を超える森林火災がブラジル国内で発生したとの統計結果を発表した。INPEは、人工衛星を利用して、違法伐採の監視や森林の劣化や土地の利用状況などを監視している。政府系ブラジル通信が報じた。

反米左派大統領、3期目-ベネズエラ 国際社会は選挙不正指摘

南米ベネズエラで10日、独裁体制を敷いている反米左派マドゥロ大統領の3期目の就任式が行われた。任期は6年。昨年7月に実施された大統領選挙での勝利宣言に基づく就任だが、野党や欧米をはじめとする国際社会は選挙不正を指摘し、大統領就任に正当性がないと批判している。

ベネズエラ、野党指導者が一時拘束 マドゥロ大統領、3選目就任へ

反米左派マドゥロ大統領による強権政治が続く南米ベネズエラで8日、野党指導者のマリア・マチャド氏が治安部隊によって一時拘束されるも、その後解放されるという事態が発生した。ベネズエラでは、10日にマドゥロ大統領の3選目の就任式が行われる。昨年7月の大統領選挙では、事前の世論調査で野党統一候補のゴンサレス氏が圧倒的な支持率で当選確実と言われたが、選管当局がマドゥロ氏の3選を発表していた。マチャド氏は、治安部隊による拘束を恐れてここ数カ月はベネズエラ国内で身を潜めていたが、8日は首都カラカスで行われた反政府デモに参加していた。現地からの報道によると、拘束中に治安部隊から複数の動画の撮影を強いられたという。

メキシコ大統領 北米改名を逆提案 トランプ氏主張に

メキシコのシェインバウム大統領は8日、北米大陸の名称を現在の「ノース・アメリカ(北米)」から「メキシカン・アメリカ」に改名するように提案した。

米大統領就任式招待される ボルソナロ前ブラジル大統領

ブラジルを代表する保守派政治家であるボルソナロ前大統領は8日、X(旧ツイッター)で、トランプ次期米大統領から20日の就任式に招待されたと発表した。

ベネズエラとパラグアイ断交 10日 大統領就任式控え緊張

ベネズエラ政府が6日、パラグアイとの断交を発表した。パラグアイが5日、昨年7月のベネズエラ大統領選で反米左派のマドゥロ大統領と一騎打ちを演じた野党統一候補のゴンサレス氏を、当選者と認めたことが断交の理由。

中国EV工場建設で奴隷労働ーブラジル 身分証没収 給料差し押さえも

中国電気自動車(EV)最大手の比亜迪(ビーヤーディ)(BYD)は、2024年度の世界販売台数で427万台と躍進、業界の話題を集めている。ブラジルは、BYDの海外最大市場に成長し、昨年は7万6713台が売れた。一方、同社がブラジルに建設している工場では、中国人労働者に対する「奴隷労働」が社会問題となり批判を集めた。ブラジル法務公安省(旧労働省)が「国際的な人身売買に相当する」とまで言及、BYDの躍進に冷水を浴びせる事態となっている。

森林火災46%増、過去最悪 9割以上、農地開発の放火―ブラジル

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は1日、昨年のブラジルにおける森林火災が、2010年に観測を開始して以来最悪となる27万8229件を記録したと発表した。INPEは、人工衛星を利用してブラジル国内の森林火災や違法伐採などを監視している。

スペインに亡命中の元大統領候補に懸賞金 ベネズエラ

ベネズエラ政府は2日、スペインに亡命中のエドムンド・ゴンサレス元大統領候補の逮捕につながる情報に対して、10万㌦(約1550万円)の懸賞金を出すと発表した。

外国人観光客が記録的な年に ブラジル

ブラジル・リオデジャネイロのホテル協会は12月31日、大晦日(おおみそか)の市内ホテル稼働率が96%以上を記録していると公表した。

トリニダード・トバゴで非常事態宣言、武装ギャング対策

カリブ海のトリニダード・トバゴで、政府は30日、武装ギャングによる治安悪化への対応に、非常事態を宣言した。

奴隷労働問題で中国BYDへのビザ発給停止へ ブラジル

ブラジル外務省は27日、中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)に対して労働ビザの発給を一時停止すると発表した。

運河の管理権交渉を拒否 パナマ大統領 トランプ氏の批判一蹴

中米パナマのムリノ大統領は26日、パナマ運河の通航料の引き下げや管理権返還などを米国のトランプ次期大統領が求めていることに対して、交渉の余地を否定するとともに同運河の運営に中国が関与しているとのトランプ氏の指摘も一蹴した。

ブラジル、中国EVの工場建設で奴隷労働 作業員163人保護

ブラジル連邦警察などは23日、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)がブラジル北東部バイア州に建設中の工場を急襲し、現場で「奴隷状態」で働いていた中国人作業員163人を保護した。検察当局は同日、建設の停止を命じた。ブラジルのフォーリャ紙(電子版)などが報じた。

ブラジル北東部で橋が崩落、16人行方不明

【サンパウロ綾村悟】ブラジル北東部で22日、マラニョン州とトカンティンス州を結ぶ橋が崩落し、1人が死亡、16人が行方不明となっている。現地警察当局が23日に発表した。

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