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早苗、絶好調! 内閣と党支持率の乖離に不安

ポピュリズム(大衆迎合主義)が横行する時代に、自民党が衆参両院で失っている「過半数」を奪回しようとすれば、カオの見えない大量の無党派層を味方に付けなければならない。結党70年を迎えた老舗政党にとってはこれが存外厳しい道なのである。憲政史上初めて誕生した女性宰相は、その悲願の半分を達成したと言える。

自維政権の行方 「難産の子」はよく育つか?

世の男どもは、一瞬、背筋が凍り付いたのではないだろうか。26年もの間、雨の日も嵐の日も助け合って歩いてきた「糟糠(そうこう)の妻」が、いきなり「あなたとはこれ以上一緒には暮らせません」と「三行半」を叩き付けたからである。兆候はあった。だが、亭主の方は「どうせ踏まれても蹴られてもついてゆきます下駄の雪さ」と嵩を括っていたのである。

少々難あり総裁選 心許ない「少数与党」からの脱却

来月4日に選出される新しい自民党総裁の使命はただ一つである。衆参両院ともに「少数与党」に陥落している勢力を「過半数」に回復させることに尽きる。

第三の敗戦か 生かさず殺さずの米戦略

その朝、竹下登はゴルフ支度で朝食の膳についていた。佐藤栄作を師と仰ぐ竹下は、その帝王学とともに「淡島(佐藤の住所)に特ダネなし」という嬉しくないしきたりをも引き継いでいた。そのせいか、夫人を囲んで麻雀をしに来る記者はいても夜討ち朝駆けを重ねる記者はほとんどいなかった。この朝も朝日新聞政治部の記者が膳をともにしているだけだった。

「負けの石破」 国益ファーストを念頭に

その理非はともかく、この国はポピュリズム(大衆迎合主義)の真っただ中で漂流しているらしい。メディアが「石破は怪しからん」と音頭を取れば民意は右に左に怒涛のように揺れ動く。

少数与党の旨味

プロ野球の名将・野村克也は「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」と断じた。東京都議選も然りである。乱立では勝敗定かでない1人区から3人区で都民ファーストの会が候補を擁立したすべての選挙区(中央、文京、墨田、渋谷、中野、豊島、北区、立川市等)に国民民主党は手を出さなかった。結果、都民ファーストの会は20勝し、議席を得られなかったのは千代田区と西東京市のみである。

怖ろしい食い物の恨み

古事記や日本書紀に「豊葦原瑞穂の国」という記述が出てくる。「瑞々しい稲穂が稔る国」という意味である。言うまでもない。わが日本国のことである。

「トラの心」と秋の空

落ち目の超大国アメリカを率いるドナルド・トランプが「グレイト・アゲイン」を賭けて放った勝負手「関税戦争」が世界を翻弄している。ディール(取り引き)が絡んだから関税が猫の目のように変転する。「女心と秋の空」ならぬ「トラの心と秋の空」である。

予算成立という危機

宰相・石破茂の生殺与奪の権を握っているのは野党ではない。野党の手柄争いは東京都議選(6月22日投開票)、参院選(7月20日投開票)で議席を一つでも多く増やすことにある。下手に「石破降ろし」を仕掛けて新宰相にしてやられては堪らない。森喜朗の後を襲った小泉純一郎旋風の二の舞は御免というわけである。いかに干支(えと)に因んだと言っても「藪蛇」になったのでは洒落にならない。

「大連立」あるある 国民民主党さえ手放さなければ

65年前、時の宰相・岸信介が日米安全保障条約(旧安保)の改定を強行した。いまにも戦争に巻き込まれるという無責任な扇動に人心は乱れに乱れた。明日にも「革命」が起きそうな空気さえ漂った。俗にいう「60年安保」騒動である

執行猶予付きの窮地

中曽根康弘は己を「歴史法廷で裁かれる被告」と位置付けた。国鉄の分割・民営化などを断行した宰相と、少数与党を率いてよろよろ歩いている宰相・石破茂とを比較するのは酷ではある。だが、敢えて論じれば石破は「第一審で参院選までの9カ月の執行猶予付き有罪判決を食らった身」と言えないこともない。参院選までに改悛灼(あら)たでなければ厳しい刑の執行が待ち受けている。与野党の攻防如何(いかん)ではそれ以前にも衆院選があり得るし、衆参ダブル選もあり得る乱世である。

築城10年落城3日

幾星霜を経て伊勢物語の作者が甦(よみがえ)ったら、やはりこう書き出すだろう。「昔男ありけり」。その主人公は、色男の在原業平ではなく剛腕で鳴らした小沢一郎になるだろう。20年余にわたる田中角栄、竹下登、金丸信という「田中支配」の中核に盤踞して「田中派に非(あら)ずんばヒトに非ず」と傍若無人に振る舞った超実力者である。

いつもドラマチック 「石破新党」封じ込め大作戦

宰相・岸田文雄が総裁選で最も怖れたのは与野党による政権交代ではない。いまの野党の体たらくからすれば政権は取り返せる。だが、石破茂が「岸田の続投許さず」を旗印に離党し「石破新党」を結成すれば、来夏の参院選や来年10月の衆院議員の任期満了までには断行せざるを得ない衆院選に「勝てっこない」と大挙して追随する動きが出ることだった。
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