韓国紙セゲイルボを読む

軍・民の接触を一切禁止した北朝鮮

北朝鮮が軍人を対象にした密輸品流入を禁止するという目的で、軍人と民間人との一切の接触を禁止している。ラジオ自由アジア放送(RFA)によれば、北の朝鮮人民軍総政治局は先月12日、「部隊の許可なく住民と接触した軍人を処罰する」という内容の指示文を各部隊に発令した。

【韓国紙】主要施設に韓国語表記がある日本

東京から成田空港へ行く空港バスの座席に日本語、英語、中国語と共に韓国語の案内文が記されていた。「安全ベルトを閉めて下さい」。シートベルトを締めろという意味なのはすぐ分かるが表現が全く変だった。「やるならちゃんとしなきゃ」と苦笑いが出た。

“勝てば満点”の論理がはびこる政治

「総選挙勝利こそが革新ではないか」。今年6月、会食の席で野党「共に民主党」のある幹部からこういう話を聞いたことがある。

現実味を帯びる“ピークコリア”論

「桜の花は最も華やかな時に散る」。米国の東アジア国際戦略分析家ブラッド・グロッサーマンは4年前の著書『ピークジャパン』で日本の運命を桜の花になぞらえながら、2010年代、第2期安倍晋三政権の時に国力が最高頂に到達し、それ以後、衰退の道を歩くことになると予想した。

【韓国紙】メガシティ政策と地方自治体の革新

与党が金浦市とソウルを統合するメガシティ政策を発表し、野党から総選挙のための政治的ポピュリズムだという批判を受けている。

高麗仏像「観世音菩薩坐像」は日本の手に

日本対馬の観音寺にあったが窃盗犯によって韓国内に持ち込まれた高麗時代の仏像「観世音菩薩坐像」の所有権が7年の訴訟の末に日本のものであることで落ち着いた。

【韓国紙】国際連盟の最期を想起させる国連の現状

国際連合(国連)安全保障理事会の常任理事国に拒否権を付与する案は1945年2月のヤルタ会談で決定された。スターリン・ソ連共産党書記長が強く要求したと伝えられている。チャーチル英首相は「第2次世界大戦回顧録」で「(拒否権導入の)結果は後世が判断するだろう」と書いた

【韓国紙】日本内の韓国文化財 長く絡み合う因縁の証拠

「これ何? 本当に素晴らしい」今月1日、福岡の九州国立博物館で出会った60代の夫婦は、展示品を見ながら話をしていた。見ていた作品は知恩院所蔵の「五百羅漢図」だった。高麗・朝鮮時代の仏教美術品48点を集めた特集展示「うるわしき祈りの美―高麗・朝鮮時代の仏教美術」の展示品だ。

【韓国紙】韓国文化との接触点にはいつも韓国語

今年初め、カナダのある大学にしばらく滞在した時に経験したことだ。当時、日本、タイ、メキシコなどのさまざまな国から来た学生たちと親しくなる機会があった。彼らは私を韓国語で「オンニ(姉さん)」と呼んで、たびたび韓国アイドルの「オッパ(兄さん)」と「オンニ」について、そして韓国文化と週末に行く予定の韓国レストランの料理名などを尋ねたりした。

【韓国紙】核燃料再処理や原潜を保有できない韓国

原子力発電所を輸出する6カ国中、使用済み核燃料の再処理とウラニウムの20%以上の高濃縮権限がない唯一の国。原発がない豪州も保有することになる原子力潜水艦(原潜)を持つことができない国。原発技術強国、韓国の残念な現実だ。

「ジャンボリー」に見る責任負わない社会

重要な行事が行われた後は成功と失敗を顧みるものだ。それが必ずしも“惨事”でなくてもだ。それでこそ過ちは反省し、良くやったことは刻んでおくことができる。次の行事を成功させる土台がそこから出てくる。

民主党は朝中露と価値連帯関係か

米キャンプデービッド首脳会談(8月18日)で導き出された韓国・米国・日本の協力体に対する国際社会の評価は高い。北朝鮮の核・ミサイルの脅威に3カ国がワンチームになって対応するので、拡大抑止力が強化されたということだ。

(福島第一原発)“汚染水”(処理水)問題をエネルギー協力の契機に

8月24日から福島第1原発の汚染水(注・処理水)の太平洋への放出が始まった。争点の核心は「信頼」である。民主的言論が作動しない中国はともかく、韓国と日本だけを見れば二つの極端な立場が存在する。

【韓国紙】“汚染水”(処理水)放出 韓国民の不安解消措置を

岸田文雄首相は韓米日首脳会談が終わるや否や福島第1原発を訪問したのに続き、漁業協同組合関係者たちに会った。この席で汚染水の安全性と漁民被害対策を説明したが、24日ごろの汚染水放出強行のための事前措置とみられる。

韓米日首脳会談で3国協力関係強化へ

18日に米国で開かれる韓米日首脳会談で採択されると見られる「キャンプデービッド原則」は尹錫悦政権になってもたらされた韓日関係の解氷局面を利用して、3国協調を強化し、後任の政権で関係が再び悪化することがないように釘(くぎ)を刺す意味を持つ。

ジャンボリーの失態が韓国に与える鞭

ジャンボリーは1920年に英国で創立された世界の青少年の代表的活動だ。ジャンボリーという言葉は北米先住民の「愉快な宴(うたげ)」または「楽しい遊び」という意味に由来する。

外交の表舞台から消えた北朝鮮

毎年夏、その年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国で開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)をはじめとするASEAN関連のさまざまな外相会議には韓国、米国、日本、中国、ロシア、欧州連合(EU)の外相らが参加する。

【韓国紙】狂牛病の前轍踏む“汚染水芸能人”

2008年の狂牛病事態は韓国社会が怪談(偽情報)にどれほど簡単に“感染”する体質なのかを見せた。同時に科学はパンデミックのように広がった怪談を退治する最上のワクチンであることを立証した。

【韓国紙】「私たちは本当に最善を尽くしたか」まれにみる大雨災害

前例のない豪雨に気の毒な死が相次いでいる。中央災難安全対策本部によれば18日午前6時現在、豪雨による死亡・行方不明者が50人に達する。何よりも忠清北道の五松地下車道の惨劇は言葉を失わせた。

【韓国紙】“偽科学”で国際機関は否定できない

国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が訪韓日程を終えた。深夜の入国からして恥ずかしいほど粗雑だったし、巨大野党との会合もそれに劣らず荒かった。ひたすら日本に対する感情的拒否感と総選挙戦略のために国際機関の長を冷遇する過程で大韓民国の国の品格と国家利益は完全に失われてしまった。

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