上昇気流の最新記事

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台湾獅子舞が能登復興応援【上昇気流】

能登半島地震からの復興を支援しようと、5月3~5日に石川県七尾市で行われる国の重要無形民俗文化財・青柏祭(せいはくさい)に台湾の伝統芸能「台湾獅子舞」が参加し、祭礼を盛り上げることになった。

人型ロボットのマラソン【上昇気流】

中国の北京で人工知能(AI)搭載の人型ロボットのハーフマラソン大会があった。中国メーカーなどから約20体が参加し、数体が完走したという。沿道の市民から声援を受ける様子がTVニュースに流れていた。

木を見て森を見ず【上昇気流】

春と言いながら寒い日が多かったが、このところ夏日も続き、ようやく落ち着きを取り戻した感がある。これに慣れて体調を整えないと大変だ。今度は早めの熱中症に警戒との予報も出る。

タケノコとタンポポ 【上昇気流】

最近、知人から山で収穫したばかりのタケノコをもらった。ビニールの包みを外すと土の匂いがした。店で売っているような形のいいものではなく、角笛のように曲がっている。

英最高裁の常識とバランス【上昇気流】

「2010年平等法における女性と性別の用語は、生物学的女性と生物学的性別を指す」――。トランスジェンダーを法的にどう扱うかが争われていた裁判で、英最高裁が「女性は生物学的女性」という判断を下した。ジェンダー、性別論争に一石を投じるものだ。

江戸園芸の拠点、染井【上昇気流】

4月中旬から5月初めにかけては、花々が一斉に咲き競う時期。東京都立神代植物公園の「花のイベント情報」にはサクラ類、ツツジ類、ボタン、フジ、シャクナゲ、ハナミズキ、ハンカチノキの名が挙がっている。

2025年の「予言」【上昇気流】

トランプ米大統領が就任して3カ月が経過し、世界の風景は随分変わった。それで2025年の「予言」を思い起こした。

仮設住宅に支援施設【上昇気流】

週に1、2回は入る駅前の喫茶店。客のほとんどは地元の人で常連客も多い。中には恐らく毎日のように来店していて、行けば必ず出会う客もいる。顔馴染(なじ)みの客同士が挨拶し合う姿も見られる。

「聖と俗」の接点【上昇気流】

カトリックといえば世界で約13億人の信者を持つキリスト教の巨大宗派だ。その最高位聖職者で精神的指導者でもあるローマ教皇をテーマにした映画「教皇選挙」(2024年)と「2人のローマ教皇」(19年)を観た。

監督と俳優との闘い【上昇気流】

2013年に亡くなった俳優の三國連太郎について「一匹狼というか、撮影現場で監督をへこますとかいった言動が多かった」と息子の佐藤浩市さんが語っている(宇都宮直子著『三國連太郎、彷徨う魂へ』文春文庫、近刊)。

インドの大地にE10系の雄姿【上昇気流】

いまから9年前の2016年の1月、気流子はインド西部アーメダバードからムンバイ行きの急行列車に乗った。まだ暗いうちに駅舎に足を踏み入れると、客の多くが駅舎の床に毛布を敷いて寝転んでいた。

森敦の弟子、大栗道榮さん【上昇気流】

山形県鶴岡市の山里に真言宗注連寺がある。ここを舞台にした森敦の小説『月山』は、1974年に芥川賞を受賞した作品だが、既に著者は62歳で「老新人作家」と言われた。

国会論議の「置き去り」【上昇気流】

新学期に入って、こんなニュースが報じられた。「都営バス内に女児置き去り」(読売)、「下校バス、小1降ろし忘れ」(福島民友)。東京都荒川区の女子児童と福島県会津坂下町の男子児童が見舞われた災難である。

春の緑道の命の輝き【上昇気流】

自宅近くにある緑道を久しぶりにゆっくり歩いた。桜はほぼ散って若葉が萌(も)え出ている。見上げると若葉の黄緑色が日に透かされて美しい。開幕した大阪・関西万博のテーマではないが、命が輝いていると思った。

万博が夢洲で始まる【上昇気流】

大阪・関西万博が大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で始まった。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で「未来社会の実験場」という位置付けだ。「いのち」と水は大いに関係がある。生命体は水の中から生まれ、血液の約90%は水。水のある所には生命が存在する可能性が高い。

離島防衛へ確かな一手【上昇気流】

離島とくに南西諸島の有事を想定し、迅速に部隊、車両、物資を運ぶ自衛隊海上輸送群が発足した。陸海空3自衛隊による共同輸送作戦は、先の統合作戦司令部が発足したのに伴う大きな試金石だ。

スマホ世代の洋上勤務【上昇気流】

いまや日本中ほぼどこへ行ってもスマートフォンなどでインターネットに接続できるようになった。しかし、海の上となると必ずしもそうはいかない。これが人材確保に苦慮する海上保安庁の課題だった。

サクラとアーモンド【上昇気流】

東京都調布市にある都立神代植物公園にサクラの花を見に行った。中央にある芝生広場の北側の道がサクラ並木でサクラ園もある。ソメイヨシノが多いが、ヨコハマヒザクラ、ヤエベニシダレなど見応えがあった。

石破首相、どうしました?【上昇気流】

「どうしました」。漢字では「如何しました」と書く。どんな時に使うのか。辞書を見ると「相手に何事かあったのかと尋ねる際の表現」(実用日本語表現辞典)とある。英語では「What happened?」。この言葉を考えてみた。

安倍元首相が存命なら…【上昇気流】

トランプ米大統領が発表した「相互関税」の大津波が世界中に押し寄せている。日本も例外ではなく、適用除外が受け入れられなかったのは、何より石破茂首相とトランプ氏との個人的関係が築かれていないためとの見方が専らだ。

高校授業料の無償化【上昇気流】

2026年度からの高校授業料の無償化について与野党で合意された。無償化は家庭の教育費負担を軽くする目的があり、保護者にとっては大変ありがたいものだ。しかし、生徒に対する教育効果をどれだけ高めるかは未知の部分が少なくない。

「車関税」は米国の叫び【上昇気流】

1980年代末に米国ワシントンに赴任していた頃、取材でウェストバージニアに行ったことがある。途中、街中で車のボンネットから煙が出始めた。急ぎ降りて調べていると、近所の白人男性が「どうしたんだ」と声を掛けてきた。

黙って耐えていた朝礼【上昇気流】

小学校の時代、朝礼があった。毎週月曜と木曜だったと記憶している。校長の話があった。6年間同じ学校に通ったが、今でも覚えている話は1件を除いて何もなかった。その1件というのは「小学校の先輩が日本銀行総裁になった」という話。校長は「街中の銀行ではなく、国の銀行の総裁になった」というふうに言った。

大塚栄一さんを悼む【上昇気流】

「よろこびて鮎の塩焼食ふ母の衰えしるくおほかたこぼす」――。新潟県魚沼市の公園にある歌碑に刻まれた大塚栄一さんの歌だ。小紙「世日歌壇」の選者を平成8年から25年まで務めた歌人で、先日逝去された。

地球のプレート恐るべし【上昇気流】

ミャンマーの大地震には驚かされた。何せ200㌔にわたって岩盤がずれ動いたという。ユーラシアプレートとインドプレートの境界での「横ずれ断層型」で、内陸部地震は局地的との既成概念が打ち破られた。プレート恐るべし、である。

戦後80年の桜に思う【上昇気流】

満開の予報に促され、東京・九段の靖国神社、千鳥ケ淵の桜を観(み)てきた。花曇りの中ではあったが、多くの人で賑(にぎ)わっていた。気象庁が指定した標本木の周りには人垣ができていた。

iPS細胞の臨床研究【上昇気流】

慶応大は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った神経のもとになる細胞を、脊髄が傷つき運動麻痺(まひ)などを引き起こす患者4人に移植する臨床研究を終了したと発表した。世界初の試みだ。

政治の責任増す「統合作戦」【上昇気流】

陸海空の3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」が発足した。これまでバラバラとは言わないが、3自衛隊それぞれが単独で防衛に当たらざるを得なかっただけに、統合で作戦を行える体制になったことは大きな前進だ。

桜のような生涯の詩人【上昇気流】

気象庁は24日、東京の桜の開花を宣言した。それから春らしい天候となり、ここ数日で見頃になっている。薄着をしても汗ばむような陽気で、つい先日まで寒さに震えていたのがうそのようだ。

韓国で文化遺産焼亡の危機【上昇気流】

約2900㌶を焼失した岩手県大船渡市の山林火災が収まったかと思うや、今度は愛媛県今治市や岡山県で大規模な山火事が発生している。日本より空気が乾燥している韓国でも、大変な山火事被害に見舞われている。

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