うちなータイムの原因は?

沖縄

沖縄には「うちなータイム」という言葉がある。沖縄独自の時間感覚を表すもので、飲み会や集会などの行事が予定より遅れて始まることや、遅刻してくる人が多いことを指す言葉だ。

こう聞くと、沖縄の人はみんな時間にルーズなのかと思われそうだが、実際に筆者が沖縄の人々と仕事をする際、基本的に時間は守られていると感じる。

しかし、食事会や急な会合などではやはりちらほら遅れてくる人がいる。この「うちなータイム」には、沖縄ならではの理由が幾つか存在していると考えられる。その原因を筆者なりに考察してみた。

一番大きな要因として考えられるのは深刻な交通渋滞だ。マイカー移動が基本の沖縄において渋滞は日常茶飯事となっている。特に朝夕は通・退勤ラッシュが発生し、本来の2倍近く移動に時間を要することがある。このため抜け道を熟知していなければ、遅刻する可能性は高まる。

もう一つは天候だ。天候の変化が激しい沖縄では、さっきまで晴れていたと思ったら、急に激しいスコールに見舞われることがある。大抵15分から30分ほどでおさまるのだが、その間どこかで雨宿りをした場合、やはり遅刻してしまう。

これらに対しては、余裕をもって出発することである程度予防することは可能だ。しかし、やはり最後の要因として、県民性が関わってくるのかもしれない。

沖縄には「なんくるないさ」(なんとかなる)や、「てーげー」(適当、いい加減)という言葉がある。この言葉通り、遅刻しても“なんとかなる”という空気感があるのは事実。本土にいた頃から集合時間に遅刻しがちだった筆者にとって、沖縄は住み心地がいい。

(K)

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