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IAEAがイラン攻撃にお墨付き? ハマス・ヒズボラは弱体化

イスラエルによるイラン攻撃開始前日の12日、国際原子力機関(IAEA)はイランの核計画が不透明なうえ、「IAEAの核監視業務に協力する義務に違反した」と認定する非難決議を賛成多数で採択した。すなわち、イランの核開発が国際機関によって改めて「問題あり」とされた。

イスラエル イランに大規模攻撃 全土に非常事態

イスラエル軍は13日未明(日本時間同日朝)、イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設や軍事施設などを標的とした大規模な空爆を開始した。

イスラエル 人質帰還求め各地でデモ ハマス襲撃から600日

イスラエルとイスラム組織ハマスの戦争は5月28日、ハマスによる襲撃と開戦から600日目を迎えた。テルアビブやエルサレムなど全国各地では、今もなおパレスチナ自治区ガザで拘束されている人質の家族ら数千人がデモ集会に参加し、解放と戦争終結を呼び掛けた。一方、イスラエル政府は、45万人の予備役招集を承認した。

シリア首脳と米大統領が会談 イスラエルと国交正常化合意も

トランプ米大統領は5月14日、サウジアラビアの首都リヤドで、シリアのシャラア暫定大統領と会談し、アラブ諸国とイスラエルとの国交正常化合意(アブラハム合意)にシリアも参加するよう呼び掛けた。報道によると、イスラエルとシリアは秘密裏に協議を行っているという。(エルサレム森田貴裕)

イスラエル軍 シリアで空爆強化、地上侵攻

イスラエルが4月初旬、シリアで空爆を強化し、地上侵攻を行った。2024年12月のシリアのアサド政権崩壊によって、シリアにおけるイスラエルとトルコの利害の対立が生じ、両国の関係を巡って衝突の危機が迫っている。

ガザ停戦、2カ月で終了 住民が異例「反ハマス・デモ」

イスラム組織ハマスとイスラエルの停戦延長交渉が決裂し、3月18日、イスラエル軍による大規模作戦が再び開始され、約2カ月続いた停戦は終了した。パレスチナ自治区ガザでは、住民がハマスに対し異例の抗議デモを行った

米軍 イエメン空爆 フーシ派は空母に攻撃

米軍が3月中旬、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を標的とした大規模な空爆を開始した。米国は、フーシ派が紅海で船舶などに攻撃を仕掛けていることへの措置だとしている。一方のフーシ派は報復として、米空母を攻撃。中東地域の緊張が一段と高まっている

アラブ連盟 ガザ再建計画を採択 米・イスラエル 「安全の保証なし」と拒否

アラブ連盟(21カ国・1機構)は4日、エジプトの首都カイロで緊急首脳会議を開き、エジプト主導のパレスチナ自治区ガザの再建計画について議論し、採択した。トランプ米大統領が2月に提案したガザ地区の住民移住による復興構想の代替案に対して、米・イスラエルは安全の保証がないとして断固拒否した。

米・イスラエル首脳、サウジ正常化を協議 イラン包囲網構築へ

イスラエルのネタニヤフ首相は4日、米首都ワシントンのホワイトハウスでトランプ大統領と会談した。トランプ政権の重要優先事項として、イスラエルとサウジアラビアの国交正常化の可能性について話し合われた。トランプ氏は、イスラエルとサウジとの和平を実現し、敵対するイランの核武装を阻止する構えだ。

「停戦合意」は危険な前例

イスラエルの停戦合意が発効すると、ハマスのテロリストは、戦闘服と緑のヘッドバンドを身につけ、もはや民間人を装うこともなく、何百万㌦もかけて掘ったトンネルから出て、武器を高く掲げ、車でガザの通りを走り抜けた。

イラン、ロシア製最新戦闘機を購入

ドイツ民間ニュース専門放送局ntvによると、イランはロシア製最新戦闘機スホイSU―35を購入したという。同情報はイラン革命防衛隊(IRGC)関係者が1月27日、同国の国営通信社「学生ニュースネットワーク」に語ったものだ。ただし、同戦闘機が既にイランに輸送済みか否かについては、明らかにされていない。

ガザ6週間停戦、人質解放へ ハマスは勢力を増強

米国やカタールなどの仲介で、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦が1月19日に発効した。ハマスはパレスチナ自治区ガザで拘束していた人質を解放し、イスラエル側は収監していたパレスチナ人囚人を釈放した。ガザ地区では、人道支援物資を載せたトラックが入る一方で、ハマスが勢力を増強している。

レバノン停戦終了間近 イスラエル軍、駐留続行か

イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの停戦終了の期日が間近に迫っている。イスラエル軍は、レバノン南部でヒズボラの隠された軍事インフラの発見を続けている。

長距離攻撃の応酬激化 イスラエル、テロ組織指導者標的

イスラエル軍は12月26日、イエメンの首都サヌアにある国際空港など親イラン武装組織フーシ派の拠点に空爆を実施した。一方のフーシ派は、イスラエルに向けて弾道ミサイルの発射を続け、その頻度を増しており、双方の攻撃の応酬が激しくなっている。

イラン「第2のシリア」となるか

外電が15日テヘラン発で報じたところによると、イランのマスード・ぺゼシュキアン大統領は議会で可決されたヒジャブ(スカーフ)法に拒否権を行使し、国家安全保障会議に判断を委ねた。

シリア情勢に慎重な見方 EU外相

欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相、前エストニア首相)は、仏日刊紙フィガロのインタビューで、シリアのアサド政権崩壊について「シリアの将来は希望に満ちているが、内戦、過激化、少数派への迫害、報復が起こらないことを確認する必要がある」と慎重な見方を示した。

アサド政権崩壊、中東でのロシアの影響力低下へ

ロシアが最大の後ろ盾となっていたシリアのアサド政権が崩壊した。ウクライナ侵攻に集中するロシアにはアサド政権を助ける余力はなく、見捨てた形となった。シリアには、地中海や中東、アフリカにおけるロシアのプレゼンスを支える在外基地があるが、これらを失う可能性は高い。

停戦合意も非難の応酬 イスラエル、ヒズボラ施設を空爆 レバノン南部

昨年10月から戦闘を続けるイスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが60日間の一時停戦で合意した。イスラエルは今後、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマス壊滅と人質解放に向け注力する構えだ。

ハマス急襲400日 人質解放交渉進まず イスラエルは強硬姿勢

イスラム組織ハマスによる昨年10月のイスラエル急襲で始まった戦争は400日が経過した。ハマスの壊滅を目指すイスラエルは、依然としてパレスチナ自治区ガザで軍事作戦を続けているほか、レバノン南部でも攻撃を強めている。ネタニヤフ首相は、ハマスへの対応を巡って対立していた国防相を解任し、強硬姿勢を貫く構えだ。

イスラエルがイラン空爆 全面戦争の可能性指摘も

イスラエルが10月下旬、イランの軍事施設を標的に空爆を行った。報復を警告するイランは、イスラエルに対して既に2度の大規模な弾道ミサイル攻撃を行っている。今後も攻撃の応酬が繰り返される恐れがあり、イスラエルとイランの間で緊張が高まっている。

ハマス、最高指導者殺害も抗戦主張 イスラエルはガザ攻撃継続

イスラム組織ハマスの壊滅を掲げるイスラエルのネタニヤフ首相は17日、ハマス最高指導者シンワル氏を殺害したと発表した。ガラント国防相はハマスに対し、人質を解放して降伏するよう呼び掛けた。一方のハマスは、徹底抗戦の構えだ。

国連部隊、イスラエル軍を非難 2日間で5人負傷

レバノン南部イスラエルとの国境沿いの監視に当たる国連レバノン暫定軍(UNIFIL)のアンドレア・テネンティ報道官は12日、同地域で2日間に5人が負傷、少なくとも2人はイスラエル軍の攻撃によるものとした上で、「非常に憂慮すべき」であり、「国連決議1701号、国際法の違反」と非難した。

アフリカ移民、増え続ける死者「サハラ・地中海が集団墓地に」

世界各地で不法移民が問題となる中、アフリカからも紛争や貧困などさまざまな理由で国外に脱出する人も多い。小船で海を渡るなど危険な手段で行われることが多いため、途中で命を落とすケースが後を絶たない。

レバノン UN暫定軍が機能不全 イスラエル軍 地上侵攻で

イスラエルとレバノン間の軍事衝突が激化する中、レバノン南部に展開する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の監視任務が機能不全に陥っている。同暫定軍を現地取材するフランスのメディアが報じた。

ヒズボラ「攻撃で罰を与える」 レバノンで通信機器爆発

レバノン各地で2日連続で通信機器が相次いで爆発し、多数の死傷者が出た。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、敵対するイスラエルによるものと断定し、報復を宣言。イスラム組織ハマスとの連帯を示すヒズボラとイスラエルの攻撃の応酬が激しさを増し、全面戦争の懸念が高まっている。

ガザ最南部のハマス全大隊「壊滅」シリアでも攻撃 イスラエル軍

イスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファを拠点としていたイスラム組織ハマスの4個大隊全てを壊滅させ、同市街地を完全に制圧したと表明した。イスラエルのメディアが同日、報じた。

イスラエル首相、ガザ「回廊」への軍駐留継続 停戦近くない

イスラム組織ハマスの壊滅を目指すイスラエルのネタニヤフ首相は9月初め、記者会見を2回開き、パレスチナ自治区ガザ南部とエジプトの境界沿いの「フィラデルフィ回廊」と呼ばれる緩衝地帯について、安全保障上不可欠だとして、イスラエル軍の駐留を続けると主張した。人質解放と停戦を巡る交渉に向けては、ハマスとの溝は依然として埋まらない状況だ。

イラン、イスラエル攻撃先延ばしか ヒズボラは報復を開始

イスラエルがイランやその代理勢力による攻撃を警戒する中、イランの革命防衛隊は対イスラエル攻撃の先延ばしを示唆した。一方、レバノンのイラン系イスラム教シーア派組織ヒズボラは25日、イスラエルに大規模攻撃を開始したと発表した。イスラエル北部で緊張が増している。

イランへの核兵器拡散阻止を

中東の緊張が高まり、ハマスの指導者イスマイル・ハニエ氏を殺害したイスラエルをイランが攻撃する可能性が出てきたことから、域内の紛争がさらに拡大するのではないかとみられている。この戦いの一方の当事者イランは、ミサイルや核技術を拡散してきた北朝鮮と協力関係にある。

イスラエル支援停止を要求 親パレスチナ2万人デモ 民主党大会会場周辺

米民主党大会初日の19日、親パレスチナ系団体などが、会場近くで大規模なデモ行進を行い、同党の大統領候補のハリス副大統領らにイスラエル支援をやめるよう訴えた。

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