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辻邦生生誕100年【上昇気流】

今年はフランス文学者で作家の辻邦生の生誕100年。山梨県立文学館では4月から6月、「時空を旅する作家」と題して特設展が開催された。山梨県笛吹市は父祖の地で、ここを舞台にした小説『銀杏散りやまず』がある。

関税合意をフォローせよ【政界一喝】

急転直下の日米関税合意が、赤沢亮正・経済再生担当相を通じ、トランプ米大統領との間でなされ、大々的に発表された。

古くて新しいエルサレム イスラエルから

エルサレム市内の景観がどんどん変わっている。市の中心街を歩いてみると、工事中の場所が多い。看板を見ると、ホテルだったり高層マンションだったりする。

世界人権宣言は読んだ?【上昇気流】

「『憲法読んだことある?』参政党の女性議員 参院選前日の『国の最小単位は個人ではなく家族』発言に寄せられていた批判の声」――。ネットでこんな記事が目に入った(「女性自身」25日配信)。

悩ましい「国連都市」改修費 オーストリアから

アルプスの小国オーストリアの首都ウィーンのドナウ沿いには国連都市がある。イランや北朝鮮の核開発問題でメディアに頻繁に登場する国際原子力機関(IAEA)の他、国連薬物犯罪事務所(UNODC)、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会などの専門機関が入っている。ウィーンっ子は「国連シティー」と呼んでいる。

「末恐ろしい」力士が続々【上昇気流】

4年ぶりに東西の両横綱が揃(そろ)い、IGアリーナ(愛知国際アリーナ)のこけら落とし場所としても注目された大相撲名古屋場所。終わってみれば賜杯は平幕琴勝峰が手にしていた。

【昭和100年を読む】田中角栄著『日本列島改造論』 今に通じる構想と提言

昭和47(1972)年7月5日、田中角栄は佐藤栄作首相の後継を選ぶ自民党総裁選でライバル福田赳夫を退け、自民党総裁に選ばれ、第64代内閣総理大臣の座に就いた。総裁選直前の6月、田中が自身の看板政策をまとめ日刊工業新聞社から出版したのが『日本列島改造論』だ。

政治への熱量に圧倒 台湾から

台湾社会は今、野党立法委員の罷免の話題で持ち切りだ。罷免に強く賛成する人たちは中国が民主主義を利用して、台湾を転覆させようとしていると訴え、反対する人は与党側による政治闘争の一環だと主張している。罷免のために選挙が行われることになるため、税金の無駄遣いでしかないと言い切る人もいる。

H2AからH3へ移行【上昇気流】

この20年以上わが国の主力ロケットとして数々の人工衛星を宇宙に運んできたH2Aロケット。しかし最近の衛星は大型化し打ち上げ能力や高価格が問われ、約半額の打ち上げ費用を目指すH3ロケットに移行されることになった。なかなか感慨深い。

「石破辞めるな!」 官邸前デモ、左派が応援

昨年の衆院選、先月の都議選、そして参院選で3連敗した石破茂首相の退陣を求める声がが自民党内で高まる中、石破首相を激励するデモが25日夜、東京・永田町の首相官邸前で行われ、約1200人(主催者発表)が参加した。首相に対し、続投を求めて激励するデモ活動が行われるのは異例。

蝉たちの沈黙

今年は蝉(セミ)が鳴かない。筆者の住む東北地方南部では毎年、6、7月頃になると、朝と夕方、ヒグラシが鳴き始める。哀愁漂うあの鳴き声は日本人の心に沁み入り、夏の始まりを感じさせてくれる。

保守の「漂流」どこまで【上昇気流】

少数与党、特に自民党の漂流が止まらない。それは保守主義政治の混迷とも言っていいのではないか。参政党や国民民主党が参院選で躍進したが、これは保守の一層の分裂を招くことになるのか、新たなる保守主義の核に向けた収斂(しゅうれん)への序章なのか。

批判を浴びた吉行作品【上昇気流】

半世紀以上も前、作家三島由紀夫が「三島事件」を起こして亡くなった。三島は文壇の最高実力者だったが、その後継となったのは吉行淳之介と丸谷才一だ。三島に比べれば軽量感は否めない。文壇の実力者は、文学賞の配分権や選考委員、芸術院会員の推薦権などを持つ。吉行は「文壇の人事部長」とも呼ばれた。

今は昔、涼しい夏の北海道【上昇気流】

猛烈な暑さが日本列島を襲っている。中でも北海道では、北見市で39度、帯広市38・8度など18カ所で観測史上最高気温を記録した。北海道の夏は涼しいというのは昔話のようだ。

補身湯に代えヤギ湯?【韓国紙】

初伏(夏至から3番目の庚の日)、中伏(同4番目の庚の日)、末伏(立秋後の最初の庚の日)は1年のうちで最も暑い時期を分ける節気だ。「三伏(サムボク)の暑さ」と言われる。よく「伏日(ポンナル)」というと、参鶏湯(サムゲタン)を思い出す。

見ごろを迎えたハスの花【上昇気流】

横浜市にある三渓園で早朝観蓮会が始まった。ハスの花が見ごろを迎えたが、最も美しい姿を見せてくれるのが日の出から午前9時ごろまでという。時間が過ぎると閉じたり、開き過ぎたりする。

容易でない鹿との共存 米国から

筆者が住むワシントン郊外のバージニア州では、野生の鹿を見掛けることが珍しくない。アパートの庭などに姿を現すこともあり、見るたびに心が和む。散策路を歩けば、すっと茂みから現れて目の前を横切ることもあった。

誰が「地殻」を動かしたか【上昇気流】

「山が動いた」――。1989年の参院選で自民党を過半数割れに追い込んだ社会党の土井たか子委員長の言葉として知られる。女性候補を大量に擁立し「マドンナ旋風」を吹かせ、自民党支持層を切り崩した。

首相の居座りこそ国難【上昇気流】

大方の予想通り、参院選は自民、公明両党が大敗し、参院でも与党が過半数割れとなった。事実上の政権選択選挙であり、有権者は石破政権にはっきりとノーを突き付けた。それでも石破茂首相は続投するという。

結婚しないカトリック大国 フィリピンから

カトリック信者が国民の大多数を占め、離婚さえ認められていない保守的な国フィリピン。しかしその一方で、婚前交渉は「恥ずべきこと」という建前はすっかり形骸化し、若いカップルは、結婚より同棲(どうせい)や事実婚を選ぶ時代になっている。

原子力分野の人材が不足【上昇気流】

公表された令和6年度版原子力白書で、ロシアのウクライナ侵攻などに伴う化石燃料の価格高騰に対するには、エネルギーの安定供給に向けた対策が今まで以上に重要で、「安全最優先を大前提としつつ、原子力の活用も進めていくこと」を強調した。

祭司たる天皇陛下の慰霊【上昇気流】

夏に入り、特に慰霊の思いが強くなる。モンゴル公式訪問で天皇、皇后両陛下は、首都ウランバートルにある日本政府の「日本人死亡者慰霊碑」に供花された。終戦後、旧ソ連の捕虜となった旧日本兵ら約1万4000人がモンゴルに移送され、約1700人が亡くなっている。

よく分からない経歴【上昇気流】

経歴詐称が話題になることが時々ある。文芸評論家江藤淳(1999年没)のケースは、死後に公になった。本来は32年生まれだったのに、33年生まれとしていた。1歳若く見せていたことになる。

現実直視せぬペンクラブ【上昇気流】

外国人問題が参院選の争点に急浮上する中、日本ペンクラブ(桐野夏生会長)が「選挙活動に名を借りたデマに満ちた外国人への攻撃は私たちの社会を壊します」と緊急声明を発表した。選挙期間中、異例のことである。

令夫人・女史・妻・氏【韓国紙】

「朴正煕大統領は令愛・槿恵(クネ)、槿映(クニョン)(現、槿令)、令息・志晩(チマン)陸士生徒と共に正門に到着、金聖鎮(キム・ソンジン)文公部長官(文化公報相)の案内で興国門の前で子女たちと一緒にテープをカットした」

現代ロシアとゲルツェン【上昇気流】

モスクワにあるロシア国立ゴーリキー文学大学の中庭に、ロシアの作家らに多大な影響を与えた思想家アレクサンドル・ゲルツェンの銅像が立っている。大学の建物が彼の生家だからだ。

ゴラン高原で観光復活へ イスラエルから

戦火が弱まる中、ゴラン高原の観光業者は、観光客が再び訪れることに期待を寄せている。

「家族」を忘れた参院選【上昇気流】

参院選はいよいよ終盤。何だか雰囲気は、自民党が下野した2009年夏の総選挙と重なる。それは第1次安倍政権が倒れて2年後のことだった。

セーヌ川に遊泳スポット フランスから

パリ北部サンマルタン運河のラヴィレット貯水池が遊泳可能になった2017年以降、パリでセーヌ川に新たに三つの遊泳スポットがオープンした。

夏目漱石とユリ【上昇気流】

自宅近くの緑道を歩くと、白ユリやオニユリが目を楽しませてくれる。ユリは今がちょうど開花時期になる。
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