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久しぶりの寝台特急は窮屈に感じた

先日、四国の故郷の法事に出席した帰りに、岡山から寝台特急「サンライズ瀬戸」を利用した。翌日に仕事が詰まっていて、夜中も少しコンピューターが使える最低限の広さが必要なので、予約は個室の「ソロ」だったが、乗車前に追加料金を払って同「シングル」に部屋を変えてもらった。

暑い日は教会へ オーストリアから

ウィーンは最高気温が30度以上の「真夏日」から35度以上の「猛暑日」の日々が続く。26日は36度を記録したばかりだ。最高気温が40度を超える「酷暑日」ももはや現実的となってきた。

珠洲焼の魅力を世界に【上昇気流】

能登半島地震からきょうで1年半。復興がなかなか進まず、被害の大きかった奥能登4市町の人口は5月時点で4万9301人。地震前から1割以上減少した。

顧客本位の保険を【上昇気流】

主な生命保険会社の2025年3月期決算が開示され、大手損害保険グループと同様、過去最高益の更新が明らかになった。ついこの間まで、損保や生保の業界は法律違反の事例が摘発されるなど混迷を脱していないのに、はて? と思った。

人とモノの「経年劣化」【上昇気流】

超高齢化社会の時代、寿命が長くなったのは喜ばしいことだが、一方でいかに健康で生活できる期間を延ばすかに関心が高まるのは当然だろう。「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」、いわゆる「健康寿命」の追求だ。

科学が進歩しても人間は…【上昇気流】

理工系教員から「月にまで人間を送ることができるようになったのに、どうしてくだらない争いが絶えないのか」との質問を受けた著名な政治学者。「月に人間を送ることに成功したのは、地球と月の間には、人間が住んでいないから」と答えた。

“ぽっちゃり警官”に喝! フィリピンから

フィリピン警察が肥満対策に本腰を入れている。新任の国家警察長官が、全国の「肥満」警察官に対し「1年以内に標準体重に減量しなければ免職もあり得る」との厳しい通達を出した。

【ワシントン発 ビルガーツの眼】米のイラン攻撃は中国への警告

米国がイランの核施設に対して行った前例のない長距離爆撃は、グアムへの偽装用のB2ステルス爆撃機派遣を含め、中国の台湾攻撃に対する抑止力を強化する副次的な効果をもたらしたとの分析が、中国問題専門家から出ている。

鎌倉の紫陽花の来歴【上昇気流】

梅雨のうっとうしい中でも、紫陽花(あじさい)を見ると心が清々する。関東では神奈川県の鎌倉に紫陽花の名所が多い。「あじさい寺」で親しまれる明月院、境内の斜面に幾種もの紫陽花が植えられた長谷寺(はせでら)がとりわけ有名だ。

時限爆弾の第7鉱区【韓国紙】

「私の夢が揺れる海の深いところ/黒真珠が色を失って隠れているところ/第7鉱区!/黒い真珠」

ポーラ美術館の遊歩道【上昇気流】

神奈川県箱根町の仙石原にポーラ美術館がある。仙石原には箱根湿性花園をはじめ多くの観光施設があるが、この原の広い平地にではなく、南西にそびえる台ヶ岳と小塚山の間の森の中に同美術館がある。

スピード監視カメラの「罠」 米国から

首都ワシントンは、道路に100を超えるスピード監視カメラが張り巡らされていることで知られる。

6・25と日本学術会議【上昇気流】

きょうは何の日? 6月25日をネットで検索すると「加須市うどんの日」「住宅デー」「詰め替えの日」など実に平和な日である。が、1950年のこの日、朝鮮戦争が勃発し6・25動乱と呼ばれた。それで日本学術会議を思い浮かべた。

立ち乗りの風景も様変わり 韓国から

先日、所用で地方へ行った際、特急列車に乗った。週末だったせいか指定席は全て売り切れで、立席特急券しか買えなかった。立席だから車両のデッキか座席の横の通路に立つのが基本だ。日本にも一部列車で指定席が満席になると売り出されるが、韓国も同じ。

国際情勢への情報力強化を【政界一喝】

イスラエルが13日にイランの核関連施設を空爆して以来、中東情勢の緊迫感が急速に高まった。日本政府は、米・イラン間の協議や、イラン核問題の平和的解決に向けた外交努力のさなかに行ったとして、イスラエルの軍事的行動を非難した。

都留市夏狩湧水群を歩く

山梨県都留市の夏狩湧水群を歩くために1年ぶりに富士急行線を利用した。目的地の東桂駅は特急富士回遊が止まらないので大月から各駅停車に乗り換える。

備蓄米を買って食べた【上昇気流】

近くのドラッグストアに備蓄米があると家人が言う。買いに行くと、幸い1袋だけ残っていた。ほぼ1時間で15袋ほどがあっという間に売れたようだ。

「遺憾砲」の威力【上昇気流】

「遺憾砲」という言葉がある。わが国の政府・外交当局が得意とする“武器”で、好ましくない他国の行動に遺憾の意を表す外交的メッセージだ。北朝鮮の日本周辺に向けた弾道ミサイル発射や中国の領空・領海侵犯などの際によく発せられる。

カトリック伝道師・遠藤周作 【東風西風】

作家の遠藤周作は、ユーモア小説やエッセーなどでも多くの読者を得、実生活では子供顔負けのいたずら好きだった。しかしその活動の中心は、『沈黙』などカトリック信仰に根差した小説で、神や信仰など重いテーマに正面から挑んだ。

グミと桑の実を懐かしむ【上昇気流】

「夏ぐみの甘酸つぱさに記憶あり」(佐藤千須)。幼いころは夏休みの期間、母方の実家に帰省していた。都会にはない自然が豊かだったから、近所の山に行けばカブトムシやクワガタを捕まえることができた。小川ではカニや小魚が取れた。

フェイクが横行するSNS イスラエルから

イスラエルとイランがまた衝突、攻撃の応酬は続き、今のところ収束の気配は見えない。

台湾有事想定した中国空母 【上昇気流】

中国海軍の空母「遼寧」と「山東」の2隻が初めて太平洋上で同時に確認された。遼寧は「第2列島線」を初めて越え、南鳥島のわが国の排他的経済水域(EEZ)内を航行した。

穴の開いたアイアンドーム【説往説来】

2023年10月7日、イスラエルの最先端対空迎撃システム「アイアンドーム」がハマスの奇襲攻撃に弱点を露呈した。アイアンドームがハマスのロケットを花火でもするように命中させる映像を公開して性能を誇っていたイスラエル国防省は頭を下げた。

太宰遺作の自筆原稿【上昇気流】

東京・JR三鷹駅の南口に三鷹市美術ギャラリーがある。その一角を占めているのが太宰治展示室で、三鷹市下連雀にあったついの住み家の借家を復元している。ここで今月から開かれているのが「太宰治資料展」だ。

空襲警報で眠れない夜 イスラエルから

13日午前3時、眠っているところにスマホから警報音が鳴り、イスラエル軍のアプリに「軍がイランを攻撃した、反撃に備えよ」という警告が表示されていた。同時に空襲警報のサイレンも鳴り響いた。

縁深い「コメと小泉」【上昇気流】

「コメと小泉」。何かと縁が深い。小泉進次郎農林水産相は備蓄米放出で話題をさらっているが、父・小泉純一郎元首相は真逆の話で注目された。首相就任後の初の所信表明演説(2001年)の結びに引用した「米百俵」である。

東大超え?OISTとは 【美ら風】

「日本で一番優秀な国際大学」と聞かれたら、どこを思い浮かべるだろうか。東京大学? 京都大学? その答えは、沖縄の恩納村にある沖縄科学技術大学院大学(OIST)かもしれない。OISTは2011年に設立された理系に特化した大学院大学で、授業はすべて英語。学生の8割が外国籍で、世界50カ国以上の研究者が在籍する国際色豊かな研究機関だ。

身近に起きた教師刺殺事件 フランスから

パリ東部郊外ノジャンの中学校で11日、校門前の持ち物検査をしていた教員補助職員が14歳の生徒に刺殺される事件が起きた。筆者が過去に取材したことがある学校だ。

国際秩序のリーダーシップを【羅針盤】

トランプ米大統領が次々と打ち出すMAGA(米国を再び偉大に)の施策に全世界が振り回され右往左往している。

実感した「一つの欧州」 【上昇気流】

どの国へいつ行ったかを確認するため、期限切れの古いパスポートを引っ張り出して眺めることがある。その国への入国日、出国日がスタンプに記されていて、何よりも確かだ。
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