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「熱量」が切り拓く未来【政界一喝】

衆参で少数与党のハンディを背負った上、公明党が連立離脱し、泣き面に蜂だった自民党新総裁の高市早苗氏。だが局面打開に向け、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)、藤田文武共同代表と直接交渉を重ね、秋の臨時国会までに連立合意を取り付けた。

専業「主夫」は是か非か 韓国から

 日本初の女性総理大臣誕生は韓国でも話題になっているが、すでに韓国では10年以上前に初の女性大統領が当選した。

子供の最善の利益を保障するには

こども家庭庁発足から来年4月で3年。2026年度の7兆4229億円予算要求(25年度当初予算比959億円増)に疑問の声が上がっている。最も多いのが保育所・放課後児童クラブ運営費(約2兆5300億円)。

秋の風景とクマ対策【上昇気流】

農家の庭や里山に柿の実が色づく季節になった。たわわに実って秋の日差しを浴びている。いつまでも残しておきたい日本の風景だ。

日常に溶け込む「養生」台湾から

 中国でローカルな店を訪れると、メニュー表に「養生」という文字をよく見掛ける。

再エネ開発に逆風【上昇気流】

再生可能エネルギーの開発に逆風が吹いている。千葉県銚子市沖や秋田県能代市沖など3海域の大型洋上風力事業に参入していた三菱商事が、資材の高騰を理由に撤退を表明した。

都市部に下りてきたクマ【上昇気流】

 「クマも出て来る時は気をつけなきゃダメだよ。すぐ殺されるんだから。〝あっ、人間だ?と思ったら死んだフリしなきゃ」――。

「人の命は平等」だが【上昇気流】

「人の命は平等」と言われる。だが実感の問題として考えると、なかなかそうはいかない面もある。身近な人間の死と全くの他人の死の意味が完全に対等とは言えないからだ。

脱与党の公明と創価学会 政権と距離を置く「賭け」【潮汐閑談】

高市早苗新政権の発足には、そこに至る与野党の政権枠組み争いで公明党の連立離脱が大きなインパクトを与えた。そうした準主役を演じた公明党の「新野党」としての今後の動向から目が離せない。政局だけでなく同党の支持母体である創価学会を含めた宗教的な側面からもスポットを当てる必要があろう。

「宝物」の安全保障【上昇気流】

パリのルーブル美術館に強盗が侵入し、フランス王室ゆかりの宝飾品9点が盗まれた。皇帝ナポレオン1世の皇后マリルイーズのダイヤモンドとエメラルドを散りばめた、ため息の出るようなネックレスなどだ。警備の不備を突いた7分間の犯行だった。

外交協会会長の苦言

韓国外交協会の申鳳吉会長が最近、特任公館長など、外交部(部は省に相当)人事問題を辛辣(しんらつ)に批判した。申会長はフェイスブックで40の在外公館長が空席になっていることを取り上げ、「政界周辺の希望者があふれているという」として、「大統領選挙の選対に名前を載せた人々の相当数も大使職を希望しているというので、交通整理も容易でないだろう」と述べた。

聖霊の働きピアノで描く【上昇気流】

ピアニスト大井美佳さんのミニトークコンサートが、東京・代々木にあるアトリエムジカで開かれた。演奏と共に語るのは、曲の解説だが、音楽史を興味深い観点から提示する。

悲しみ乗り越え歌い踊る イスラエルから

 イスラエルでは14日、モーセの律法(旧約聖書の創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)を1年かけて読む律法の祝典(シムハット・トーラー)を祝った。

政治は「熱量」で決まる【上昇気流】

「芸術は爆発だ」とは、1970年の大阪万博で「太陽の塔」を制作した芸術家、岡本太郎氏の言だが、それに倣うなら「政治は熱量だ」と言えまいか。

教皇に白馬のプレゼント ポーランドから

 米国人初のローマ教皇に選出されたレオ14世には、世界各地の信者から就任祝いのプレゼントが届く。

高齢化で増える放置柿

今月の3連休、家のある山口県内をドライブしていると、たわわに実を付けた柿の木が山里をあちらこちらで彩っていた。「柿が豊作だね」と秋の風物詩を味わいながら、祖母に言い付けられ、木に登って柿もぎした子供の頃を懐かしく思った。焼酎で渋抜きした柿は甘く最高のおやつだった。

共通の「国家観」と安倍氏【上昇気流】

自民党と日本維新の会が連立政権樹立の合意文書に署名した。公明党の突然の連立離脱によって自維連立が瓢箪(ひょうたん)から齣(こま)のような形で生まれたが、基本的なスタンスや政策では自公連立よりよほど自然だ。生まれるべくして生まれた連立と言ってもいい。

昭和の「エジプト柄」に注目 オリエント博物館で展示・東池袋

今年で「昭和100年」を迎える中、昭和の古代エジプトブームに注目した特別展「やっぱりエジプトが好き● 昭和のニッポンと古代のエジプト」が東京・東池袋の古代オリエント博物館で開かれている。

低額紙幣で財布パンパン フィリピンから

 フィリピンの現金自動預払機(ATM)の引き出し上限は最高2万ペソ(約5万2000円)。たまに1000ペソ札(約2600円)が切れていると、500ペソ札40枚がドサッと出て財布はパンパンに…。

「ちきゅう」のギネス記録【上昇気流】

海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」(5万6000㌧)が昨年9月、宮城県沖の日本海溝沿いで行った掘削が、「最も深い海洋科学掘削」としてこのほどギネス世界記録の認定を受けた。

詩人の好んだ雑草とソバ

この季節に郊外の里山を歩いていると目にする草花がある。タウコギ、コセンダングサ、イヌタデ、ミズヒキなどだ。こうした道端の草花をこよなく愛していたのは、詩人の西脇順三郎だった。

人は見たい現実だけ見る【上昇気流】

カエサル(シーザー)は2070年ほど前に亡くなった古代ローマの英雄。貴族出身の政治家・将軍だったとともに、優れた文筆家でもあった。著書に『ガリア戦記』などがある。その彼が「現実の全てが見えるわけではない。人は見たいと思う現実だけを見る」と言い残している。

インバウンドの地方格差【上昇気流】

日本政府観光局は今年1~9月の訪日外国人が3000万人を超えたと発表した。年間3687万人と過去最高だった昨年より1カ月も早く到達し、初の年間4000万人突破も視野に入ってきた。

高額の産後ケア施設【韓国紙】

産婦の産後ケアは一生の健康を左右する。おろそかにすると関節痛、筋肉痛、うつ(鬱)など、さまざまな産後の不調が伴う。出産後、妊娠前の体の状態に戻っていくのに6週から12週ほどかかるが、この期間を産褥(さんじょく)期と呼ぶ。

高市新総裁の多難な船出【上昇気流】

高市早苗自民党新総裁へのバッシングが続いている。総裁選で予測を大きく外し大恥をかいた既成メディアはもとより、野党陣営、特に女性議員たちの悲鳴にも似た「高市批判」が常軌を逸している。

博物館が閉まった週末 米国から

 1日に始まった米政府閉鎖は終わりが見えないまま、その影響は連邦職員だけでなく観光にも広がっている。首都ワシントンには博物館や美術館が集中し、連邦資金を受ける施設は休館に追い込まれている。

大阪・関西万博で人を観た【上昇気流】

人、人、人。笑顔、笑顔、笑顔――。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催された大阪・関西万博が閉幕した。気流子は9月下旬にチケットをゲットし、朝の会場オープンから夜の噴水ショーまで丸1日、万博を堪能した。

マツタケに慰労された脱北者 韓国から

 先週、韓国では二大名節の一つの「秋夕」を迎えた。多くの人はこの日を挟んだ連休を利用して実家に帰省する。

公明党の「ハル・ノート」【上昇気流】

政治の世界は「一寸先は闇」「筋書きのないドラマ」と言われる。高市早苗自民党新総裁の誕生は、それ。を改めて実感させた。しかしその後の公明党の連立離脱は、あらかじめ用意された筋書き通りのドラマだった。

早期幼児教育が増加 フィンランドから

 フィンランドでは、生後8カ月から幼稚園に預けることができる。昨年の統計では、2歳未満の子供の43%が幼児教育を受けており、0歳から2歳未満の幼児の参加率は上昇傾向にあるという。
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