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古都・慶州の日本とのゆかり 韓国から

 韓国で行われた先のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、開催地となった南東部・慶州の歴史的風土にも関心が集まった。

養殖サンマのビジネスモデル【上昇気流】

水産資源の減少で、今や日本の食卓に欠かせない養殖魚。回転ずしで人気のサーモンやハマチなどが代表だが、サンマの養殖が進んでいるという話にはちょっと驚いた。

高市早苗首相に期待する【羅針盤】

先月10日に石破茂前首相が、「戦後80年に寄せて」と題する「所感」を公表した。これは戦後50年(平成7年)の8月15日に節目の年として、村山富市首相が総理大臣談話を発表し、その後、戦後60年(同17年)に小泉純一郎首相、戦後70年(同27年)に安倍晋三首相が談話を発表したことに倣ってのことである。今年の「所感」は今までの談話と違って、閣議決定された政府の公的なものではない。

教師たちからの警鐘 フィンランドから

 デジタル社会の中で育った子供たちの多くは、壁時計などのアナログ時計で時刻を読むことが難しいらしい。

造船業復活なるか【上昇気流】

国内の造船業界が勢力回復に向け、大型の設備投資に打って出る。国内17社でつくる日本造船工業会の檜垣幸人(ひがきゆきと)会長(今治<いまばり>造船社長)は、2035年までの建造量倍増を目指して3500億円の投資を表明。国にも大規模な支援を求めている。

消えた十字架の謎【上昇気流】

何やら推理小説のタイトルのようだが、実際、伝統的キリスト教会から十字架が消えつつある。つまりシンボルの十字架が降ろされてきているというのだ。特に米国や韓国のメガチャーチでは教会自体が減り、カフェなどに姿を変えた例も多い。

【心をつむぐ】あいさつが結ぶこころ

海外に出ると、知らない人でも気軽にあいさつの言葉を投げ掛けてくる。こちらもそれに応え、つかの間のひととき、そこに晴れやかな時間が生まれる。  日本では見知らぬ人にあいさつをするということはあまりない。小学生くらいまでは他人にも「おはようございます」「こんにちは」と無邪気にあいさつをすることもあるが、それも中学生、高校生と成長するにつれ、少なくなっていく。

修学旅行で「荷物なし」?【上昇気流】

半世紀以上も昔の記憶。高校の修学旅行で関西方面に行った。予定は3泊4日。荷物を持つことが今でも苦手なので、この際「3日や4日の日程なんだから、手ぶらで行こう」と友人2人に提案した。2人は「面白そう」とすぐ同意した。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(53)ニューギニアの戦い(上)戦略史家 東山恭三

昭和19年5月5日、大本営は古賀峯一連合艦隊司令長官の「殉職」を発表した。後を継いだ豊田副武大将は、敵の進攻をパラオと想定したが、米機動部隊はマリアナに向かう。

新語・流行語大賞の不見識【上昇気流】

今年の世相を反映した言葉を選ぶ「新語・流行語大賞」の候補30語が発表された。「昭和100年」「トランプ関税」「物価高」などメディアでよく耳にし、生活の中で実感する言葉だ。一方、新語の類では、こんな言葉は初めて聞くというのも多い。

原子力潜水艦【韓国紙】

核推進潜水艦(原子力潜水艦)は小型原子炉を使用する以上、理論的に無期限に浮上しないまま水中作戦を遂行できる。濃縮度90%以上の高濃縮ウランを動力に使えば、普通30年以上である設計寿命の間、一度も燃料を交換せずに運用することができるという。

中国に媚びるな【上昇気流】

フラワーショップに季節の花々が並ぶように、ブックショップにもいつも新しい本が並んでいる。週に一度か二度、見に行く。政治社会のコーナーでは時代を映し出すように変化が顕著だ。

デモで帰れず1泊 イスラエルから

 先週、北部ハイファに住むユダヤ人の友人に会うため、イスラエル鉄道の旅を楽しんだ。

世を乱す「鬼神」の業【上昇気流】

あちこちに出没し蛮行を繰り広げている。クマもさることながら人間、それも「崇高な使命」を担う教師と「安全と安心」を守る警察官のことである。このところ耳を疑うニュースが後を絶たない。

移民混合住宅政策への不満 フランスから

 コンサル企業の管理職に就くブリュノ氏は、12年前、パリ西郊外の高級住宅地に建つアパートを満を持して購入し、今は後悔の念にさいなまれている。

短くなった秋とアーバンベア

秋と言えば、筆者が連想するのは「天高く馬肥ゆる」という言葉だ。

サムライ・大リーガーの真骨頂【上昇気流】

米大リーグ・ワールドシリーズ(WS)第7戦は、ドジャースが延長十一回、ブルージェイズを下し2連覇を成し遂げた。最優秀選手(MVP)に輝いた山本由伸選手はじめ大谷翔平選手、佐々木朗希選手ら日本人選手の活躍は誇らしい限りだ。

半端じゃないサッカー愛 ベトナムから

 シュートボールがゴールネットを揺らす。途端に湧き上がる歓声と振られる応援旗。どこでも変わらぬプロサッカーの試合風景だが、ベトナムでは続きがある。

個の確立に家族の影響大【上昇気流】

今年のノーベル生理学・医学賞に決まった大阪大の坂口志文(しもん)特任教授の父親・正司氏は、生活のために研究職を断念し、その後地元・滋賀県で高校教諭、校長を務めた教育者だった。坂口特任教授は常日ごろ、研究職の魅力を熱心に語る父親に感化され、父親が勧める研究職の道に進んだ。

高市政権を巡る「空気」【上昇気流】

高市早苗新政権の登場はこれまでとは違った様相を示している。それは「憲政史上初の女性首相」というにとどまらない。立憲民主党など一部野党の急進左派の激しい首相批判は常軌を逸している。

四季から「二季」への変化【上昇気流】

「この年になると、紅葉もいいなと思うようになった」と中堅クラスのお笑い芸人がテレビで話していた。30代半ばを超えると、そうした変化が起こってくるのは普通だ。若い時は、桜は気になるけれども、紅葉にはそれほど関心を示さないことが多い。春の桜に比べて、紅葉は地味な印象がある。

古道 箱根の「鎌倉古道」【東風西風】

獅子文六の『箱根山』は、この山で行われた観光開発の争いを背景にした昭和30年代の小説。舞台は芦之湯で、温泉旅館の主人が経営よりも考古学に没頭し、ついに近くの山で2万年前の石器を発見して、考古学界の話題となるエピソードが登場する。

陸軍が出動した最悪の羆事件【上昇気流】

相次ぐクマによる人身被害でついに自衛隊が出動することになった。本来の仕事ではないような気もするが、対処力、動員力を考えると自衛隊に頑張ってもらうしかないようだ。

陸軍ベレー帽の退出【韓国紙】

軍隊で帽子は単純な服装の一部ではない。所属を示す標識であり、軍人のアイデンティティーを表す象徴だ。中でも「ベレー帽」は格別だ。丸く頭を包み込み、一方に傾いたこの帽子は、ある人にとっては不便な布切れだろうが別の人にとっては自負心だ。

太宰治とキリスト教【上昇気流】

作家の太宰治はキリスト教に興味を抱いていた。特に内村鑑三に共感していたらしい。東京都三鷹市にある三鷹市美術ギャラリーで「太宰治資料展」Ⅱ期の「交流編」が開催中。展示された画家・鰭崎(ひれさき)潤に宛てた太宰の葉書(はがき)がそれを伝えている。

「熱量」が切り拓く未来【政界一喝】

衆参で少数与党のハンディを背負った上、公明党が連立離脱し、泣き面に蜂だった自民党新総裁の高市早苗氏。だが局面打開に向け、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)、藤田文武共同代表と直接交渉を重ね、秋の臨時国会までに連立合意を取り付けた。

専業「主夫」は是か非か 韓国から

 日本初の女性総理大臣誕生は韓国でも話題になっているが、すでに韓国では10年以上前に初の女性大統領が当選した。

子供の最善の利益を保障するには

こども家庭庁発足から来年4月で3年。2026年度の7兆4229億円予算要求(25年度当初予算比959億円増)に疑問の声が上がっている。最も多いのが保育所・放課後児童クラブ運営費(約2兆5300億円)。

秋の風景とクマ対策【上昇気流】

農家の庭や里山に柿の実が色づく季節になった。たわわに実って秋の日差しを浴びている。いつまでも残しておきたい日本の風景だ。

日常に溶け込む「養生」台湾から

 中国でローカルな店を訪れると、メニュー表に「養生」という文字をよく見掛ける。
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