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シモーヌ・ヴェイユの思想【上昇気流】

美学者の今村純子さんがフランスの思想家シモーヌ・ヴェイユ(1909~43年)に出会ったのは10代の頃だったという。出会ったといっても当時ヴェイユは既に故人で、著作物に出合ったという意味だ。

政治家に問われる「責任倫理」【上昇気流】

「私は歴史法廷で罪を自白する」――。こう明言したのは、第2次高市早苗改造内閣で復興相に抜擢された細野豪志氏だ(『東電福島原発事故 自己調査報告』徳間書店)。

介護は夫婦関係を見直す好機

100歳人口が初めて10万人を超えた。女性が9割を占める。女性の平均寿命87・33歳は世界一、男性は81・35歳。現在70歳の男性は86歳、同じく女性は90歳まで生きる計算になるという。

駅弁のクール【上昇気流】

NHKBSの「COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン~」は、スタジオに在留外国人を招いて、クール(かっこいい)な日本文化を語り合う番組。日本人が当たり前のように思っているものに、外国人がクールを感じる。

車窓に書かれた青春 米国から

先日、街を歩いていると、後部ガラスに大きく「SENIOR(シニア)」と書かれている車が目に入った。

日経が広告料を不正受領【上昇気流】

日本経済新聞社が、朝刊に折り込んで配布する広告冊子「THE NIKKEI MAGAZINE」の部数を多く伝え、2社から数千万円ずつ不正に広告料を受領していた。

宗派を超えた迫害【上昇気流】

古今東西、いわゆる宗教迫害は尽きない。キリシタン弾圧はその典型だが、日本においても宗派を問わない。戦前の大本教、さらには安定した江戸期においてもキリシタンだけでなく仏教もその対象となった。

いにしえの日本を考える(12) 道徳と信教を考える 正しい倫理観で修身を

前回は「道徳教育の問題点」をテーマに「道徳」や「倫理」、「修身」について考えてみました。私たちはこれらの言葉の定義をしっかり弁別しないまま使っていると思います。今回はさらに深く「道徳」と「信仰」「宗教」との関係などを考えてみたいと思います。皆さまのご感想や反論を心よりお待ちしております。

パタヤで戦場の汗を流す タイから

タイ湾に面した小さな漁村にすぎなかったパタヤが繁栄したのは、半世紀以上前のことだった。

美容整形と儒教の伝統【東風西風】

古代以来、日本は中国から多くの文化を輸入してきたが、宦官(かんがん)と纏足(てんそく)の風習は受け入れなかった。

残りの1割で失敗【上昇気流】

高校時代、「塩素を作る」という化学の課題があった。5、6人の班でそれを行う。当日、張り切っていたので、授業の直前に「今回はおれが1人でやるのでよろしく」と提案したところ、同じ班のメンバーはあっさり、「それじゃ、やってもらおうか」となった

ユダヤ暦新年に平和を祈る イスラエルから

イスラエルでは9月11日の日没、ロシュ・ハシャナ(ユダヤ新年)を迎えた。ユダヤ暦5787年だ。シナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)では、雄羊の角で作られた伝統的な角笛「ショファール」が吹き鳴らされ、新しい一年の始まりを告げた。

立ち退き住民を偽装?【韓国紙】

国防部長官(国防相)候補の姜信哲氏本人をはじめ一家4人が08年、ソウルで組織的に立ち退き住民の資格を得て、マンションの特別分譲を受けた疑惑が提起された。

名曲喫茶よ永遠なれ【上昇気流】

数十年ぶりに東京・渋谷の道玄坂にある名曲喫茶に入った。百(ひゃっ)軒(けん)店(だな)を少し入った所にある「名曲喫茶ライオン」。かつて渋谷駅周辺には何軒かあった名曲喫茶もここだけとなった

土砂に沈んだ故郷思い、祭りも深い憂い

ソウル鍾路区昌信洞にあるネパール料理の街。普段は在韓ネパール人の交流の中心地だが、昼休みを控えた時間にも路地は閑散としていた。

三鷹の作家・吉村昭【上昇気流】

東京都三鷹市に「三鷹市吉村昭書斎」がある。京王井の頭線・井の頭公園駅の近くで、仕事場だった書斎を移築し、公開している。吉村と妻・津村節子さんの作品を展示した交流棟と書斎棟から成る

老人週間に贈る名言【上昇気流】

 「待て、しかして希望せよ」――。フランスの小説家、アレクサンドル・デュマの大作『モンテ・クリスト伯』の最後の一文だ。

絵本の温もりはデジタルより紙

猛暑が和らぎ秋の気配を感じる季節。涼しさを感じながらの読書は至福である。昭和世代だから、もちろん手にするのは電子ブックではない。

女子生徒のヒジャブ禁止令が波紋

長い夏季休暇は終わり、9月から新学期が始まった。オーストリアでは今年度から14歳未満の女子生徒を対象にヘッドスカーフ(ヒジャブ等)の着用が禁止された。ただし、修学旅行や校外での学校関連行事、ホームスクーリング(在宅学習)などの場合には例外が認められる。

地図は認知戦の最前線【上昇気流】

日本でも広く使われている世界地図は「メルカトル図法」で描かれている。高緯度ほど面積が広く、赤道に近いアフリカ大陸など低緯度の地域は相対的に小さく表される。

剣の心をたずねて(第4回) 草薙剣 窮地の日本武尊を救う

第12代景行(けいこう)天皇の第二皇子である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は、東国の平定(東征)へ向かう際、伊勢神宮(三重県)で草薙剣(くさなぎのつるぎ)を拝受した。この剣はのちに熱田神宮(愛知県)のご神体として祀(まつ)られるようになった。その歴史的背景をたどりながら、「三種の神器」の一つである剣が持つ意義を考察した。

しなやかな再生文化 ブラジルから

先日、冷蔵庫の扉を支える金属の蝶番が真っ二つに折れてしまった。応急処置として庫内の食べ物が腐らないように椅子とガムテープで扉を押さえたが、使えたものではない。

労働災害の盲点【上昇気流】

どの建設現場にも大抵「安全第一」の標示板などが掲げられている。ある現場取材の折に言及すると「作業員らに安全意識を徹底させると人間関係が良好になり、仕事の能率が上がる」という内容の答えが返ってきた

「9・11」と「人間の心の闇」について

9・11から25年が経過した今日も多くの政治指導者は、事件を「民主主義 vs テロリズム」「善 vs 悪」という構図で語り続ける。しかし、故ヨハネ・パウロ2世が語った「人間の心そのものの闇」についての哲学的考察、検証は乏しい。時間がまだ十分ではないからか、‘事件の核心‘から目を逸らさせられているからか。当方には後者のように感じる。

AIとどう付き合うか

「AI(人工知能)」という言葉を聞かない日はないが、自らが日常的に関わっているという実感はない。というより、それほどコンビニや飲食店など生活の周囲に溶け込んでいるのだろう。

いにしえの日本を考える(11) 現代の道徳教育とその変遷 価値観押し付けた修身

2019年度から中学校では「特別の教科 道徳」が導入され、教科書を用いた指導が始まりました。しかし、現場では本来の意図とは異なる深刻な限界と弊害が生じています。道徳の教科化に伴い、教員が自身の価値観や特定の正しさを子供へ一方的に植え付ける「押し付け道徳」が問題となっています。

温暖化による変化【上昇気流】

今年の夏から秋に至る気象のありようは強い印象を残した。13人が死亡した千葉県をはじめ日本全国で豪雨被害が発生した。

クリスマスソングと泥水の間で フィリピンから

9月を迎え、フィリピンでは世界一長いと言われるクリスマスシーズン「バーマンス」が始まった。本来なら祝祭ムードに包まれる季節だが、今年は相次ぐ災禍が影を落としている。

「テロとの戦い」とジェノサイド【上昇気流】

世界を震撼させた9・11米同時多発テロから25年が過ぎた。これを機に米国の「テロとの戦い」が始まった。それから四半世紀、世界は混迷を深めている

基礎年金の改編【韓国紙】

65歳以上の高齢者の所得下位70%以下に基礎年金を支給するようになったのは、朴槿恵政権時の2014年からだ。
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