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共産党の政治資金「疑惑」【上昇気流】

「そんなことよりも」――。高市早苗首相が先週の党首討論で企業・団体献金について問われた際、このフレーズを使って定数削減問題に話題を変えた。

ルーブル入場料値上げは妥当か フランスから

 世界最大規模のパリのルーブル美術館の入場料が来年1月14日から45%引き上げられ、現在より10ユーロ高い32ユーロ、日本円で約5800円となる。

3時間の映画にひやひや

先週、話題の映画「国宝」を観(み)た。ちょうど勤労感謝の日を挟む3連休の最後の日(11月24日)に、午前中から夕方にかけてポッカリ空白の時間ができたためだ。

観光業も脱中国依存【上昇気流】

高市早苗首相の台湾有事発言に反発した中国は、日本渡航自粛を呼び掛けているが、観光業界の受け止めは比較的冷静のようだ。ここ数年、インバウンド(訪日客)の脱中国依存が少しずつ進んでいるからで、この流れはさらに強まりそうだ。

広島カキ養殖のダメージ【上昇気流】

広島県で特産の養殖カキが大量死した。県中部の東広島市沿岸などで「8~9割が死滅」との報告が相次ぐ。県は「災害級」と指摘している。

クマ狩猟と宗教的習俗【上昇気流】

クマの人里への出没が相次ぎ、その報道が連日引きも切らない。木の実の不作など自然的要因も挙げられるが、やはりクマのハンター後継者が著しく減少したことが大きいのではないか。いわば「マタギ(又鬼)」のような存在である。

質問のための質問【上昇気流】

 「なぜ今なのか?」という質問のパターンがある。メディアが使うことが多い。内容はそっちのけにして「今」という時期にだけこだわる。「質問のための質問」にすぎないことが多い。

「織豊徳史観」の克服【上昇気流】

「歴史とは、現在と過去の間の尽きることのない対話である」とは、英国の歴史家E・H・カーの言葉だ。時代の変化や新史料の発見によって、歴史が書き換えられ人物評価が大きく変わることも少なくない。

懸念大きい警察労組【韓国紙】

2011年、財政破綻の危機に見舞われたギリシャは、国中がデモ隊であふれた。当時、デモ隊にはポリスマークを付けた制服姿の警察官たちも入っていた。デモ隊の向かい側には盾とヘルメットで武装した警察機動隊が出動し、道路を遮断して行進を遮った。バリケードを挟んでデモ警官と鎮圧警官が対峙(たいじ)する奇妙な状況が起こったのだ。

夜間運転は怖い【上昇気流】

日没時間が早くなってきた。午後4時半には太陽が沈んでしまう。暗くなると車を運転していて怖くなる時がある。丁字路で左折して大通りに出た時、中央分離帯のブロックにぶつけたこともある。

自然への敬意に感動 ブラジルから

 先日、ブラジル中西部にある世界最大級の陥没穴(ドリーネ)を訪れる機会に恵まれた。

極寒への「冬ソナ」考【上昇気流】

冬ソナの季節だ。韓国ドラマではなく、冬への備えの「冬ソナ」である。雪の降る地域ではあいさつ代わりにこんな会話を交わす。「タイヤ交換、もう済んだ?」「いえ、まだ。そろそろ初雪? 急がないとね」。

在日コリアンとの共生 韓国から

 これは日本在住10年になる友人の韓国人男性から聞いた話。先日、風邪をこじらせて都内の病院へ行き、出された処方箋を持って行きつけの薬局に行った。

年賀状の季節は悩ましい

紙離れと年賀はがき85円が効いて、発行枚数は昨年の約3割減の7億5000万枚。過去最多は2003年の44億6000万枚というから隔世の感がある。

「自分の相撲」貫いて【上昇気流】

大相撲九州場所は、ウクライナ出身の新関脇、安青錦が初優勝を飾った。本割で大関琴桜、優勝決定戦で横綱豊昇龍を破っての堂々の賜杯だ。あっぱれと言うほかない。

経済の不均衡を是正せよ【政界一喝】

高市早苗政権は発足して1カ月の節目に、臨時国会の所信表明演説で掲げた「強い経済」実現に向け、総合経済対策を打ち出した。「責任ある積極財政」の「積極」を、財政支出21・3兆円(昨年比53%増)で示す一方、当初予算を含んだ補正後の国債発行額は昨年度42・1兆円を下回る見込みと説明した。

冬至の思い出「湯圓」 台湾から

 中華圏では冬至に「湯圓(タンユエン)」を食べる風習がある。

「科学の再興」なるか【上昇気流】

文部科学省の「『科学の再興』に関する有識者会議(第5回)」が開かれ、今後5年間で計3万人の研究者を海外に派遣することや、2030年度末までに博士号取得者数を現状の約3割増となる年間2万人とするなどの数値目標を盛り込んだ提言をまとめた。

変わる自衛隊の階級名【上昇気流】

政府が自衛官の階級名を国際標準に合わせて変更することを検討しているという。統合幕僚長や陸海空幕僚長は将から「大将」、1佐が「大佐」、1尉が「大尉」などだ。先の自民党と日本維新の会との連立合意に含まれており、ようやく具体化に動いたと言える。

「新鮮」に満ちた地球【上昇気流】

生命科学の専門家が書いた本(小林武彦著『生物はなぜ死ぬのか』講談社現代新書/2021年刊)の中に「桜を愛でる文化は日本固有のもの」との記述があって興味深かった。812年(平安時代前期)の第52代嵯峨天皇による花見についての記述があるという。「お花見の習慣は儀式的なものではなく、本能的なもの」という指摘も面白い。

理不尽な圧力が日本人を覚醒【上昇気流】

中国政府が日本産水産物の輸入停止を通告してきた。輸入再開のための「技術的な資料を提供していない」というが、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁への圧力とみられる。また始まったかという感じである。

「原潜」か「核潜」か【韓国紙】

中国の人民日報やCCTV(国営中央テレビ)、北朝鮮の労働新聞、朝鮮中央通信を知らず知らずのうちに中国プレス、北朝鮮プレスと呼ぶことは、本当に語弊がある。

神代植物公園の「菊花大会」【上昇気流】

東京都調布市の神代植物公園で「菊花大会」が開かれている。開園した1961年から続いていて今回で65回目。シンボルが「神代花車」の展示だ。荷車の上にさまざまな色彩の小菊を組み合わせ、造形している。

現金かカードか イスラエルから

 食料品の買い出しは週一で、ユダヤ人の友人と一緒に車でエルサレムの比較的低価格のスーパーに行く。

大谷翔平選手の「子は宝」【上昇気流】

「家に帰って顔を見るだけでうれしい。それだけで一日やってきたのも、疲れとかもなくなる」――。米大リーグでMVP(最優秀選手)に選出された大谷翔平選手の談話である。顔とは今年4月に生まれた愛娘(まなむすめ)のことだ。「ホント、そうだな」と世の親は思ったに違いない。

Ⅹマスシーズンの幕開け オーストリアから

 キリスト教文化圏の欧州に住む人々は11月の声を聞けば、クリスマスシーズン到来の雰囲気に包まれる。オーストリアの首都ウィーンで14日、ウィーン市庁舎前広場でルートビヒ市長を迎えてクリスマス市場がオープンした。

ウオーキングは祈り!

東北の故郷から知人が会いに来た。最寄りの駅で落ち合い、筆者の家まで10分ほど歩いた。2人とも60代後半だ。

札付き戦狼外交官を追放せよ【上昇気流】

中国の薛剣(せつけん)・駐大阪総領事は「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として早く国外退去処分にすべきである。

教室不足で読み書きの国難 フィリピンから

 フィリピンでは過去30年で機能的非識字者がほぼ倍増し、約25万人に達した。

高市政権の医療改革【上昇気流】

高市早苗首相は国民の命と健康を守るための施策について、10月の所信表明演説で「効率的で質の高い医療」や「新しい地域医療構想」などの実現を掲げた。
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