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セーヌ川に遊泳スポット フランスから

パリ北部サンマルタン運河のラヴィレット貯水池が遊泳可能になった2017年以降、パリでセーヌ川に新たに三つの遊泳スポットがオープンした。

夏目漱石とユリ【上昇気流】

自宅近くの緑道を歩くと、白ユリやオニユリが目を楽しませてくれる。ユリは今がちょうど開花時期になる。

拍車が掛かる国境防衛 フィンランドから

ストゥブ大統領は今月初め、対人地雷を禁止するオタワ条約からの離脱を承認した。フィンランドは、2023年に北大西洋条約機構(NATO)に加盟し歴史的中立を放棄することで、今やNATO最大の前線となった。

ノアの方舟と現在の世界【上昇気流】

米国はイラン核施設への攻撃で、イランの核開発能力に打撃を与え核保有の野心を挫(くじ)くことができたのか――イランの今後の出方を見るしかないが、米政権の決断が功を奏することを願いたい。

納涼花火に「平和」想う【上昇気流】

言いたくないが、この猛暑。世界的にも、例えばスペイン南部では地中海からの熱波もあって連日40度超えという。熱中症で死者も相次いでおり、この対策はいずこも同じだ。

「本当の自分」とは?【上昇気流】

書店で近刊の新書を買ってきたところ、入っていた栞(しおり)に作家、平野啓一郎氏の言葉が記されていた。「本当の自分など存在しない。対人関係ごとに見せる複数の顔が本当の自分だ」(『私とは何か』)。

「失言」の中の本音が問題【上昇気流】

政治家の「失言」がしばしば問題となり、時には辞任騒動に至ることがある。発した言葉が、不適切だったり関係者の感情を著しく傷つけたりして失言となる。それは、ついうっかり本音を言ってしまったというケースも少なくない。

【ワシントン発 ビルガーツの眼】フェンタニルは非対称戦兵器 報告

中国は、メキシコの麻薬カルテルを秘密裏に支援し、合成麻薬フェンタニルを、世界資本主義のリーダーである米国に対する非対称戦兵器として利用している――元軍人と民間の諜報(ちょうほう)専門家で構成するシンクタンク「中国共産党生物脅威イニシアチブ」が最新の報告書で指摘した。

“頭脳流出”ドミノ【韓国紙】

昨年8月、高等科学院の李淇明副院長が中国・北京の数理科学・応用研究所に移籍し、科学技術界がざわついた。李元副院長は宇宙の起源を探求する「超ひも理論」と量子力学の専門家として、韓国を代表する理論物理学者だったためだ。2006年に「国家碩学(せきがく)」に選ばれ、14年には大韓民国最高科学技術人賞を受賞した。

輪廻転生に基づく後継者選び【上昇気流】

チベット仏教を「一種の国際宗教」と呼んだのは仏教学者の中村元で、モンゴル、中国の内モンゴルや東北地方、インドのシッキム、ブータン、ネパール、さらにロシアまで広がっているからだ。

写真家サルガド氏の死去に想う ブラジルから

ブラジル生まれの世界的な写真家、セバスチャン・サルガド氏が亡くなった。81歳だった。ブラジルの大統領勲章や英国の王立写真協会賞を含む数々の栄誉に加え、ユネスコの親善大使も務めてきた。

参院選と「非行少年像」【上昇気流】

目先のモノを追い求め、今ばかりに気を取られ、そして努力もせず、運にばかり頼ろうとする――。これは長年、犯罪を重ねる少年の心理を研究してきた学者の「非行少年像」である(中里至正・松井洋著『日本の若者の弱点』毎日新聞出版)。

プロ野球観戦の変遷 韓国から

韓国でもプロ野球はKリーグ(プロサッカー)と並んで人気の高いスポーツ。最近はメジャーリーグで活躍する選手の試合を衛星テレビで中継することが多くなった。

職質のプロが見た安倍氏暗殺【上昇気流】

安倍晋三元首相の暗殺から3年を前に、事件の真相究明を求める高田純・札幌医科大学名誉教授の講演会が都内で開かれた。高田氏は安倍氏銃撃の前後の様子を捉えた動画の音声解析によって、山上徹也被告の2度の手製銃発砲の間に別の銃らしき音が記録されていることを明らかにしている。

元気寿司が1号店 ベトナムから

「魚べい」や「うな釜」などで知られる元気寿司が先月下旬、ホーチミン市にベトナム1号店を開業した。

少子化対策と教育改革【上昇気流】

元衆院議員の大泉博子氏が、着手すべき少子化政策で「青少年については、職業に直結する教育のための改革をすべき」だとして「さまざまの職業資格が学校卒業と共に取れる仕組みになっている」シンガポールの例を挙げている

B2爆撃機の隠れた成果【上昇気流】

米軍のイラン核施設に対する精密攻撃が功を奏し、イランとイスラエルの戦火拡大がとりあえず収拾された。この「真夜中の鉄つい」と名付けられた作戦の主役がB2ステルス爆撃機である。

「最後の一葉」と参院選【上昇気流】

米国の作家、オー・ヘンリーの作品に「最後の一葉」がある。有名な作品なので、ストーリーを知っている人も多いだろう。重い肺炎にかかり、窓の外から見える蔦(つた)の葉が全て枯れ落ちたら自分も死ぬと思い込んだ画家の女性の話である。

赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(49) 戦略史家 東山恭三 トラック大空襲(上)

昭和19年2月17日、朝5時頃から米艦載機によるトラック攻撃が開始され、午後5時まで9次にわたって空襲が続いた。

震災大国日本 専用病院船の就役急げ【上昇気流】

最大で29万8000人と見込まれる南海トラフ地震の死者数を、政府は10年間で8割減らすという。建物の耐震化、最大クラスの津波のハザードマップ作りや避難訓練などは具体策となるが、道路網の寸断など対策を講じるべき課題は多い。

逆さまの地図【韓国紙】

「地図は単純な現実の反映ではなく、権力の反映だ」。英国の著名な地理学者、ジョン・ブライアン・ハーレーの言葉だ。北を上側に、南側を下に地図を描くことも人為的な規則や通念にすぎない。球形の地球で上下は見方次第だ。

歴史の町、飯能市【上昇気流】

埼玉県飯能市の大通り商店街は、江戸時代に六斎市と呼ばれる定期市が開かれた所。月に6回開催されたのでこの名がある。土蔵など歴史的建造物が幾つも残っていて、昔ながらの日本を感じさせる。

弾道ミサイルの脅威から解放 イスラエルから

6月13日に始まったイスラエルとイランの戦争は、米大統領の活躍によって12日間で停戦となった。昼夜を問わず飛んでくるイランの弾道ミサイルの脅威からやっと解放された。

弱者の真の味方は誰か【上昇気流】

梅雨をスルーして猛暑がやってきた。冷房なしでは暮らせない。そんな悲鳴が聞こえてくる。それで新聞に載っていた東京都議選の「余話」に目が留まった。

久しぶりの寝台特急は窮屈に感じた

先日、四国の故郷の法事に出席した帰りに、岡山から寝台特急「サンライズ瀬戸」を利用した。翌日に仕事が詰まっていて、夜中も少しコンピューターが使える最低限の広さが必要なので、予約は個室の「ソロ」だったが、乗車前に追加料金を払って同「シングル」に部屋を変えてもらった。

暑い日は教会へ オーストリアから

ウィーンは最高気温が30度以上の「真夏日」から35度以上の「猛暑日」の日々が続く。26日は36度を記録したばかりだ。最高気温が40度を超える「酷暑日」ももはや現実的となってきた。

珠洲焼の魅力を世界に【上昇気流】

能登半島地震からきょうで1年半。復興がなかなか進まず、被害の大きかった奥能登4市町の人口は5月時点で4万9301人。地震前から1割以上減少した。

顧客本位の保険を【上昇気流】

主な生命保険会社の2025年3月期決算が開示され、大手損害保険グループと同様、過去最高益の更新が明らかになった。ついこの間まで、損保や生保の業界は法律違反の事例が摘発されるなど混迷を脱していないのに、はて? と思った。

人とモノの「経年劣化」【上昇気流】

超高齢化社会の時代、寿命が長くなったのは喜ばしいことだが、一方でいかに健康で生活できる期間を延ばすかに関心が高まるのは当然だろう。「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」、いわゆる「健康寿命」の追求だ。

科学が進歩しても人間は…【上昇気流】

理工系教員から「月にまで人間を送ることができるようになったのに、どうしてくだらない争いが絶えないのか」との質問を受けた著名な政治学者。「月に人間を送ることに成功したのは、地球と月の間には、人間が住んでいないから」と答えた。

“ぽっちゃり警官”に喝! フィリピンから

フィリピン警察が肥満対策に本腰を入れている。新任の国家警察長官が、全国の「肥満」警察官に対し「1年以内に標準体重に減量しなければ免職もあり得る」との厳しい通達を出した。

【ワシントン発 ビルガーツの眼】米のイラン攻撃は中国への警告

米国がイランの核施設に対して行った前例のない長距離爆撃は、グアムへの偽装用のB2ステルス爆撃機派遣を含め、中国の台湾攻撃に対する抑止力を強化する副次的な効果をもたらしたとの分析が、中国問題専門家から出ている。

鎌倉の紫陽花の来歴【上昇気流】

梅雨のうっとうしい中でも、紫陽花(あじさい)を見ると心が清々する。関東では神奈川県の鎌倉に紫陽花の名所が多い。「あじさい寺」で親しまれる明月院、境内の斜面に幾種もの紫陽花が植えられた長谷寺(はせでら)がとりわけ有名だ。

時限爆弾の第7鉱区【韓国紙】

「私の夢が揺れる海の深いところ/黒真珠が色を失って隠れているところ/第7鉱区!/黒い真珠」

ポーラ美術館の遊歩道【上昇気流】

神奈川県箱根町の仙石原にポーラ美術館がある。仙石原には箱根湿性花園をはじめ多くの観光施設があるが、この原の広い平地にではなく、南西にそびえる台ヶ岳と小塚山の間の森の中に同美術館がある。

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