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カルヴァンの神権政治【心をつむぐ】

宗教改革初期の指導者であり、予定説で有名なフランスの神学者ジャン・カルヴァンは16世紀、スイスの都市ジュネーブで厳格なキリスト教信仰に基づく神権政治を行った。

世界一を国民総出で祝福 フィンランドから

 フィンランドの国民的スポーツと言えば、やはりアイスホッケーだとつくづく感じさせられた。

脱化石燃料の時代【上昇気流】

石油を精製したガソリンは自動車の燃料、精製後に残った重油は火力発電の燃料になる。話題のナフサも石油由来であり、石油にはさまざまな用途がある。

抑止力の効かないクマ【上昇気流】

「アーバンベア」なる言葉が一般化してきた。“郊外クマ”というのか、クマの人里への出没が騒がれて久しいが、今や都市中心部にも生息圏を拡大してきた感がある。クマと人間の生活境界線が壊れてきた兆しなのか。

文壇も厳しい世界【上昇気流】

 「文学」と「文壇」は近い関係にあるが、両者は別物だ。文学は作品(もの)で、文壇は作者(人間)の集団だ。作品が現在も読まれている著名作家はいるが、作品が知られることもなく、作家の名前だけが残っている場合もある。

【持論時論】つながりを喜びと励ましに ピアニスト 管谷怜子氏 

私はピアニストとして世間的に見れば遅咲きだ。技術的にも体力的にも工夫や試行錯誤が必要となる。だが、新しい挑戦に不安はなかった。

広がるクマ出没の影響【上昇気流】

連日、クマの市街地出没のニュースが絶えない。昨年度クマによる人身被害は過去最多となったが、13人に上った死者のうち、最初に発生したのが6月22日。今年度は4月21日で、既に5人が犠牲になっている。昨年度を上回る最悪のペースだ。

同盟国の「自立」と米国の関与 日本はより備えと覚悟を【潮汐閑談】

米ソ冷戦ピークの1980年代末期、米国フロリダ州のジャクソンビル海軍航空基地を取材したことがある。P3C対潜哨戒機の訓練に同乗した。

暮れゆく強い酒の時代【韓国紙】

有名シェフに在野の名人が挑戦する黒白料理士シーズン2の優勝者、崔康禄シェフは一番好きな焼酎を「パルトゥ」(赤いフタ)と言った。ハイト真露の焼酎「チャミスル」の中で最もアルコール度数が高いオリジナル(20・1度)のことだ。

大森駅開業150年【上昇気流】

東京都大田区にかつて文士村があった。ここに作家や画家たちが多く住むようになったのは、大正時代末期から戦前にかけてで、馬込から山王までの地域である。

泣く子も黙る告発サイト ブラジルから

ブラジルには「泣く子も黙る」と言われるほど企業が恐れる告発型口コミサイトがある。「RECLAME AQUI(苦情はここに)」というサイトなのだが、消費者の駆け込み寺のようになっている。仕組みはシンプル。消費者が商品やサービスの不満をサイト上に公開投稿すると、企業側がそのタイムライン上で公開回答し、解決を図る。

国会改革の「時」を問う【上昇気流】

「なんという空しさ なんという空しさ、すべては空しい」――。これは旧約聖書「コヘレトの言葉」の最初に出てくる一文である(1章2節)。

スタバ“炎上”に異議あり!? 韓国から

 朝、出勤途中でサンドイッチとコーヒーのモーニングセットを食べに、職場近くのカフェチェーン「スターバックス」をよく利用する。日本のカフェと違い、隣の席との間隔が広く、ゆったりと座れるのがいい。

外国人問題への不安感

少子化が止まらない。厚生労働省の人口動態統計によると2025年の出生数は67万1000人。死亡数から出生数を引いた自然減は91万8000人。気が付けば農業や介護、飲食業、観光業、建設業などの現場は外国人なしでは成り立たなくなっている。

国立劇場の歌舞伎鑑賞教室【上昇気流】

若い人たちに伝統芸能に親しんでもらおうと日本芸術文化振興会が主催する「国立劇場歌舞伎鑑賞教室」の公演を観(み)に行った。会場の前の席は中高生たちで埋まっていた。

今こそ「洗脳」から覚醒を【羅針盤】

国連が機能不全状態だ。国連の正式発足は1945年10月だ。同年8月まで、日本は、この国際連合(United Nations)と呼ばれる「国際の平和及び安全を維持すること」を目的とする国際組織と同じ名称の「米欧先行帝国主義諸国の同盟」軍、すなわち連合国(United Nations)軍と、民族と国家の生存を懸けた戦いを続けていた。

トイレ事情さまざま インドから

 学生時代、世界を歩いてトイレ研究のフィールドワークをしていた教授がいた。それで本も書いている。何でも極めれば学問にもなる。

高校教育の難しさ【上昇気流】

新潟県の北越高校ソフトテニス部の部員を乗せたマイクロバスが、他県の高速道路で大破し、17歳の部員が死亡、20人が重軽傷を負った事故。文部科学省と国土交通省は校外活動の移動時の安全確保に向け、局長級の連絡会議を設置し、今月末にも安全対策案をまとめる。

中国の「強気と焦り」【上昇気流】

中国の対日批判で最近、「新型軍国主義」という常套(じょうとう)句が使われている。何が従来の軍国主義と違うかというと、個々の防衛政策への批判ではなく、「戦後国際秩序への挑戦」という政治的レッテルを見ても分かるように宣伝戦のための言葉だということだ。

【ワシントン発 ビル・ガーツの眼】「真の英雄は人民解放軍」中国、天安門事件への姿勢転換 米報告

 1989年6月4日に中国・北京で発生した民主化要求デモへの武力弾圧「天安門事件」から37年。これに合わせて米空軍系シンクタンク、中国航空宇宙研究所(CASI)は新たな報告書を公表し、中国共産党が現在、この事件に関する新たな偽情報キャンペーンを展開し、事件への評価を「逆転させようとしている」と指摘した。

歴史資料と真摯に向き合え【東風西風】

先日、岩波新書『南京事件 新版』(笠原十九司(とくし)著)の絶版を求める記者会見があった。主催は、一般社団法人国際歴史論戦研究所だ。

さまざまな偶然が働いた事件【上昇気流】

プロ野球巨人の阿部慎之助監督が長女への暴行容疑で逮捕され、監督を辞任した。この事件では、長女が対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を利用したところ、児童相談所に相談するよう勧められた。相談を受けた児相は直ちに警察に通報。警視庁が監督を逮捕したが、間もなく釈放した。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(60)ペリリュー島の奮戦 水際撃滅から阻止持久へ 戦略史家 東山恭三

 昭和19年3月30、31の両日、トラック島と並ぶ海軍の重要拠点パラオが米軍の大空襲を受け、航空機約150機、艦船18隻を失う大被害を蒙(こうむ)った。衝撃を受けた大本営は、米軍の進攻先はマリアナよりもパラオの可能性が高いと判断、マリアナに派遣予定の関東軍精鋭の第14師団を急遽(きゅうきょ)パラオに差し向け、4月24日、部隊はパラオに到着した。

腹を据えて言葉の外交戦を【上昇気流】

中国の日本に対する「新型軍国主義」批判に小泉進次郎防衛相が反論し、それをまた中国が非難している。これまで中国の批判に対し、日本は穏やかにかわすことが多かった。しかし、今回は初めて反論らしい反論をした

スーパーエルニーニョ【韓国紙】

80歳を超えた母にとって、朝の散歩は一日を始める最も大切な儀式だ。雪や雨が降らなければ、必ず家を出て、季節の変化を体で感じながら生きてきた。暑くも寒くもない、澄んだ空気が満ちた5月を特に愛していた。

米国のルーツは太古に【上昇気流】

米国は今年、建国250年を迎え、独立記念日の7月4日を中心に記念イベントが開催されている。行事は年間を通して行われ、首都ワシントンにある国立肖像画美術館では、常設展「米国大統領」がリニューアルされた

戦闘で負傷した母の手記 イスラエルから

2023年10月7日のイスラム組織ハマスによる大規模襲撃の際に戦闘に参加した女性の手記を目にした。国境警察の治安部隊員だったアミット・グルさんは襲撃当日、市民と祖国を守るため夫と共に戦場へ向かった。乳飲み子を残して。数時間の間にテロリストと4回交戦し、両手に2発の銃弾を受けた。ただ戦うこと、生き延びることだけを考えていたという。

詰め方で意味変わる重箱文化 【美ら風】

 沖縄は先祖を大切にする地域の文化が残っており、シーミー(清明祭)やウークイ(旧盆)など、家族で先祖を供養する伝統行事が県民に根付いている。先祖にお供えするのはウサンミ(御三味)だ。

孤独感上昇の元凶は憲法か【上昇気流】

孤独感とは、心の通じ合える人がいない、独りぼっちの寂しい心持ちのことをいう。こうした思いを抱く人が40年にわたって増え続けているというから驚かされる

どんどん進む田舎の崩壊

 先月中旬、弟の一周忌の法事のため里帰りした。四国の田舎町(今は町村合併でできた町の一地区)で、午前10時すぎに着いて旧中心通りを車で数百メートルほど移動したが、五月晴れのいい天気なのに、通りには人っ子一人いない。途中で、対向車2台と擦れ違っただけだった。
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