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Ⅹマスシーズンの幕開け オーストリアから

 キリスト教文化圏の欧州に住む人々は11月の声を聞けば、クリスマスシーズン到来の雰囲気に包まれる。オーストリアの首都ウィーンで14日、ウィーン市庁舎前広場でルートビヒ市長を迎えてクリスマス市場がオープンした。

ウオーキングは祈り!

東北の故郷から知人が会いに来た。最寄りの駅で落ち合い、筆者の家まで10分ほど歩いた。2人とも60代後半だ。

札付き戦狼外交官を追放せよ【上昇気流】

中国の薛剣(せつけん)・駐大阪総領事は「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として早く国外退去処分にすべきである。

教室不足で読み書きの国難 フィリピンから

 フィリピンでは過去30年で機能的非識字者がほぼ倍増し、約25万人に達した。

高市政権の医療改革【上昇気流】

高市早苗首相は国民の命と健康を守るための施策について、10月の所信表明演説で「効率的で質の高い医療」や「新しい地域医療構想」などの実現を掲げた。

狂歌から政治を見る【上昇気流】

早いものでNHK大河ドラマ「べらぼう」もあとひと月を残すだけになった。田沼政治とその後を襲う松平定信の「寛政の改革」という時代の変わり目に庶民がどう反応したかは、当時の「狂歌」に表れて面白い。

芸術鑑賞の地方格差【上昇気流】

音楽コンサートの主催者らでつくる団体が発表した数字がこのほど新聞で報道された。昨年の全国の公演数は約3万4000本。その約3分の1が東京都での開催だった。東京近県の神奈川・千葉・埼玉は含まれない。

能登を愛した仲代達矢さん【上昇気流】

8日に92歳で亡くなった俳優、仲代達矢さんは、能登をこよなく愛した。主宰する劇団「無名塾」の合宿場所とした石川県七尾市中島町では、能登演劇堂を監修し名誉館長を務めた。最後の舞台は5~6月、同演劇堂で主演した「肝っ玉おっ母と子供たち」だった。

恥ずかしいK飲酒運転【韓国紙】

週末、ソウル警察庁近くの周時経(チュ・シギョン)(近代のハングル学者)広場前で警察官の一団が市民と共に横断歩道を渡っていたが、少なくない歩行者数なのに、車は止まらずに走っていた。警察官まで「人が渡ろうとすれば、車を止めるべきではないのか」と愚痴をこぼした。

中国とはどんな国か【上昇気流】

中国とはいったいどんな国なのか。中国人とは何なのか。今日ほど問われている時代はない。中国政府は、台湾は自国の領土の一部だと主張し、「台湾有事」を語る日本の首相は中国を挑発していると批判。台湾統一に向けて武力行使も辞さない構えを示している。

台湾有事で高市首相 抑止へ一手、「存立危機」答弁【潮汐閑談】

7日の衆院予算委で台湾有事における「存立危機事態」についての首相答弁が波紋を呼んだ。高市早苗首相は「中国が戦艦を使って武力行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得る」と述べた。これに対し、具体的な「事態」の想定について相手(中国)に“手の内”を明かすものとの野党などの批判が噴出した。しかし、この答弁は結果的に首相の中国に対する有効な抑止力の一手となったのではないか。

「まず触れる」教育 米国から

 ある日、小学3年の息子が持ち帰った宿題プリントに目を通して、驚いた。

Z世代の未来は如何に【上昇気流】

飛んで、飛んで、飛んで、怒濤(どとう)の「高市外交」。働いて、働いて、働いて、午前3時の国会答弁出勤。いやはや、高市早苗首相の“ロケットスタート”には目を見張る。なるほど支持率は上がる、上がる、上がる、である。

古都・慶州の日本とのゆかり 韓国から

 韓国で行われた先のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、開催地となった南東部・慶州の歴史的風土にも関心が集まった。

養殖サンマのビジネスモデル【上昇気流】

水産資源の減少で、今や日本の食卓に欠かせない養殖魚。回転ずしで人気のサーモンやハマチなどが代表だが、サンマの養殖が進んでいるという話にはちょっと驚いた。

高市早苗首相に期待する【羅針盤】

先月10日に石破茂前首相が、「戦後80年に寄せて」と題する「所感」を公表した。これは戦後50年(平成7年)の8月15日に節目の年として、村山富市首相が総理大臣談話を発表し、その後、戦後60年(同17年)に小泉純一郎首相、戦後70年(同27年)に安倍晋三首相が談話を発表したことに倣ってのことである。今年の「所感」は今までの談話と違って、閣議決定された政府の公的なものではない。

教師たちからの警鐘 フィンランドから

 デジタル社会の中で育った子供たちの多くは、壁時計などのアナログ時計で時刻を読むことが難しいらしい。

造船業復活なるか【上昇気流】

国内の造船業界が勢力回復に向け、大型の設備投資に打って出る。国内17社でつくる日本造船工業会の檜垣幸人(ひがきゆきと)会長(今治<いまばり>造船社長)は、2035年までの建造量倍増を目指して3500億円の投資を表明。国にも大規模な支援を求めている。

消えた十字架の謎【上昇気流】

何やら推理小説のタイトルのようだが、実際、伝統的キリスト教会から十字架が消えつつある。つまりシンボルの十字架が降ろされてきているというのだ。特に米国や韓国のメガチャーチでは教会自体が減り、カフェなどに姿を変えた例も多い。

【心をつむぐ】あいさつが結ぶこころ

海外に出ると、知らない人でも気軽にあいさつの言葉を投げ掛けてくる。こちらもそれに応え、つかの間のひととき、そこに晴れやかな時間が生まれる。  日本では見知らぬ人にあいさつをするということはあまりない。小学生くらいまでは他人にも「おはようございます」「こんにちは」と無邪気にあいさつをすることもあるが、それも中学生、高校生と成長するにつれ、少なくなっていく。

修学旅行で「荷物なし」?【上昇気流】

半世紀以上も昔の記憶。高校の修学旅行で関西方面に行った。予定は3泊4日。荷物を持つことが今でも苦手なので、この際「3日や4日の日程なんだから、手ぶらで行こう」と友人2人に提案した。2人は「面白そう」とすぐ同意した。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(53)ニューギニアの戦い(上)戦略史家 東山恭三

昭和19年5月5日、大本営は古賀峯一連合艦隊司令長官の「殉職」を発表した。後を継いだ豊田副武大将は、敵の進攻をパラオと想定したが、米機動部隊はマリアナに向かう。

新語・流行語大賞の不見識【上昇気流】

今年の世相を反映した言葉を選ぶ「新語・流行語大賞」の候補30語が発表された。「昭和100年」「トランプ関税」「物価高」などメディアでよく耳にし、生活の中で実感する言葉だ。一方、新語の類では、こんな言葉は初めて聞くというのも多い。

原子力潜水艦【韓国紙】

核推進潜水艦(原子力潜水艦)は小型原子炉を使用する以上、理論的に無期限に浮上しないまま水中作戦を遂行できる。濃縮度90%以上の高濃縮ウランを動力に使えば、普通30年以上である設計寿命の間、一度も燃料を交換せずに運用することができるという。

中国に媚びるな【上昇気流】

フラワーショップに季節の花々が並ぶように、ブックショップにもいつも新しい本が並んでいる。週に一度か二度、見に行く。政治社会のコーナーでは時代を映し出すように変化が顕著だ。

デモで帰れず1泊 イスラエルから

 先週、北部ハイファに住むユダヤ人の友人に会うため、イスラエル鉄道の旅を楽しんだ。

世を乱す「鬼神」の業【上昇気流】

あちこちに出没し蛮行を繰り広げている。クマもさることながら人間、それも「崇高な使命」を担う教師と「安全と安心」を守る警察官のことである。このところ耳を疑うニュースが後を絶たない。

移民混合住宅政策への不満 フランスから

 コンサル企業の管理職に就くブリュノ氏は、12年前、パリ西郊外の高級住宅地に建つアパートを満を持して購入し、今は後悔の念にさいなまれている。

短くなった秋とアーバンベア

秋と言えば、筆者が連想するのは「天高く馬肥ゆる」という言葉だ。

サムライ・大リーガーの真骨頂【上昇気流】

米大リーグ・ワールドシリーズ(WS)第7戦は、ドジャースが延長十一回、ブルージェイズを下し2連覇を成し遂げた。最優秀選手(MVP)に輝いた山本由伸選手はじめ大谷翔平選手、佐々木朗希選手ら日本人選手の活躍は誇らしい限りだ。
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