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「車中心」からの転換 フィンランドから

首都ヘルシンキの街づくりの発想が大きく変わりつつある。かつては車の流れを妨げない道路計画が中心だったが、今ヘルシンキが掲げる優先順位は明確に「人」に移った。

明治天皇の御決断

 「聖上御断髪遊ばされ候」――。明治6年、明治天皇が断髪をされた。明治政府はその2年前に断髪令を発したが、一般庶民への浸透が進まず、明治天皇が自ら範を示される形となってから急速に広がりを見せたという。

権力と人間関係【上昇気流】

だいぶ前に読んだ本の中に「人々が独裁者を恐れるのは、彼が権力を持っているからではなく、権力行使の基準が予測できないからだ」というのがあった。周囲の人々は権力者の顔色をうかがう必要がある。

イタリア人の表現力に学ぶ【上昇気流】

熱戦が続くミラノ・コルティナ冬季五輪も中盤を迎え、日本人選手たちの活躍に目が離せない。イタリアへの関心も高まっているが、開会式ではその圧倒的な文化力を見せつけた。

健保財政赤字の危機【韓国紙】

韓国の健康保険は先進諸国もうらやましがる制度だ。1977年7月、500人以上の事業所を対象に始まり、農漁村と都市に続いて自営業者と5人未満の事業所の勤労者まで包括し、全国民の医療保険は導入から12年後の89年にその体系が完成した。世界の社会医療保険史で類例がない最短期間の記録だった。

人生の時間は心掛け次第

多死社会を迎え、いやが応でも死を意識することが増えてきた。寒い冬の時期に身近な人の訃報を聞くと気持ちが落ち込む。一方、「人生100年時代」、いかに生きるかを考えざるを得ない社会に生きている。

大雪で立ち往生【上昇気流】

福島県の会津地方では冬の生活には宿命的な厳しさがある。その雪の降り方を『会津歳時記』は「あるときはやさしく、あるときはすさまじく、あるときは暗く、あるときは明るく」降ると表現した。

樹木の新年 イスラエルから

 イスラエルでは、ユダヤ暦シュバット月15日に当たる2月1日の日没から2日にかけて、樹木の新年「トゥビシュバット」を祝った。

出でよ、令和の八咫烏【上昇気流】

「神話は真実を語ろうとし、伝説は事実を語ろうとし、昔話は娯楽や教訓を語ろうとする」――。神話学では神話と伝説、昔話の違いをこんなふうに言ったりする。もっともその「真実」は現代とは異次元のもので「神聖性の記号」をひもとかねば知ることができないという。

歴史的大勝は天の声【上昇気流】

超短期決戦となった衆院選は、高市早苗首相率いる自民党が単独で全議席の3分の2を超える歴史的圧勝となった。しかし、高市首相の表情が緩むことはない。むしろ緊張感と厳粛さを増しているように見える。

藍染めツアーは過去への旅 ベトナムから

 ベトナムの首都ハノイから北西に約300㌔離れたサパは、中国国境に近い高原都市だ。標高が1600㍍近くあり夏でも涼しいため、フランス植民地時代には避暑地として栄えた。

科研費増額を生かせ【上昇気流】

誰もが家庭・地域において生きがいを感じる「一億総活躍社会」実現が打ち出されたのは安倍晋三政権の2015年。そのための柱の一つに生産性向上に至る科学技術イノベーションを挙げ、「名目GDP(国内総生産)600兆円」を目指した。

備えあれば憂いなし【上昇気流】

 古代エジプトの王ファラオが夢に悩んだ。よく肥えた7頭の雌牛が川から上がって草を食べ始めたところ、その後から貧弱で醜くやせた7頭の雌牛がやはり川から出てきて前の肥えた雌牛を食い尽くした。

歴史小説と文書【上昇気流】

佐藤賢一著『歴史小説のウソ』(ちくまプリマー新書)という本を読んだ。「歴史小説はウソばかり」という本かと思ったが全く違う。著者は1998年東北大学大学院文学研究科(西洋史)を退学、翌年直木賞を受賞した。研究者から歴史小説家への転身だ。

桜より梅が人気の奈良時代【東風西風】

現代人にとって春の花と言えば「桜」。人生の節目によく登場する。「入学」「進学」「入社」と門出の花でもある。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(56)ニューギニアの戦い(上)戦略史家 東山恭三

ビアク島での日本軍の善戦ぶりを見た海軍は渾(こん)作戦を発令(昭和19年5月29日)、増援部隊を乗せた艦隊をビアクに派遣する。だが米軍の妨害に遭い輸送は難航、そこで輸送部隊に戦艦大和を含む強力な攻撃部隊を随伴させることを決定するが、折からスプルーアンス大将指揮の米第5艦隊がミッチャー中将の第58機動部隊や上陸部隊であるスミス海兵中将の第5水陸両用軍団を擁し、マリアナ諸島に来攻。そのため艦隊のビアク派遣は中止された。

高市人気と学会票の行方【上昇気流】

衆院選の投票が2日後に迫った。朝日新聞の調査(1月31日から2月1日)では、自民党が単独過半数(233議席)を大きく上回る勢いで、日本維新の会と合わせて300議席をうかがう。

都心マラソンの両面【韓国紙】

1896年、ギリシャのアテネで開かれた第1回オリンピックで正式種目に採択されたマラソンが旋風的な人気を博すると、翌年の4月19日、米国のボストンで最初の年次都市マラソンが開催された。

「鴨池」に水がない【上昇気流】

東京都世田谷区北烏山に臨済宗大徳寺派の高源院がある。寺町通りに並ぶ寺院の一つで、創建は元禄16(1703)年。もともとは品川にあったが、関東大震災の被害に遭い、復興のために1939年に移転した。

「罪悪感チップ」の恐怖 米国から

 先日、妻と近所のパン店を訪れた時のこと。自分たちでトレーに乗せた商品をレジに持っていくと、店員はそれをバーコードで読み取り、袋に入れた。

「ジーキルとハイド」の教訓【上昇気流】

立春とはいえ、暖房が欠かせない時節、薪(まき)ストーブがつい懐かしくなる。昭和の学校では教室に据えられ、火を消さないために薪が傍(そば)に置かれていた。

海洋資源大国への第一歩【上昇気流】

 海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」が、南鳥島(東京都)沖でのレアアース(希土類)泥の試掘に成功した。

「怪しき者」通報せず? 韓国から

 先日、大学で教鞭(きょうべん)を執る日本の知人と会食する機会があった。知人は自身の思い出話として、1970年代末、韓国に長期滞在した際に経験したエピソードを紹介してくれた。

今年こそ憲法改正を【羅針盤】

丙午(ひのえうま)年が明けて早くも如月(きさらぎ)、厳しい寒さが残りさらに重ね着をと思う。来週には、衆院選も終わり新しい政局がスタートしているだろう。

気候変動にも揺るがぬ先人の知恵

先週土曜日(1月31日)夕、買い物帰りに見上げた空には円い月が浮かんでいた。旧暦では12月13日。完全な満月ではないが、近くに木星を従えて、暗くなった空を煌々(こうこう)と照らしていた。

インバウンドの若者たち【上昇気流】

2025年の訪日外国人数が4000万人を突破し過去最多の約4270万人となった。今回、幅広い国・地域を対象に観光客を誘致した効果が表れたという。政府は03年に「観光立国宣言」を打ち出し、観光ルートの開拓に努めている。

何を「ファースト」とするか【上昇気流】

 「ファースト」とは「一番、最初の」とか「最優先の」といった意味である。トランプ米大統領の政治スタイルを象徴する表現「アメリカ・ファースト(米国第一)」でおなじみだが、それを国際的波紋もいとわず露骨に実行に移すところがトランプ流たるゆえんだ。

ストーカー事件の難しさ【上昇気流】

水戸市で昨年末に起きたようなストーカー殺人事件がなくならない。水戸の事件では元交際相手が逮捕されたが、とかくストーカーが絡んだ事件はやっかいだ。警察に被害届を提出した被害者が、被害届を取り下げることもある。その時の警察の立場は微妙だ。

外交カードとしてのパンダ【上昇気流】

東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが中国に返還され、国内のパンダは約半世紀ぶりにゼロになった。

中国に招かれた作家たち【上昇気流】

「中国は、外国から人を招ぶ。あらゆる国からあらゆる分野のひとびとを招びつづけて、中国の野に連れて行ったり、村を見学させたり、また施設や文物を見せたりする」。
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