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戦死者に助けられる【上昇気流】

終戦の日がまた巡ってくる。慰霊はいつでもいいはずだが、やはりこの時期が思いも強くなる。先の戦争の語り部として印象深い一人に、すでに鬼籍に入っているが、5代目春風亭柳昇を挙げたい。

いにしえの日本を考える(6)日本仏教の本来の姿 生きる希望と死を受け入れる道

 前回は、現代日本の仏教に対して、やや厳しい意見を述べさせていただきました。本来、日本の仏教は、国の平安を祈り、人の心を整え、生き方と死生観を教える、社会の中心的な宗教でした。今回は、飛鳥時代から江戸時代まで宗教として日本に定着していた仏教の姿を見つめ直してみたいと思います。

金貨をくわえたティラピア ベトナムから

ベトナムのメコン川下流域を旅すると、数多くの養殖いかだを目にする。育てているのはナマズだ。

キノコと家の盛衰【上昇気流】

柳田国男著『遠野物語』(明治43年)の冒頭近い部分に、毒キノコによって一家が没落する話が記述されている。梨の木の周囲に、見慣れぬキノコがたくさん生えていたのを主人が見つけた

「親族特例」論議【韓国紙】

東洋の古い法観念の一つに「親親相為」がある。父母と子供、夫婦など近親者の間では、互いの犯罪を隠し合うことが、人倫と道理にかなうという思想だ。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(62)比島決戦(下)航空戦力不足から特攻作戦に 戦略史家 東山恭三

捷一号作戦は、囮となる空母機動部隊と、米軍のレイテ上陸を阻む戦艦などで編成された三つの水上部隊が、それぞれ離れた場所で別個独自に行動する複雑な作戦構想になっていた。

台湾で祭られる日本人の神々【上昇気流】

台湾には、日本人の神様が50柱近く祭られている。台湾の人々が自主的に祭るようになったもので、小紙でも丹羽文生拓殖大学教授が「台湾で祀られる日本人先覚者」と題し2020年4月から15回にわたって現地レポートを連載した

神殿崩壊を嘆く日 イスラエルから

今年の7月23日は、エルサレム神殿の崩壊や数々の災難を嘆き悲しむ「ティシャベアブ」(ユダヤ暦アブ月の9日)だった。ユダヤ人たちが1日断食するので、エルサレム市内の多くの店は閉まっていた。

オオガハスと内村鑑三【上昇気流】

この夏、ハスの開花を見たのは、福島県会津若松市にある御薬園でのこと。御薬園は国指定の名勝で、松平氏の庭園。池泉回遊式の大名庭園で、園内に薬草園がある。

高市皇子と高市首相の「縁」【上昇気流】

改正皇室典範の「皇統」を巡って論議が絶えないので、書棚から昭和天皇の崩御直後に出版された『天皇制の原像』(至文堂、1989年刊)を取り出した

四股の美しい安青錦を見たい

先月26日に千秋楽を迎えた大相撲名古屋場所は、三つどもえの優勝決定戦を制した関脇安青錦が3度目の優勝を飾った。カド番だった夏場所は左足首のケガで全休し、名古屋場所も8日目に左足親指を負傷する試練の中でも、「我慢強く自分らしい相撲」を取って大関返り咲きを果たしたのだ。

全国で水道復旧の応援を【上昇気流】

震度7を観測した熊本地震の発生からきょうで1週間。昨日は熊本市で最高気温40・3度を記録する酷暑日となった。同県で40度を超えたのは観測史上初。こんな時にと恨めしくなる

デジタル行政の力 ブラジルから

ブラジルで暮らしていると、日本では想像しにくい「理不尽」と向き合う場面が少なくない。先日も、解約したはずの携帯電話会社経由のサブスク(動画配信サービス)が、システムの不具合で勝手に再契約されるという珍事に遭遇した。

大地震直前予知の方策探れ【上昇気流】

2016年と今回の熊本地震を経験した地元の60歳代男性が、テレビ局のリポーターからマイクを向けられ「気が動転し足が動かなかった。死ぬかと思った」。別の男性も「いやあ、恐ろしかった。今回の揺れの方が大きかったのでは……」

罪のない「秘密基地」【上昇気流】

テレビの中継で夏休みの過ごし方を聞かれた子供が「秘密基地を作って遊んだ」と元気に答える。リポーターが「へえ、どんな秘密基地?」と尋ねると「秘密基地だから、秘密」とかわしたのには笑ってしまった。

いにしえの日本を考える(5) 現代の日本仏教 ビジネスから本来の姿へ

 「神道は現在、制度上は宗教と定義されています。しかし、古来神道は日本固有の民族信仰と考えた方が私はしっくりきます」と、書かせていただきました。今回は「仏教は宗教なのか」を考える前に「現代の日本の仏教」について考えたいと思います。

歴史に裁かれる「正義」【上昇気流】

鎌倉幕府の実力者で2代執権だった北条義時は「世の中をあれこれ動かしては見るが、そのあげくこれが私のものだというかたちあるものは何ひとつ手の中に残らない」と述べた。

小学生の希望職業【韓国紙】

職業の中で教師は特別だ。知識を伝えるだけでなく、価値観と人格を育てるためだ。批判的な思考と創意性、共感能力、市民意識は、教室で鍛えられる。

災害関連死との闘い【上昇気流】

熊本県を襲った最大震度7の地震で、救命のタイムリミットである「発生後72時間」が迫っている。不明者の救出に全力を注ぐとともに、災害関連死を防ぐ対策を早めに打たねばならない。

ビバルディと「四季」【上昇気流】

ビバルディの作曲したバイオリン・コンチェルト「四季」は、標題音楽の最も優れた作品だ。楽想の豊かさ、鮮やかさ、技巧の面白さなど、今もファンを魅了し続けている

人生行き詰まった時は基本に

人生において、社会生活において、仕事において、眼前の行き詰まった状況で困った時に思い出すのは「基本に立ち返れ」という言葉だ。迷いや混乱、慣れや慢心によって目的や価値観を見失った時に原点に戻って考え直す姿勢を示す表現である。

光彩を放つ「歴史」とは【上昇気流】

19世紀のドイツの歴史家ランケは「近代歴史学の父」と呼ばれる。実証主義に基づく科学的な歴史学を確立したからだが、東大名誉教授で歴史学者の樺山紘一氏は「学問としてみれば、慶賀すべき」としつつも、「歴史の多様な可能性に蓋をする結果に陥ったことも事実」と指摘する

駅での飲酒禁止令に賛否 ドイツから

ドイツ鉄道(DB)で10月15日から駅構内でのビールなどのアルコール類の飲酒が禁止される。すでに一部大都市の駅では実施されているが、同日からドイツ全土の約5400の駅で禁止されるという。

老後の居場所を持つ幸せ

梅雨の晴れ間、長野県の入笠山(にゅうかさやま)に夏花を見に出掛けた。7月を迎えたゴンドラ山頂駅の山野草公園は青々とした夏模様に変わっていた。

安倍元首相と李登輝元総統の絆【上昇気流】

台湾の李登輝元総統が亡くなって、この30日で6年になる。李氏はクリスチャンだったが、日本式にいうと七回忌になる。

AIデータセンター巡る攻防 米国から

米国で今、人工知能(AI)のデータセンター建設を巡る議論が熱を帯びている。生成AIの利用拡大を受け、巨大IT企業は全米各地で施設の建設を進めているが、歓迎する自治体がある一方で、住民の反対運動も広がっている。

恩賜賞に女性科学者【上昇気流】

わが国で最高の栄誉ある賞の一つ、日本学士院賞を今年度は12人が受賞し、特に優れた研究者に贈られる恩賜賞には分子生物学者の後藤由季子東京大大学院教授が選ばれた

「神の目」欲しいW杯【上昇気流】

スペインの優勝で幕を閉じたサッカーのワールドカップ(W杯)はアフリカ勢が大健闘した。中でも島国の小国カボベルデの活躍は特筆すべきものだった。決勝トーナメント1回戦ではアルゼンチンを延長戦にまでもつれ込ませた。

いにしえの日本を考える(4) 「宗教」とは何か 信じるのではなく学ぶ

 今回は「宗教」について、考察したいと思います。人間は「どう生きるべきか」「なぜ苦しむのか」「なぜ死ぬのか」「何を大切にすべきか」など、生きていく上での疑問に答えを与えてきたのが宗教です。

名義貸しで土地取得 タイから

タイ警察はこのほど、外国人がタイ人名義を使って不動産登記などをする「ノミニー」の摘発に動いた。
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