Homeコラム

コラム

猛威振るった森林火災 ブラジルから

年末はまだ早いが、ブラジルで今年起こった印象的な出来事を挙げるとすれば、筆者は間違いなく「森林火災と煙霧」をその一つに挙げる。

修験者が遭難しない理由?

日本の山々は奈良時代から修験者(しゅげんじゃ)が登っているが、修験者の遭難事故の記録が見当たらない――と8月3日付弊紙文化面にあった。小子は4年前から近くの山々を登り始めたが遭難理由がうっすら分かってきた。

【上昇気流】「私の本屋さん」ノート

読書推進月間の最中、街の本屋さんが何かと話題になる。次々と閉店し、今や自治体の4分の1に書店がないそうだ。これは困った、本屋さんを支援する術(すべ)はないものか。そんな話題がニュースになっていた。

【上昇気流】更地に未来の絵を描けるか

5カ月ぶりに石川県七尾市の知人を訪ねた。能登半島地震で同市では5200棟以上の住宅が全半壊した。古い民家が建ち並ぶ旧市街は、特に被害が大きかったが、そこに住んでいる知人の家は準半壊で、何とか修理して住み続けるという。

【上昇気流】日本人、月面に立つ?

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙飛行士候補の米田あゆさんと諏訪理さんが基礎訓練を終え、宇宙飛行士として認定されたと発表した。記者会見で「宇宙開発は激動の時代で、私自身がどう活躍できるのか考えたい」と米田さん。

【上昇気流】子供心に残る伝記

子供の頃に読んだ伝記は今も強く印象に残っている。例えば徳川家康。まだ幼い駿府での人質時代、彼は河原で大小二つの少年グループが川を挟んで石投げの合戦をするのを見て、少ない人数のグループの方が最後には勝つと断言した。実際その通りになったという。

【上昇気流】読書週間を迎えて

明日27日から読書週間(11月9日まで)。「読書の秋」は「食欲の秋」と共によく知られた言葉である。食欲の場合は、作物や果物が実る季節なので不思議ではない。だが読書の場合は、事情がちょっと違っている。

絶品の肉料理 ベトナムから

ベトナム人はよく肉を食べる。ローカルの市場に行くと、大きな肉包丁でカットされたばかりの豚や牛のブロック肉がぶら下がっている。

【上昇気流】政策論争深まらぬ総選挙

27日の投開票を前に、与党の苦戦が伝えられる衆議院選挙。重要政策が争点としてほとんど浮かび上がってこない。自民党の裏金問題を徹底的に追及し、懲罰選挙にしようという野党の狙いがあるためだ。

【上昇気流】山本有三と近衛文麿

今年は小説『路傍の石』で知られる作家、山本有三の没後50年に当たる。東京都三鷹市の山本有三記念館では、これを記念して「濁流 雑談 近衛文麿」を展示している(2025年5月11日まで)。

荒野生活を振り返るスコット イスラエルから

イスラエルでは、10月16日の日没からスコット(仮庵(かりいお)祭)が始まった。1週間続くこのお祭りの特徴は、家の周りやベランダ、駐車場、公園など、至る所に建てられたスカ(仮庵)という簡単な小屋だ。

ユタの霊視で全てお見通し?

沖縄独自の土着信仰として有名なのがユタだ。ユタとは御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖地で修業を積み、霊力を培った民間霊媒師(シャーマン)の総称で、そのほとんどが女性だ。

【上昇気流】名優・西田敏行さん逝く

「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったものである。夕暮れを眺める暇もなく日々、暗くなる時間が早まる。だからこそ「読書の秋」とは思うが、長い夜は寝るに限る。米大リーグの大谷翔平選手によれば、寝れば寝るほどコンディションが良くなるそうだ。

高齢教皇と教会改革 オーストリアから

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は在職中の教皇としては2番目の高齢者だ。今年12月に88歳を迎える。最高齢教皇はレオ13世で、1903年7月20日生に、93歳で亡くなった。

【政界一喝】石破氏は野党に利用されるな

石破茂首相の政権支持率が28%(時事通信社、対面調査)など極めて低い。同調査の自民党支持率は19%で、これらを足すと47%。政権は発足するや否や、いわゆる青木率(政権と党支持率を足して50%以下で政権危機)に引っ掛かった。

小野路宿・布田道を歩く

東京都町田市北部の丘陵地に美しい里山の道が残っている。先週、主宰する「街道歩きの会」の仲間と新選組近藤勇が通ったという小野路・布田道を歩いた。

【上昇気流】奥能登・人口流出への懸念

能登半島北部を記録的な豪雨が襲ってから1カ月が経過した。いまだに400人余りが避難生活を送っている。用地不足で応急仮設住宅の建設が遅れているのだ。

【上昇気流】AIの今後の展開注目

2024年のノーベル物理学賞に、人間の脳の神経回路を模倣した「人工ニューラルネットワーク(神経網)」を使って、機械が自分で学習する深層学習(ディープラーニング)の基礎を築いた米国とカナダの研究者2人が選ばれた。

生徒の夢奪う「自衛隊アレルギー」

世界遺産の宮島・厳島神社を有する広島県廿日市市で9月に開かれた「自衛隊ふれあいコンサート」に、市内の中学校の吹奏楽部が参加したことで、複数の市民団体が抗議したことが話題になっている

【上昇気流】小粒でもピリリと辛い?

7都道府県で最も市が多いのは埼玉県の40市という。東京は23特別区があるので26市にとどまるが、区市を合わせると大都市を抱える愛知、大阪、兵庫、福岡、さらには単独自治体としては最大面積を誇る北海道の35市を上回る。

注目記事

Google Translate »