
安倍晋三元首相の暗殺から3年を前に、事件の真相究明を求める高田純・札幌医科大学名誉教授の講演会が都内で開かれた。高田氏は安倍氏銃撃の前後の様子を捉えた動画の音声解析によって、山上徹也被告の2度の手製銃発砲の間に別の銃らしき音が記録されていることを明らかにしている。
高田氏はその解析結果を岸田文雄首相(当時)に知らせたが、何の反応もなかったという。「陰謀論」で済まされない科学的分析を無視するのは何か不都合なことでもあるのか。それこそ陰謀の匂いがしないか。
講演会には元警察官で職務質問のプロとして指導に当たり『結果を出すための攻める検問・職務質問』(春吉書房)の著書もある宇野博幸氏がコメンテーターとして参加。宇野氏は「山上被告の手製銃と同じものを作ってそれが実際に殺傷能力のあるものかどうか実証実験すればすぐ分かる。なのにそれを実施した気配はない」という。
さらに「ショルダーバッグを持って不審な動きをしている山上被告を警察官が職務質問していれば事件は防げたはずだ」と悔しがった。もっとも宇野氏によると最近は、職務質問もかつてのように積極的にはやらない傾向がある。
警備体制が不十分だったことについては「元首相とはいえ安倍さんの警備を手厚いものにすると、すぐ左翼の連中からクレームがきたりする」という。
安倍氏暗殺に手を貸したのは、反安倍勢力「アベガー」であることは間違いないようだ。





