沖縄の最新記事

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沖縄県民のハワイ移住から125年【美ら風】

 沖縄からハワイへ初の移民が渡ってから今年で125周年となる。これを記念して11日、那覇市内で式典が行われ、ジョシュ・グリーン米ハワイ州知事やハワイ沖縄連合会(HUOA)の久場フランセス会長らが来沖し参加した。

県議会 自衛隊への「差別的風潮改める」決議を可決 隊員の人権保障巡り激論 訓練妨害や行事排除に懸念

 沖縄県議会(中川京貴議長)は8日、自衛隊員およびその家族に対する「差別的な風潮を改め、県民に理解と協力を求める決議」を賛成多数(賛成25、反対19、退席2)で可決した

沖縄の伝統行事「大綱引」【美ら風】

夏から秋ごろにかけて、県内各地で「大綱引(おおつなひき)」が相次いで行われる。主に那覇、与那原(よなばる)、糸満を中心に、豊作や航海の安全を祈る祭事として受け継がれてきた伝統行事だ。

玉城知事2期目残り1年 3選出馬「遅くない時期に判断」 辺野古移設阻止 敗訴続く 公約達成の見通し立たず

沖縄県の玉城デニー知事は2期目の就任から3年となった。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画阻止を掲げ再選したものの、裁判での敗訴や選挙での「オール沖縄」勢力の敗北が続き、公約達成を見通せる状況にない。

皇太子を沖縄に招いた海軍艦長【美ら風】

 那覇市の神社・波上宮の境内には、昭和天皇の御製「思はざる 病となりぬ 沖縄を たづねて果さむ つとめありしを」が刻まれた碑がある。戦後、沖縄御訪問を果たせなかった昭和天皇の無念な心境が詠まれている。

南城市長の不信任案を可決 市議会 セクハラ疑惑で4度目の提出 古謝氏 一貫し疑惑を否定 「強引な印象操作」との声も

沖縄県南城市議会は9月26日、古謝(こじゃ)景春(けいしゅん)市長(70)に対する不信任決議案を可決した。決議は古謝氏のセクハラ疑惑を巡り、同案が提出されたのは4度目。

沖縄のため出撃した戦艦「大和」【美ら風】

 太平洋戦争末期、世界最大級の戦艦「大和」は、沖縄を巡る最後の決戦に向けて出撃した。しかし、驚くことに、この史実を知らない沖縄県民は少なくない。沖縄戦の陰には、「沖縄を守ろう」という願いと共に海に消えた大和の姿があった。

〝陸自エイサー隊〟が初参加  第70回全島エイサーまつり 沖縄市で開催  市民から大きな拍手と歓声

 沖縄市で9月12日から3日間にわたり開催された第70回沖縄全島エイサーまつりに、陸上自衛隊第15旅団(那覇市)の隊員らでつくるエイサー隊が初参加し、沿道に詰め掛けた市民から大きな拍手と歓声を浴びた。

宮古島のシンボル「まもる君」【美ら風】

宮古島や伊良部島、多良間島など宮古列島の道路脇に立つ警察官姿の交通安全人形。それが「宮古島まもる君」だ。精悍(せいかん)な表情で直立不動の姿は、一度見た旅行者の記憶に強く刻まれる。宮古島警察署が交通事故の多発を背景に、「目に見える啓発」として1990年代に導入したのが始まりだ。

沖縄で広がる「ゾンビたばこ」 繁華街などで若者に蔓延 半グレ集団が組織的売買か 麻薬流通ルートの一角担う可能性 

沖縄県内で、いわゆる「ゾンビたばこ」と呼ばれる違法な危険薬物の乱用が広がりつつある。本来は麻酔薬として用いられる「エトミデート」という成分を電子たばこのリキッドに混入させて吸引するというもので、意識が混濁し、体の制御が利かなくなることから「ゾンビ」のような異常行動を示すとして社会問題化している。

風物詩「道ジュネー」で苦情も 【美ら風】

沖縄には先祖を敬う伝統が数多く残されているが、旧暦7月13日から15日の3日間にかけての旧盆は、特に重要な年中行事の一つだ。

「反自衛隊」色強める市民運動  コンサート会場前でも抗議  隊員への社会的攻撃に懸念も

沖縄で反自衛隊運動が激しさを増している。宮古島で駐屯地司令と市民団体が対立したのを発端に、抗議は文化行事にまで及び、8月31日には宜野湾市で開かれた日米ジョイントコンサートの会場前でも抗議が展開された。自衛隊の活動や存在そのものを否定する声は、地域社会の分断を深めるだけでなく、日本と沖縄の安全保障体制に影を落としかねない状況となっている。

なぜ沖縄は甲子園に熱狂するのか【美ら風】

第107回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)は、沖縄県代表・沖縄尚学高校が西東京代表の日大三高を3―1で下し、見事、夏の甲子園での初優勝を成し遂げた。沖縄勢にとっては春夏連覇した2010年の興南高校以来、15年ぶりの栄冠で、沖縄勢2度目の夏の頂点に輝いた。

「国防の最前線」先島諸島2首長選 石垣は保守系5選、与那国は慎重派が初当選 

8月17日に石垣市長選、24日には与那国町長選がそれぞれ投開票され、共に「保守系」候補が勝利した。

日米豪が共同指揮所訓練 伊丹駐屯地で開始式 陸軍作戦で連携確認

陸上自衛隊と米国、オーストラリアの両陸軍による共同指揮所訓練「YS(ヤマサクラ)―89」の訓練開始式が25日、陸自伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)で開かれた。着上陸する敵部隊を撃破する陸上作戦を基本とし、日米豪3カ国が連携を強化することで、訓練宇宙・サイバー・電磁波領域を含めたさまざまな脅威に対抗する狙いがある。

那覇市が「住みたい街」全国2位 【美ら風】

大東建託がこのほど発表した「住みたい街ランキング2025(全国版)」で、沖縄県那覇市が5年連続で全国2位に選ばれた。1位は6年連続で福岡市、3位は横浜市。那覇市は近年安定して上位にランクインしており、人気を確固たるものにしている。

「出火原因はコードのショート」 首里城住民訴訟で技術士が証言 消防や警察の見解を疑問視

首里城正殿などが焼失した2019年10月31日の首里城火災を巡り、県内住民が管理責任を追及している訴訟で、8月7日に那覇地裁にて証人尋問が行われた。火災分析の専門家で技術士の鍵谷司氏(80)が証人として出廷し、出火原因は「電源コードのショート以外考えられない」と証言した。「出火原因不明」と結論付けた那覇市消防局や警察の見解に疑問を呈する形となり、今後の裁判の行方に注目が集まっている。

夏に食べるぜんざい? 【美ら風】

沖縄の夏に欠かせない甘味といえば、かき氷とぜんざいだ。読者の中には、「暑い時にぜんざいを食べるなんて」と驚く人もいるかもしれないが、沖縄のぜんざいは本土の人が想像する温かいお汁粉とは別物だ。黒糖風味の甘く煮詰めた金時豆に、山のようなかき氷を乗せて食べる冷たいスイーツで、暑さの厳しい沖縄ならではのソウルフードと言っていい。

テーマパーク「ジャングリア沖縄」 開業 北部経済活性化に期待大 マーケティング会社「刀」森岡CEO「沖縄を一生の旅の思い出に」 

沖縄県北部の今帰仁村(なきじんそん)で7月25日、大自然と最先端エンタメが融合した冒険型テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」がグランドオープンした。恐竜をモチーフにしたアトラクションや自然体験などを売りに、初日から多くの来場者でにぎわっている。開園初日にはシステムトラブルが発生し一部混乱も見られたが、今後の沖縄北部の新たな経済活性化の起爆剤として、地元や観光業界の期待が高まっている。(沖縄支局・川瀬裕也)

F15戦闘機がライトアップ

航空自衛隊那覇基地(那覇市)を一般開放する夏季恒例の「サマーフェスタ2025」が7月18日に開かれた。基地内には特設ステージが設けられ、南西航空音楽隊による演奏会やエイサーの演舞などが披露された。

選挙が「無法地帯」と化す沖縄【美ら風】

この時期、沖縄県内の主要な道路沿いなどを車で走ると、必ずと言っていいほど、電柱やガードレールなどに括(くく)られた選挙用のポスターやのぼり旗を目にする。中には民家の壁に無断で貼られたと思われるものもある。大きな選挙のたびに繰り広げられるこれらの「無法地帯」ぶりに筆者はかねて疑問を抱いていたが、先日この疑念を裏付けるニュースが発表された。

自民敗北、「オール沖縄」5連勝  参政躍進、保守票総数で上回る 知事選での巻き返しに期待も 参院選 沖縄選挙区

参院選が20日、投開票され、沖縄選挙区(改選1)では革新系の無所属新人、高良沙哉(さちか)氏(46)が26万5203票を獲得し、自民党公認で公明党の推薦を受けた奥間亮氏(38)を破り、初当選を果たした。昨年から県議選や首長選で連敗が続いていた「オール沖縄」勢力だが、参院選では議席を守り抜き、連勝を「5」に伸ばした。一方で、保守票の総数が増加したことから、来年の知事選での巻き返しに期待する声も聞かれる。

【連載】2025参院選注目区を行く 15年ぶりの保守奪還なるか 沖縄選挙区

「政治は結果だ。15年ぶりに参議院の1議席を奪還しなければ」 公示日の3日、宮古島市で開かれた自民党候補・奥間亮の出陣式で、県連会長の島袋大は支持者らに力強く訴えた。

那覇市議選 20日投開票 知念市政1期目の中間評価 与党、県知事選への足掛かりに 「オール沖縄」は苦戦の見通し

任期満了に伴う那覇市議会議員選挙(定数40)は13日に告示され、20日に投開票される。

姿を消した子ゾウの謎【美ら風】

沖縄には今も未解決のままとなっているミステリーがある。1973年3月17日、那覇空港から忽然(こつぜん)と姿を消した子ゾウが50年以上経過した現在もまだ見つかっていないのだ。

【美ら風】沖縄発の「命の塩」

沖縄本島から車で渡ることができるうるま市・宮城島。この静かな島に、一風変わった精塩方法を行う塩工場がある。「ぬちまーす」(沖縄の方言で「命の塩」)と呼ばれるこの塩が、近年注目を集めている。

名護ダンプ事故から1年 辺野古移設 危険な抗議活動続く 女性弁護士「責任は防衛局に」

沖縄県名護市で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事に抗議するため車道に出ていた女性と、交通誘導中だった警備員の男性がダンプカーに轢(ひ)かれ、うち男性が死亡した事故から1年が経過した。

平和への祈り 次の世代へ  「平和な世を守っていく」 沖縄慰霊の日

沖縄慰霊の日の23日、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園に並ぶ「平和の礎(いしじ)」には、早朝から多くの遺族らが訪れ、戦没者の刻銘に花や供え物を手向けた。苛烈を極めた沖縄戦の終結から80年が経(た)ち、戦争体験者の高齢化が進む中、平和への祈りは次の世代へと受け継がれようとしている。

沖縄戦犠牲者を追悼 慰霊の日 首相、平和への誓い新たに

沖縄県は23日、第2次世界大戦末期に国内最大の地上戦となった沖縄戦から80年の節目となる「慰霊の日」を迎え、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式を行った。石破茂首相、衆参両院議長、最高裁判所長官をはじめ、玉城デニー知事や遺族らが参列し、正午の時報に合わせ1分間の黙祷(もくとう)を捧(ささ)げ、20万人を超える犠牲者の冥福を祈った。また宮内庁によると、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下、上皇陛下御夫妻も、東京で黙祷を捧げられた。

沖縄慰霊の日 被害者視点を克服したい【社説】

先の大戦末期の沖縄戦が事実上終結して23日で80年になる。
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