沖縄の最新記事

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那覇市議選 20日投開票 知念市政1期目の中間評価 与党、県知事選への足掛かりに 「オール沖縄」は苦戦の見通し

任期満了に伴う那覇市議会議員選挙(定数40)は13日に告示され、20日に投開票される。

姿を消した子ゾウの謎【美ら風】

沖縄には今も未解決のままとなっているミステリーがある。1973年3月17日、那覇空港から忽然(こつぜん)と姿を消した子ゾウが50年以上経過した現在もまだ見つかっていないのだ。

【美ら風】沖縄発の「命の塩」

沖縄本島から車で渡ることができるうるま市・宮城島。この静かな島に、一風変わった精塩方法を行う塩工場がある。「ぬちまーす」(沖縄の方言で「命の塩」)と呼ばれるこの塩が、近年注目を集めている。

名護ダンプ事故から1年 辺野古移設 危険な抗議活動続く 女性弁護士「責任は防衛局に」

沖縄県名護市で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事に抗議するため車道に出ていた女性と、交通誘導中だった警備員の男性がダンプカーに轢(ひ)かれ、うち男性が死亡した事故から1年が経過した。

平和への祈り 次の世代へ  「平和な世を守っていく」 沖縄慰霊の日

沖縄慰霊の日の23日、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園に並ぶ「平和の礎(いしじ)」には、早朝から多くの遺族らが訪れ、戦没者の刻銘に花や供え物を手向けた。苛烈を極めた沖縄戦の終結から80年が経(た)ち、戦争体験者の高齢化が進む中、平和への祈りは次の世代へと受け継がれようとしている。

沖縄戦犠牲者を追悼 慰霊の日 首相、平和への誓い新たに

沖縄県は23日、第2次世界大戦末期に国内最大の地上戦となった沖縄戦から80年の節目となる「慰霊の日」を迎え、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式を行った。石破茂首相、衆参両院議長、最高裁判所長官をはじめ、玉城デニー知事や遺族らが参列し、正午の時報に合わせ1分間の黙祷(もくとう)を捧(ささ)げ、20万人を超える犠牲者の冥福を祈った。また宮内庁によると、天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下、上皇陛下御夫妻も、東京で黙祷を捧げられた。

沖縄慰霊の日 被害者視点を克服したい【社説】

先の大戦末期の沖縄戦が事実上終結して23日で80年になる。

“修正主義”か“是正の声”か 沖縄戦の資料館展示めぐり賛否

戦後80年を迎え、沖縄の戦争体験を巡る歴史認識が大きな波紋を呼んでいる。自民党・西田昌司参院議員や、那覇市議・大山たかお氏の発言が飛び出すと、地元メディアや一部識者からは「歴史修正主義」との批判が相次いだ。一方で、県内の資料館における一方的な視点による展示内容への異議は、以前から複数の市民団体や有識者らによって繰り返し提起されてきた。今後、沖縄戦の「語られ方」を誰が決めるのか、その根本が問われている。

「極端気象」の予測精度向上へ 沖縄県・恩納村のOIST、NTTなど 台風メカニズム探り共同研究

沖縄県・恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)はこのほど、台風や線状降水帯など「極端気象」の発生メカニズムの解明と予測精度の向上を目指し、日本電信電話(NTT)と気象庁気象研究所(茨城県)との共同研究に着手した。衛星などでは把握が難しい「海岸直下」の気象・海洋データをリアルタイムで取得する観測体制の構築を目的としており、沖縄周辺海域を中心に、観測機材の設置と運用を本格化させる。

沖縄にも家族会設置を ギャンブル依存症問題を考える会・田中紀子代表が講演 那覇市

違法であるにもかかわらず国内で利用が広がるオンラインカジノの実態と、ギャンブル依存症の対策などについて考えるシンポジウム「オンラインカジノの闇 子ども達を危険な闇から守れ!」(主催=ギャンブル被害を無くす沖縄県民の会、後援=世界日報社など)が2日、那覇市内で開催された。依存症当事者やその家族に対する支援に取り組む「公益財団法人ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表が講演し、「沖縄にも依存症家族の会設置を」と呼び掛けた。

那覇で祖国復帰53周年集会 沖縄県設置は「正しい決断」 琉球王家末裔の尚衞氏

沖縄県は5月15日、祖国日本に復帰して53周年を迎えた。これに合わせ同月24日、那覇市内で開かれた復帰記念集会に、琉球王家の末裔(まつえい)で第二尚氏第23代当主の尚衞(しょうまもる)氏が出席した。尚氏は1879年の沖縄県設置について、「尚家を守ることよりも、琉球の民の幸福を願った尚泰王(第19代)の正しい決断だった」と述べた。また、国連で「沖縄県民は先住民族である」とする決議勧告が出された事などに危機感を示し、「歴史を無視したもので、毅然(きぜん)と反論すべきだ」と語った。

沖縄戦正しく伝えよ 中国の影響に危機感共有 東京で祖国復帰53周年集会

沖縄の祖国復帰53周年を祝う集会が18日、東京都千代田区の靖国会館で開かれ、元空将で麗澤大学特別教授の織田(おりた)邦男氏と元陸自西部方面総監の本松敬史氏が沖縄の安全保障をテーマに講演した。

祖国復帰53年 各地で反自衛隊デモ 「市民」大半は県外の極左団体

沖縄県の祖国復帰から53年となる5月15日に合わせ、市民団体らが県内各地で「平和行進」や「県民大会」などを開催したが、18、19日には、陸上自衛隊那覇駐屯地前(那覇市)や勝連分屯地前(うるま市)などで、「日米安保=戦争同盟粉砕」「中国侵略戦争阻止」など過激なスローガンの反自衛隊デモが実施された。参加者の多くは極左過激派の中核派が動員されており、「市民の声」を強調してはいるが、その実態は市民の常識とは懸け離れた主張のオンパレードだった

家庭連合解散は「民主主義の危機」 キリスト教会牧師が訴え 沖縄

東京地方裁判所が世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に解散命令を出したことを巡り、教団信者らでつくる「基本的人権、信教の自由を守る沖縄県民の会」は13日、那覇市の沖縄県庁前で集会を開いた。

戦争体験の政治利用に危機感 ひめゆり婦長の遺族 上原一政さんに聞く

自民党の西田昌司参院議員がこのほど、那覇市内で行った講演会で、「ひめゆりの塔」の展示内容について「歴史の書き換え」などと発言したことが県内外で波紋を呼んでいる。戦時中、ひめゆり学徒隊と共に負傷兵の看護に当たり、「日本のナイチンゲール」と呼ばれた陸軍病院第一外科の婦長・上原貴美子(戸籍ではキミ)さんを従叔母(いとこおば)に持つ、上原一政さん(88)に、戦後の戦争の記憶継承の在り方、歴史認識などについて聞いた。

「メンタルヘルスの日」を導入 沖縄県教委が教員の精神疾患対策

沖縄県内の公立学校で、精神疾患による教員の休職者が2023年度に268人と過去最多を記録した。県教育委員会は、教員の心身の健康を守るため、25年度から5月1日と9月1日を「教職員メンタルヘルスの日」に指定。働き方改革と連携し、教員不足や負担軽減などの課題に取り組むとしている。これに伴い那覇市ではモデル事業も実施され、注目が集まっている。

うるま市長選 保守分裂制し中村氏が再選  「実績」「国との連携」決め手に

任期満了に伴う沖縄県うるま市長選挙が4月27日投開票され、現職の中村正人氏(60)=自民、公明推薦=が2期目の当選を果たした。対立候補には玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力が擁立した無所属新人の照屋大河氏(53)=共産、立民、社民、社大推薦=が立候補した。前県議会副議長で無所属新人の照屋守之氏(69)も出馬し保守分裂の構図となったが、「実績」や「国との連携」をアピールし、市政継続を訴えた中村氏に軍配が上がった。

「沖縄戦の縮図」伊江島の戦闘終結から80年 芳魂之塔、伊江島灯台で慰霊式

太平洋戦争末期の沖縄戦で、苛烈を極めた激戦地、伊江島での戦闘が終結した日から80年となる21日、島内の慰霊塔「芳魂之塔」で、伊江村主催の「平和祈願祭」が行われた。同日、第11管区海上保安本部主催の伊江島灯台での殉職者慰霊式も執り行われ、戦闘と職務中に命を落とした人々への慰霊と平和への祈りが捧(ささ)げられた。

「狼魔人日記」ブロガー 江崎孝氏の功績称える

沖縄の保守系ブログ「狼魔人日記」の管理人として知られたブロガーの故江崎孝氏(享年85)を偲(しの)ぶ会が6日、浦添市内で有志らによって開かれた。江崎氏と長年活動を共にしてきた人々が出席し、江崎氏が残した功績を振り返り、その遺志を受け継ぐことを誓い合った

イリオモテヤマネコ守る戦い

沖縄本島の南西に位置する西表島で2月、10年ぶりに飼い主不明で猫エイズウイルス(FIV)に感染した猫が発見された。竹富町は、同島に生息する特別天然記念物イリオモテヤマネコへの感染に危機感を強めている。

米ワシントン事務所閉鎖へ 沖縄県議会で運営予算全額削除

沖縄県が米国に設置したワシントン事務所が営業実態のない株式会社として登録されていたことなどが発覚した問題を巡り、県議会(中川京貴議長)は3月28日の定例会本会議で、2025年度当初予算案から同事務所の運営費を全額削除した修正案を賛成多数で可決した。玉城デニー知事が審議のやり直しを求める「再議」を見送ったことで、同事務所の閉鎖が確定した。

沖縄の“守り神”シーサー 古代オリエントのライオン像渡来

沖縄のシーサーは獅子をかたどった陶製などの大小さまざまな置物です。那覇空港のロビーでは大きなシーサーがお出迎え。沖縄県内では家々の屋根や門などでシーサーがたくさん見られます。シーサーのルーツや込められた思い、そしてシーサーを広めようと活動している人を取材しました。

3月14日はサーターアンダギーの日

沖縄を代表する伝統的な揚げ菓子「サーターアンダギー」。カリッとした食感と、ほんのり甘い素朴な味わいが特徴で、観光地や土産店ではもちろん、地元の人にも愛され続けている。

委託状態に「不安があった」ワシントン事務所2代目所長

沖縄県が米国に設置したワシントン事務所が営業実態のない株式会社として登録されていたことなどが発覚した問題の真相を究明する、県議会の調査特別委員会(百条委員会)で14日、参考人質疑が行われ、2代目事務所所長の運天修氏や当時の県幹部らから意見聴取が行われた。

高良鉄美氏、出馬を断念 「オール沖縄の団結損なう」懸念

夏の参議院選挙を控え、県内(沖縄選挙区)で準備の動きが加速する中、2期目に向け立候補を表明していた現職の高良鉄美参院議員=社会大衆党(以下、社大党)委員長(役職停止中)=が17日、出馬を取りやめると発表した。昨年の衆院選で社大党議員が「オール沖縄」の候補者を支援しなかった問題で、内部で軋轢(あつれき)が生じていた。一方、自民党県連は、那覇市議の奥間亮氏の擁立を決め、準備を進めている。

海の危険生物にご注意を

沖縄では今月から県内各地のビーチで海開きが始まる。沖縄の海の透明度の高さや豊かなサンゴ礁などが織り成す美しい景観は、毎年多くの観光客を魅了している。一方で、美しい海の中には注意すべき危険生物も潜んでいる。

「憲法改正し日米台で連携を」櫻井よしこ氏が講演

ウクライナ戦争や、今後予想される台湾有事などを念頭に、日本の安全保障と憲法の在り方について考える公開憲法フォーラム「日本の未来を守りたい」(主催=神道政治連盟)が8日、那覇市内のホテルで開かれた。ジャーナリストの櫻井よしこ氏が基調講演を行ったほか、中山義隆石垣市長や、元陸上自衛隊西部方面総監の本松敬史氏らが登壇し、有事の際の住民保護の問題点などについて議論を深めた。

沖縄に息づく古代の言葉

「沖縄のルーツは日本ではない」――こうした意見を時々耳にすることがある。主に「琉球独立」などを掲げる人々に多く見られる主張だ。確かに沖縄には独自の文化や伝統が深く根付いている。特に沖縄の方言(うちなーぐち)は、現代の日本語とは大きく異なって聞こえる。しかし、実は沖縄こそが、最も古い日本語を残している地域の一つであるとする説があるのだ。

ワシントン事務所問題 県の責任を追及

沖縄県が米国に設置した「ワシントン事務所」が、営業実態のない株式会社として登録されていたことなどが発覚した問題を受け、2月28日、同事務所の閉鎖を求める有志らが那覇市の沖縄県庁前で集会を開き、県の責任を追及した(写真)。

米新政権と日米同盟を考える 那覇でシンポ

米国で第2次トランプ政権が発足したことを受け、今後の日米同盟の在り方や、日本の安全保障戦略について考えるシンポジウム「米国新政権と日米同盟」(笹川平和財団、平和・安全保障研究所共催)が1日、那覇市内のホテルで開かれた。防衛大学校長の久保文明氏が基調講演をしたほか、安全保障の専門家らによるパネルディスカッションなどが行われた。

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