トップコラム

コラムの最新記事

最新記事一覧

ワープロの記憶【上昇気流】

新聞小説で読んだ話。「安部公房が小説をフロッピーに入れて編集者に手渡したとき、そのデータは『コンテンツ』となった」と書かれていた。安部は1993年に亡くなった作家だから古い話だ。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(54)ニューギニアの戦い(中)戦略史家 東山恭三

日本軍はポートモレスビー攻略の拠点として、ニューギニアの海岸沿いに東からブナ、ギルワ、バサブアと3カ所に小規模な守備隊を置いていた。

改姓し新境地開いたユーミン【上昇気流】

シンガー・ソングライターの松任谷由実さんは1972年、実名の荒井由実でデビュー。数々のヒットソングを世に送り出し“ユーミンブーム”を生み出した。その人気絶頂の76年、音楽プロデューサーの松任谷正隆さんと結婚、芸名も松任谷由実になったのはよく知られている。

国情院の「名のない星」【韓国紙】

最近、93歳を1期として死去した徐東権氏は1989~92年、国家安全企画部(安企部)を率いた。ソウル南山の麓にあった安企部庁舎の(瑞草区)内谷洞移転が彼の任期中に決定された。

『風姿花伝』と佐渡の能【上昇気流】

『風姿花伝』は、能の演劇形式を完成させた世阿弥がその核心を花に例えて論じた演劇論で、現代でも芸術家たちに愛読されている。書かれたのは15世紀前半で、世界最古級の演劇論だという。

人質を象徴した家族 イスラエルから

 イスラエルで「人質」の象徴となっていた家族の慰霊碑「ビバスの足跡」が南部ネゲブのキブツ(集団農場)ツェエリムに建てられた。12月初旬に一般公開される。

水道管更新 待ったなし【美ら風】

 沖縄に赴任する前日、不穏なニュースが記者の目に飛び込んできた。「沖縄で水道管破裂、37万世帯が断水見込み」といった内容の見出しだ。断水の影響を受け、那覇空港は全ての飲食店舗で営業を停止した。翌日に那覇空港を利用予定だった筆者は不安に襲われた。

共産党の政治資金「疑惑」【上昇気流】

「そんなことよりも」――。高市早苗首相が先週の党首討論で企業・団体献金について問われた際、このフレーズを使って定数削減問題に話題を変えた。

ルーブル入場料値上げは妥当か フランスから

 世界最大規模のパリのルーブル美術館の入場料が来年1月14日から45%引き上げられ、現在より10ユーロ高い32ユーロ、日本円で約5800円となる。

3時間の映画にひやひや

先週、話題の映画「国宝」を観(み)た。ちょうど勤労感謝の日を挟む3連休の最後の日(11月24日)に、午前中から夕方にかけてポッカリ空白の時間ができたためだ。

観光業も脱中国依存【上昇気流】

高市早苗首相の台湾有事発言に反発した中国は、日本渡航自粛を呼び掛けているが、観光業界の受け止めは比較的冷静のようだ。ここ数年、インバウンド(訪日客)の脱中国依存が少しずつ進んでいるからで、この流れはさらに強まりそうだ。

広島カキ養殖のダメージ【上昇気流】

広島県で特産の養殖カキが大量死した。県中部の東広島市沿岸などで「8~9割が死滅」との報告が相次ぐ。県は「災害級」と指摘している。

クマ狩猟と宗教的習俗【上昇気流】

クマの人里への出没が相次ぎ、その報道が連日引きも切らない。木の実の不作など自然的要因も挙げられるが、やはりクマのハンター後継者が著しく減少したことが大きいのではないか。いわば「マタギ(又鬼)」のような存在である。

質問のための質問【上昇気流】

 「なぜ今なのか?」という質問のパターンがある。メディアが使うことが多い。内容はそっちのけにして「今」という時期にだけこだわる。「質問のための質問」にすぎないことが多い。

「織豊徳史観」の克服【上昇気流】

「歴史とは、現在と過去の間の尽きることのない対話である」とは、英国の歴史家E・H・カーの言葉だ。時代の変化や新史料の発見によって、歴史が書き換えられ人物評価が大きく変わることも少なくない。

懸念大きい警察労組【韓国紙】

2011年、財政破綻の危機に見舞われたギリシャは、国中がデモ隊であふれた。当時、デモ隊にはポリスマークを付けた制服姿の警察官たちも入っていた。デモ隊の向かい側には盾とヘルメットで武装した警察機動隊が出動し、道路を遮断して行進を遮った。バリケードを挟んでデモ警官と鎮圧警官が対峙(たいじ)する奇妙な状況が起こったのだ。

夜間運転は怖い【上昇気流】

日没時間が早くなってきた。午後4時半には太陽が沈んでしまう。暗くなると車を運転していて怖くなる時がある。丁字路で左折して大通りに出た時、中央分離帯のブロックにぶつけたこともある。

自然への敬意に感動 ブラジルから

 先日、ブラジル中西部にある世界最大級の陥没穴(ドリーネ)を訪れる機会に恵まれた。

極寒への「冬ソナ」考【上昇気流】

冬ソナの季節だ。韓国ドラマではなく、冬への備えの「冬ソナ」である。雪の降る地域ではあいさつ代わりにこんな会話を交わす。「タイヤ交換、もう済んだ?」「いえ、まだ。そろそろ初雪? 急がないとね」。

在日コリアンとの共生 韓国から

 これは日本在住10年になる友人の韓国人男性から聞いた話。先日、風邪をこじらせて都内の病院へ行き、出された処方箋を持って行きつけの薬局に行った。

年賀状の季節は悩ましい

紙離れと年賀はがき85円が効いて、発行枚数は昨年の約3割減の7億5000万枚。過去最多は2003年の44億6000万枚というから隔世の感がある。

「自分の相撲」貫いて【上昇気流】

大相撲九州場所は、ウクライナ出身の新関脇、安青錦が初優勝を飾った。本割で大関琴桜、優勝決定戦で横綱豊昇龍を破っての堂々の賜杯だ。あっぱれと言うほかない。

経済の不均衡を是正せよ【政界一喝】

高市早苗政権は発足して1カ月の節目に、臨時国会の所信表明演説で掲げた「強い経済」実現に向け、総合経済対策を打ち出した。「責任ある積極財政」の「積極」を、財政支出21・3兆円(昨年比53%増)で示す一方、当初予算を含んだ補正後の国債発行額は昨年度42・1兆円を下回る見込みと説明した。

冬至の思い出「湯圓」 台湾から

 中華圏では冬至に「湯圓(タンユエン)」を食べる風習がある。

「科学の再興」なるか【上昇気流】

文部科学省の「『科学の再興』に関する有識者会議(第5回)」が開かれ、今後5年間で計3万人の研究者を海外に派遣することや、2030年度末までに博士号取得者数を現状の約3割増となる年間2万人とするなどの数値目標を盛り込んだ提言をまとめた。

変わる自衛隊の階級名【上昇気流】

政府が自衛官の階級名を国際標準に合わせて変更することを検討しているという。統合幕僚長や陸海空幕僚長は将から「大将」、1佐が「大佐」、1尉が「大尉」などだ。先の自民党と日本維新の会との連立合意に含まれており、ようやく具体化に動いたと言える。

「新鮮」に満ちた地球【上昇気流】

生命科学の専門家が書いた本(小林武彦著『生物はなぜ死ぬのか』講談社現代新書/2021年刊)の中に「桜を愛でる文化は日本固有のもの」との記述があって興味深かった。812年(平安時代前期)の第52代嵯峨天皇による花見についての記述があるという。「お花見の習慣は儀式的なものではなく、本能的なもの」という指摘も面白い。

理不尽な圧力が日本人を覚醒【上昇気流】

中国政府が日本産水産物の輸入停止を通告してきた。輸入再開のための「技術的な資料を提供していない」というが、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁への圧力とみられる。また始まったかという感じである。

「原潜」か「核潜」か【韓国紙】

中国の人民日報やCCTV(国営中央テレビ)、北朝鮮の労働新聞、朝鮮中央通信を知らず知らずのうちに中国プレス、北朝鮮プレスと呼ぶことは、本当に語弊がある。

神代植物公園の「菊花大会」【上昇気流】

東京都調布市の神代植物公園で「菊花大会」が開かれている。開園した1961年から続いていて今回で65回目。シンボルが「神代花車」の展示だ。荷車の上にさまざまな色彩の小菊を組み合わせ、造形している。
人気記事
Google Translate »