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【上昇気流】(2022年10月12日)

2022年のノーベル物理学賞に、物質を構成する原子や電子に「量子もつれ」という特殊な現象が起きることを実験で示し、量子情報科学という新しい分野の開拓に貢献した研究者3人が選ばれた。

【上昇気流】(2022年10月10日)

千葉県と埼玉県、東京都の境を流れる江戸川は首都圏の生活用、農業用などの利水で大切な働きをしている1級河川だ。また洪水を防ぎ水害を受けないよう、その時々に修復を重ね、都市の防災機能を保持してきた。

【上昇気流】(2022年10月9日)

ある朝ポストをのぞくと、新聞紙がビニールに包まれている。そういえば、前日の夜は雨だった。濡(ぬ)れないようにとの販売店の配慮だ。それを見て、気流子は新聞配達をしていた時のことを思い出した。

【心をつむぐ】なぜ人は「献金」するのか

ドイツの哲学者クリストフ・トュルケ氏は独週刊誌シュピーゲルのインタビュー記事(2015年5月16日号)の中で「『お金』の誕生には宗教的起源がある」と興味深い視点を明らかにしている。

【上昇気流】(2022年10月8日)

「浅沼稲次郎来たる!」。気流子が小学生の頃、街中にこんな立て看板が並んだ。郷里の小さな自治体の市長選挙の応援演説にやって来るという。「一目、見に行こう」と祖父に連れられて街頭に出ると、ゆっくりと走る三輪トラックの荷台でマイクを握っていた。

水の都・バンコク タイから

タイの雨季はおよそ6月から10月までだ。日本の梅雨のようにしとしと一日中降る雨ではなく、雷の大音響を伴って約30分から1時間程度、バケツどころかドラム缶をひっくり返したようなスコールとなる。

【上昇気流】(2022年10月7日)

奈良市の仲川元庸市長は、7月に安倍晋三元首相が銃撃された現場について、事件の前から計画されていた車道として整備し、慰霊碑などは作らないと発表した。事件の意味の重みに思いの至らない、あまりに不見識かつ心無い決定である。

【上昇気流】(2022年10月6日)

JR只見線は、福島県の会津若松と新潟県の小出を結ぶ135・2㌔の「秘境路線」。山と森と渓谷の織り成す絶景の山間部を只見川に沿って走る。谷川を渡って行く橋梁(きょうりょう)の数も多い。

「ちむどんどん」終了、反省会に

NHK連続小説(朝ドラ)の「ちむどんどん」は9月30日に最終回を迎えた。大ブームを巻き起こした「あまちゃん」の時は、終了すると「あまちゃんロス」という言葉が話題になったが、今回はだいぶ事情が違っている。

【上昇気流】(2022年10月5日)

「笑わない数学」(NHK総合)というタイトルで放送された番組が終了した。全12回。司会はお笑い芸人の尾形貴弘さん。数学の番組なぞ民放ではほぼ絶対にあり得ない。どうせ難解で面白くもないだろうと思って見たが、想像以上に興味深いものだった。

静かに別れ告げ生を考える

コロナ禍が始まった2020年の夏、その年の初めから入院していた父が泉下の客となった。今夏は安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、先月27日には国葬が厳かに執り行われた。

EV移行議論 フランスから

フランスで車の買い替えは大きな議論となっている。理由はフランスでガソリン車とディーゼル車の販売を2040年には終了することを決めているからだ。

【上昇気流】(2022年10月4日)

どこからともなく漂ってくる金木犀の香りに誘われて、久しぶりに近くの緑道を歩いた。この花の清々(すがすが)しくほんのり甘い香りほど、嗅覚から秋を実感させるものはない。10分ほどの道のりの中で、細かい黄色い花をいっぱい付けた金木犀が点々と4本ほどあった。

【上昇気流】(2022年10月3日)

テレビの情報番組の中で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が売春で資金集めをさせているとの印象を与える発言をされたことなどを挙げ、同連合は読売テレビとTBS、当の弁護士らに計6600万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

【上昇気流】(2022年10月1日)

秋となったとはいえ、寒暖の差がまだあり、外出の衣服の選択に迷う。部屋で暑いと思っていても、外に出ると風があって思いがけず肌寒かったりする。逆もしかり。

【東風西風】「戦う政治家」の最期

安倍晋三元首相の国葬で、友人代表として菅義偉前首相が感動的な弔辞で紹介した岡義武著『山県有朋』(岩波書店)が話題になっている。安倍氏の最後の「読みかけの本」で、菅氏は山縣有朋(やまがたありとも)が盟友の伊藤博文が亡くなった時に詠んだ歌を今の自分の気持ちに重ねた。同書はネット通販などで品切れとなり、岩波は重版を決めた。

【上昇気流】(2022年10月1日)

ドイツの社会学者マックス・ウェーバーは、祖国が第1次世界大戦に敗北し、多くの国民が犠牲になった苦い経験から、政治家はどうあるべきかを模索し、1919年に「職業としての政治」と題する講演を行った。その中で今日の政治学でもしばしば引用される政治家像を指し示した。

路上のクリスマスキャロル フィリピンから

フィリピンでは9月から、世界一長いと言われるクリスマスシーズンに突入し、ショッピングモールでは早くもツリーやデコレーションが売られ始める。

【上昇気流】(2022年9月30日)

安倍晋三元首相の国葬で追悼の辞を述べる菅義偉前首相=27日午後、東京都千代田区(代表撮影)

【上昇気流】(2022年9月29日)

米ロサンゼルスのリトルトーキョーに、全米日系人博物館がある。日系米国人の歴史を知ることのできる博物館で、写真や文書や工芸品を展示している。とりわけ重要なのは、第2次大戦中に強制収容された人々の記録だ。

【上昇気流】(2022年9月28日)

安倍晋三元首相の国葬が、東京都千代田区の日本武道館で行われた。武道館とお堀を隔てた九段坂公園で一般献花が行われたので花を手向けてきた。10時前、東京メトロ半蔵門駅に着いたが、地上出口から既に2列の行列ができていた。

「キム女史」に要注意 韓国から

先日、韓国人の友人から届いたスマホのショートメッセージを開けてみて驚いた。「交通事故で入院中、キム女史にやられた!」と書かれていたのだ。

現地英語は慣れと度胸

亡き人間国宝の落語家・柳家小三治氏が、三十数年前、英語の武者修行で米国に勉強に行った時の苦労話をしていた。インターネットで落語を検索、のぞいていて見つけた。

【上昇気流】(2022年9月27日)

奈良のシンボルと言えば、大仏と鹿。先日も、鹿たちが相変わらず観光客に愛嬌(あいきょう)を振りまいているのを見た。現在、奈良公園には約1200頭の鹿が生息している。鹿にこれほど身近に接することができる観光地は世界でも稀(まれ)だ。

【上昇気流】(2022年9月26日)

社会保障の話題がマスコミにもしばしば出て国民的関心事になったのは、せいぜいここ30年だと思う。経済が伸びない中、高齢化が進み、増大する社会保障費を誰がどう負担していくのか、急に重い荷物がのしかかってきたという感が当時からあった。

【上昇気流】(2022年9月25日)

最近、台風の影響などで雨が降る日が多い。突然に曇り空からにわか雨が来て、傘の用意をしていないと濡(ぬ)れネズミになってしまうことがある。その上、秋の雨はかなり冷たい。

【上昇気流】(2022年9月24日)

「全くとるに足らない権利侵害を理由に、世界人類の多くを戦争に引きずり込む者が、それでもキリスト教徒だと言って堂々と通用するものでしょうか」――。これは16世紀のオランダの人文主義者エラスムスの問い掛けだ(箕輪三郎訳『平和の訴え』岩波文庫)。

コメの評価基準は香り タイから

タイ米は日本のジャポニカ種と違い、細長いインディカ米で味わいも異なる。

【上昇気流】(2022年9月23日)

<曼珠沙華一むら燃えて秋陽つよしそこ過ぎてゐるしづかなる径>。木下利玄のこの名歌を、高校時代の現代国語で習ったという中高年の人は多いだろう。きょうは秋分の日で、お彼岸の中日。この時期になると、一般的には彼岸花の名で呼ばれる曼珠沙華を詠ったこの歌が浮かんでくる。

多発する「犬の盗難」、身代金要求も 米国から

米国では、毎年200万もの犬が盗まれているとされる。新型コロナウイルスのパンデミック後、在宅勤務が増え、ペットの需要が高まったこともあり、増加しているという。
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