
日本初の女性総理大臣誕生は韓国でも話題になっているが、すでに韓国では10年以上前に初の女性大統領が当選した。その意味では日本より一歩先を行っていると言えなくもないが、近年の韓国はとにかく女性の社会進出が目覚ましい。理由としては勉強で女子が男子をリードしているからという見方がある。実際にある大企業の入社試験では、もう何年も前から女子が男子より合格者が多いという現象も起きている。もっともそれは、男子がゲームに熱中し過ぎて集中力や勉強時間が不足するためだという弁解も男性陣から聞こえてくるが。
女性の社会進出に伴い、妻が外で仕事をして稼いでくる代わりに、夫が家にいて家事や子育てを引き受ける、いわゆる専業「主夫」たちが急増中だ。特に妻が夫より年収が多い場合に見られ、夫本人はもちろん、家族や親戚も意外に違和感を抱かないそうだ。
昨年基準で「主夫」は23万人に達し、統計開始以来、最多だったという。以前は経済難などで失業した夫がなる消極的「主夫」が主流だったが、最近は自ら選択する積極的「主夫」も増えている。
ただ、いかに変化のスピードが速い韓国といえども、そこは儒教精神のお国柄だ。以前、ある有名女性歌手と結婚した男性アナウンサーに対し、後輩の男性社員が「私は先輩のまねはしたくない。誰かのサブ(補佐)として生きるのは嫌だから」と発言して物議を醸したことがあった。世論は男性社員に批判的だったが、家庭でも大黒柱でありたいと願う男性が多いのはむしろ当然だろう。(U)






