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昭和の「エジプト柄」に注目 オリエント博物館で展示・東池袋

今年で「昭和100年」を迎える中、昭和の古代エジプトブームに注目した特別展「やっぱりエジプトが好き● 昭和のニッポンと古代のエジプト」が東京・東池袋の古代オリエント博物館で開かれている。

低額紙幣で財布パンパン フィリピンから

 フィリピンの現金自動預払機(ATM)の引き出し上限は最高2万ペソ(約5万2000円)。たまに1000ペソ札(約2600円)が切れていると、500ペソ札40枚がドサッと出て財布はパンパンに…。

「ちきゅう」のギネス記録【上昇気流】

海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」(5万6000㌧)が昨年9月、宮城県沖の日本海溝沿いで行った掘削が、「最も深い海洋科学掘削」としてこのほどギネス世界記録の認定を受けた。

詩人の好んだ雑草とソバ

この季節に郊外の里山を歩いていると目にする草花がある。タウコギ、コセンダングサ、イヌタデ、ミズヒキなどだ。こうした道端の草花をこよなく愛していたのは、詩人の西脇順三郎だった。

人は見たい現実だけ見る【上昇気流】

カエサル(シーザー)は2070年ほど前に亡くなった古代ローマの英雄。貴族出身の政治家・将軍だったとともに、優れた文筆家でもあった。著書に『ガリア戦記』などがある。その彼が「現実の全てが見えるわけではない。人は見たいと思う現実だけを見る」と言い残している。

インバウンドの地方格差【上昇気流】

日本政府観光局は今年1~9月の訪日外国人が3000万人を超えたと発表した。年間3687万人と過去最高だった昨年より1カ月も早く到達し、初の年間4000万人突破も視野に入ってきた。

高額の産後ケア施設【韓国紙】

産婦の産後ケアは一生の健康を左右する。おろそかにすると関節痛、筋肉痛、うつ(鬱)など、さまざまな産後の不調が伴う。出産後、妊娠前の体の状態に戻っていくのに6週から12週ほどかかるが、この期間を産褥(さんじょく)期と呼ぶ。

高市新総裁の多難な船出【上昇気流】

高市早苗自民党新総裁へのバッシングが続いている。総裁選で予測を大きく外し大恥をかいた既成メディアはもとより、野党陣営、特に女性議員たちの悲鳴にも似た「高市批判」が常軌を逸している。

博物館が閉まった週末 米国から

 1日に始まった米政府閉鎖は終わりが見えないまま、その影響は連邦職員だけでなく観光にも広がっている。首都ワシントンには博物館や美術館が集中し、連邦資金を受ける施設は休館に追い込まれている。

大阪・関西万博で人を観た【上昇気流】

人、人、人。笑顔、笑顔、笑顔――。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催された大阪・関西万博が閉幕した。気流子は9月下旬にチケットをゲットし、朝の会場オープンから夜の噴水ショーまで丸1日、万博を堪能した。

マツタケに慰労された脱北者 韓国から

 先週、韓国では二大名節の一つの「秋夕」を迎えた。多くの人はこの日を挟んだ連休を利用して実家に帰省する。

公明党の「ハル・ノート」【上昇気流】

政治の世界は「一寸先は闇」「筋書きのないドラマ」と言われる。高市早苗自民党新総裁の誕生は、それ。を改めて実感させた。しかしその後の公明党の連立離脱は、あらかじめ用意された筋書き通りのドラマだった。

早期幼児教育が増加 フィンランドから

 フィンランドでは、生後8カ月から幼稚園に預けることができる。昨年の統計では、2歳未満の子供の43%が幼児教育を受けており、0歳から2歳未満の幼児の参加率は上昇傾向にあるという。

アフリカに水素電池農機を【上昇気流】

大阪・関西万博の会場では期間中、最先端の機器類が幾つも公開された。水素燃料電池で動くクボタの無人運転トラクターのコンセプトモデルもその一つで、自動運転機能を備える水素燃料電池農機の公開は世界初だった。

「ばけばけ」のお孫さん【上昇気流】

小泉さんについて書いてみたい。といっても、自民党総裁選で高市早苗新総裁に敗北した小泉進次郎氏のことではない。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻セツを描いたNHK朝のドラマ「ばけばけ」が始まったが、その孫に当たる小泉時(とき)さんである。

「論争は無用」の時代【上昇気流】

スポーツ関係者が審判に抗議することがある。有名なエピソードに、大相撲の昭和33年9月場所で行司の第19代式守伊之助が、勝負審判の物言いで判定が覆ったことに激しく反発した話がある。抗議は10分以上に及び、出場停止処分を受けた。「伊之助涙の抗議」だ。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(52) 戦略戦史家 東山 恭三 海軍乙事件と福留参謀長(下)

 古賀峯一長官の一番機が消息を絶った頃、福留繁参謀長の乗った2番機も悪天候で進路を誤り、目的地のダバオには着けずセブ島東岸沖に不時着した。昭和19年4月1日未明のことだ。

国母の戦災孤児への思い【上昇気流】

東京の神保町シアターが戦後80年を記念して上映した清水宏監督「蜂の巣の子供たち」を観(み)た。戦後間もない昭和23年の映画で、一人の復員兵が山口・下関の駅で出会った戦災孤児たちと大阪の児童施設まで旅をする物語だ。

中国と「ホテル経済学」【韓国紙】

村外の人がある村のホテルに予約金10万ウォンを支払った。このお金は(村内の)家具店とチキン屋を経て文房具店(へと循環し)店主がホテルの掛け金10万ウォンを返済し、(後に予約がキャンセルされても)地域商圏に活気を与える。

台風の目に突入する【上昇気流】

大空で繰り広げられる雲と光のドラマは人の心を魅了してやまないものがある。秋の雲といえば鰯(いわし)雲。イワシが群れているようで気象用語では巻積(けんせき)雲という。高層にできる雲で、天気が下り坂に向かうサインだ。

流浪生活を振り返るスコット イスラエルから

イスラエルでは、10月6日の日没からスコット(仮庵〈かりいお〉祭)が始まった。ユダヤ人たちは1週間、家の庭やアパートのベランダなどに建てたスカ(仮庵)と呼ばれる小さな仮小屋で食事をし、歌を歌ったり祈ったりする。ベッドやマットレスを持ち込んで寝泊まりする敬虔(けいけん)なユダヤ教徒もいる。

「鉄の女」は何を語ったか【上昇気流】

「民は常に徳を好む」(孟子)。いや、「人の性は悪なり」(荀子)。性善説と性悪説。どちらが真実なのか。誰もが一度は抱く疑問だろう。まるでコインの裏表のように思われる。

蚊と出遭わなかった今年の夏

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるが、東京でも秋分の日(9月23日)を前後して最低気温が20度を下回る“涼しい夜”が続き、やっと熱帯夜漬けから抜け出した。

“和鉄の女”高市早苗氏【上昇気流】

英首相を務めた「鉄の女」マーガレット・サッチャー氏を尊敬する高市早苗氏が、女性初の自民党総裁に就任した。英メディアも高市氏を日本の鉄の女になることを目標にしていると紹介している。

モンサンミシェルの海面上昇 フランスから

パリに次いで世界の観光客を集める世界遺産、モンサンミシェルは海に浮かぶ小島の上に立つ13世紀の僧院だ。

戦後80年、憲法改正を【羅針盤】

今年は戦後80年の節目の年になる。今年も石破談話の有無で「お詫(わ)びと反省」が取り沙汰されている。しかし、戦後80年の節目に日本人として深く考えるべきことがある。

タクシー出産に関心が集まる訳 タイから

バンコクには高架鉄道も地下鉄もできたが、渋滞都市の汚名はなかなか消えない。

AI基本計画を年内に策定【上昇気流】

急速なAI(人工知能)の技術発展。技術の応用が世界で展開される中、遅きに失した感はあるが、政府は「AI基本計画」の年内策定を決めた。AI戦略本部の城内(きうち)実AI戦略担当相は「日本の文化・習慣などを踏まえた信頼できるAIを開発する」と話している。

「戦闘」意識のギャップ【上昇気流】

自衛隊は精強になったのか。その答えを暗示する上で、海上自衛隊出身で中国軍事問題ジャーナリストの小原凡司さんが語った現役時代の思い出が興味深い。さまざまな場面で日本と他国との戦闘に対する認識の違いを痛感したという。

史実とフィクション【上昇気流】

8月16、17日放送のNHKスペシャル「シミュレーション。~昭和16年夏の敗戦~」を見た。「総力戦研究所」がテーマだが、フィクションとして制作された。放送後、研究所所長(陸軍中将)の孫から「祖父が卑劣な人間に描かれている」との批判が出た。
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