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恥ずかしいK飲酒運転【韓国紙】

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」

 週末、ソウル警察庁近くの周時経(チュ・シギョン)(近代のハングル学者)広場前で警察官の一団が市民と共に横断歩道を渡っていたが、少なくない歩行者数なのに、車は止まらずに走っていた。警察官まで「人が渡ろうとすれば、車を止めるべきではないのか」と愚痴をこぼした。法によって車両は、歩行者が横断歩道を通行したり、通行しようとしたりすれば、停止しなければならない。ソウル警察庁の目の前でも歩行者の安全を断言できないのが、恥ずかしい韓国の現実だ。

 K飲酒運転事故が国際的なスポットライトを受けている。ソウル江南区論峴洞で青信号で横断歩道を渡っていたカナダ人が飲酒運転で犠牲になった後、観光名所の東大門の前で、やはり青信号で横断歩道を渡ろうとしていた日本人母子が飲酒運転車両にひかれて母親が死亡する惨事が起こった。日本のメディアは「韓国では飲酒運転が深刻な社会問題」だと、先を争って報道している。ある放送社は、韓国が飲酒運転事故の摘発件数で日本より6倍も多いという統計資料を示した。日本の人口が韓国より2・4倍多いので、実際には韓国の事故摘発件数が14・4倍も多いわけだ。日本の放送社とのインタビューに応じた韓国の市民は共通して「(処罰)法律が弱い」、「法を強化する必要がある」と述べた。

 2018年のユン・チャンホ法(同年釜山で発生した飲酒運転事故によるユン氏死亡が契機となって制定された法律)施行後、飲酒運転による死亡事故の加害者を最高無期懲役に処すことができるように刑罰は強化されたが、裁判所の実際の量刑には十分反映されていないとの指摘だ。初犯とか被害者との示談を理由に執行猶予が言い渡される軽い処罰がざらだというのが法曹界の見方だ。日本は飲酒運転の摘発時、同乗者はもちろん、酒類提供者など周辺人物まで3年以下の懲役または50万円以下の罰金を課す。交通を含む各種法規・秩序違反の取り締まりも強力に執行する。

 秩序をよく守る日本人の行動様式を生まれついての国民性と見るなら大変な錯覚だ。日本の法規・秩序順守文化は弛まぬ啓発と取り締まり、強力な処罰で作られる。車両の走行はもちろん自転車・キックボードの運行、右側通行など、基本的な秩序違反にあまりにも寛大な韓国とは大きく異なる。針泥棒が牛泥棒になるという観点から、基本的な法規・秩序違反者に対する恒常的な取り締まりと処罰が必要だ。

 (11月10日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。

「セゲイルボ」

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