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4軒に1軒が空き家の町

この欄で先月、筆者の家(妻の実家)は中国地方の小規模都市で、人口が3万を割り込んだと書いた。繰り返しになるが、ピーク時は5万人を超えていたのだから、激減ぶりに驚いたのだったが、その後、市の広報冊子を見てさらに驚愕(きょうがく)した。市内の4軒に1軒が空き家なのだという。その割合は26%を優に超え、全国平均13・8%(令和5年)の倍近いのである。

豊明市のスマホ使用条例の意義

今年の夏は大人も子供もスマホ(スマートフォン)利用時間が格段に増えた。

猛暑にありがたいエアコンだが

幼い頃、夏は毎日、実家の近くの川で泳いだり、河原で遊んだりしたが、それもお盆まで。ご先祖様の霊が戻って来るので連れて行かれないように川から遠ざかり、お盆が過ぎると、急に川の水が冷たく感じられるようになって、川遊びの夏は終わった。

都会と田舎の2拠点生活

仕事の同僚に、東京の自宅と田舎の実家との2拠点生活を60代の頃から続けている男性がいる。

コーヒー持ち込める図書館

お盆休みを、妻の実家がある中国地方の小規模都市で過ごした。人口はピーク時は5万人を超えていた。20年前に隣接する町と合併したのに、今は3万人を割り込んでいる。街を歩くと、空き家が目立ち、人口減少がすぐ分かる。その分、行政や住民の危機感は高く、市の活性化のためにさまざまな努力を行っている。

8月11日「山の日」に想う

8月11日「山の日」は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」を趣旨とし、2016年に国民の祝日となった。

身近に感じ始めた死について

幼い頃、死は、現在のように身近には感じられなかったが、漠然とした恐怖だった。

久しぶりの寝台特急は窮屈に感じた

先日、四国の故郷の法事に出席した帰りに、岡山から寝台特急「サンライズ瀬戸」を利用した。翌日に仕事が詰まっていて、夜中も少しコンピューターが使える最低限の広さが必要なので、予約は個室の「ソロ」だったが、乗車前に追加料金を払って同「シングル」に部屋を変えてもらった。

都留市夏狩湧水群を歩く

山梨県都留市の夏狩湧水群を歩くために1年ぶりに富士急行線を利用した。目的地の東桂駅は特急富士回遊が止まらないので大月から各駅停車に乗り換える。

同性愛者にも生殖医療?

第三者の精子・卵子を用いて子を授かる「特定生殖補助医療」のルールを定めた法案は今国会での審議入りが見送られ、廃案となる見通しだ。

ハーバード中国人留学生はどこへ

トランプ政権がハーバード大学に対して留学生認定資格取り消し措置を取ったことからハーバード人材の争奪戦が始まった。

便利すぎる今時の山アプリ

5月下旬、雨の狭間(はざま)に神奈川の丹沢山地西部にあるシロヤシオ(ツツジ科の低木)で知られる檜(ひのき)洞(ぼら)丸(まる)に登った。2年前、シロヤシオの当たり年に登った時より人がかなり増えていた。

〝モンペ〟が闊歩する学校

東京都立川市内の小学校で男二人が教師に暴力を振るい大暴れした。男たちは子供同士のトラブルに対する学校側の対応に不満を持った母親から呼ばれたのだという。いわゆるモンスターペアレントだ。

閉学の運命にある女子大

大型連休の中日、東京都多摩市の「多摩よこやまの道」を歩いた。

万博テーマソングもっと聞きたい

いろいろと批判の多かった大阪・関西万国が先月13日に開幕し、最近は1日平均10万人前後(関係者を含む)が入場しているという。だが、目標の2820万人達成のためにはさらなる盛り上がりが必要だ。

自分への戒め「あおいくま」

ネット検索をしていて、ものまねタレントのコロッケさん(65歳、本名:瀧川広志)の「あおいくま」の話が目に留まった。熊本県生まれ。両親は幼少期に離婚し母親の下で育てられ、父親の姿、顔すらも覚えていないという。学校で貧乏を揶揄(やゆ)されたり、中耳炎で耳だれ、臭いがした時に「汚い、くさい」といじめを受けたことも。

入学式で保護者1人の国歌斉唱

近所の公立高校で4月8日、入学式が行われた。出勤途中、初々しい新入生と着飾った保護者が連れだって歩くほほ笑ましい光景に目を細めた。

少子化で教育はどう変わる

満開の桜の下、全国で華やかな入学式が行われた。今年の小学1年生は約92万人。2024年の出生数は約72万人だから、6年後は小学1年生が今より20万人も減る。予想を超えた少子化の進行で学校や教育はいやが応でも変わらざるを得ない。

生徒ファーストの卒業式

小学校の児童、中学校、高等学校の生徒、大学生にとって、3月下旬から4月初めは、新しい生活を始める準備期間だ。とりわけ卒業生は、それぞれ6、3、3、4年間の慣れ親しんだ生活を整理して未知の生活に向かう、ときめきの時でもある。

自然はゴッドデザイン

神奈川県相模原市に30万株ものカタクリが自生する城山かたくりの里がある。個人所有の里山だが、3月中旬から4月中旬、1カ月だけ一般公開される。今は亡き山友の誘いで8年前に初めて訪れて以来、お気に入りの場所となった。

盲目の弟支える兄の愛

故郷(東北地方)に住む同級生が上京すると連絡してきた。弟も一緒なので、都内を案内してほしいという。

多子世帯の大学無償化に効果?

新年度から多子世帯への大学無償化が始まる。扶養する子供3人以上世帯を対象に、私立なら年間授業料最大70万円+入学金26万円、4年間で最大306万円。国公立なら同54万円+同28万円、同244万円が支給される。子供が4人、5人と多ければ多いほど恩恵が大きい。

中高生犯罪で「世代差」痛感

先月末、生成AIを悪用して携帯電話会社のシステムに不正ログインし、100余りの回線の契約を結び、それを転売して利益を得ていた中高生3人が逮捕された。

高校無償化で起こること

2025年度予算審議の焦点となっていた高校授業料無償化について、自民・公明両党と日本維新の会の3党協議で、公立・私立を問わず年収910万円の所得制限を撤廃する方針でまとまった。

スマホが少子化を深刻にする?!

「生殖ホルモンが減っている」――。

最強寒気の中で迎えた立春

旧正月(先月29日)が過ぎ、寒気の中で昨日(3日)、二十四節気の1番目となる立春を迎え、いよいよ名実ともに新年(乙巳=きのとみ=の年)が動き始めた。これに伴い、心に強い印象が残った三つの出来事があった。

居心地のよい里山の森づくり

1992年の生物多様性条約に基づき、近年、ネイチャーポジティブへの取り組みが盛んになっている。日本語で“自然再興”。生物多様性の損失を食い止め、回復させることを目指す考え方を指している。

受験合否は勝ち組・負け組?

電車の中で、不安そうな表情をした受験生らしい学生と心配そうに寄り添う保護者らしき大人の姿をよく見掛けるようになった。受験シーズンに、毎年繰り返される光景だが、オーバーツーリズムが指摘される今年はホテルの確保に苦労したはずだ。上京してきたであろう受験生を見るたびに、例年よりも力を込めて「頑張れよ!」と心の中でエールを送っている。

子抱き富士と日本人

自宅から徒歩20分、富士を模した山田富士という丘がある。子供が小学生の頃、元旦に初日の出を拝みによく登った。わずか標高46㍍だが、空気が澄む冬場は冠雪富士がよく見える。

“昭和の遊び”知らない子供たち

2025年、乙巳(きのとみ)年が明けた。昨年は元日に能登半島地震、2日に羽田空港で航空機事故が起こるなど、新年早々災難が続いたが、今年は比較的穏やかな年始となった。

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