沖縄の最新記事

最新記事一覧

家庭連合解散は「民主主義の危機」 キリスト教会牧師が訴え 沖縄

東京地方裁判所が世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に解散命令を出したことを巡り、教団信者らでつくる「基本的人権、信教の自由を守る沖縄県民の会」は13日、那覇市の沖縄県庁前で集会を開いた。

戦争体験の政治利用に危機感 ひめゆり婦長の遺族 上原一政さんに聞く

自民党の西田昌司参院議員がこのほど、那覇市内で行った講演会で、「ひめゆりの塔」の展示内容について「歴史の書き換え」などと発言したことが県内外で波紋を呼んでいる。戦時中、ひめゆり学徒隊と共に負傷兵の看護に当たり、「日本のナイチンゲール」と呼ばれた陸軍病院第一外科の婦長・上原貴美子(戸籍ではキミ)さんを従叔母(いとこおば)に持つ、上原一政さん(88)に、戦後の戦争の記憶継承の在り方、歴史認識などについて聞いた。

「メンタルヘルスの日」を導入 沖縄県教委が教員の精神疾患対策

沖縄県内の公立学校で、精神疾患による教員の休職者が2023年度に268人と過去最多を記録した。県教育委員会は、教員の心身の健康を守るため、25年度から5月1日と9月1日を「教職員メンタルヘルスの日」に指定。働き方改革と連携し、教員不足や負担軽減などの課題に取り組むとしている。これに伴い那覇市ではモデル事業も実施され、注目が集まっている。

うるま市長選 保守分裂制し中村氏が再選  「実績」「国との連携」決め手に

任期満了に伴う沖縄県うるま市長選挙が4月27日投開票され、現職の中村正人氏(60)=自民、公明推薦=が2期目の当選を果たした。対立候補には玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力が擁立した無所属新人の照屋大河氏(53)=共産、立民、社民、社大推薦=が立候補した。前県議会副議長で無所属新人の照屋守之氏(69)も出馬し保守分裂の構図となったが、「実績」や「国との連携」をアピールし、市政継続を訴えた中村氏に軍配が上がった。

憲法は「日本解体の象徴」 西田参院議員が講演 沖縄

憲法記念日の3日、沖縄県神社庁や日本会議沖縄県本部などが主催する「憲法シンポジウム」が那覇市内で開かれ、西田昌司参院議員と国場幸之助衆院議員が憲法改正をテーマに講演を行った。

「沖縄戦の縮図」伊江島の戦闘終結から80年 芳魂之塔、伊江島灯台で慰霊式

太平洋戦争末期の沖縄戦で、苛烈を極めた激戦地、伊江島での戦闘が終結した日から80年となる21日、島内の慰霊塔「芳魂之塔」で、伊江村主催の「平和祈願祭」が行われた。同日、第11管区海上保安本部主催の伊江島灯台での殉職者慰霊式も執り行われ、戦闘と職務中に命を落とした人々への慰霊と平和への祈りが捧(ささ)げられた。

「狼魔人日記」ブロガー 江崎孝氏の功績称える

沖縄の保守系ブログ「狼魔人日記」の管理人として知られたブロガーの故江崎孝氏(享年85)を偲(しの)ぶ会が6日、浦添市内で有志らによって開かれた。江崎氏と長年活動を共にしてきた人々が出席し、江崎氏が残した功績を振り返り、その遺志を受け継ぐことを誓い合った

イリオモテヤマネコ守る戦い

沖縄本島の南西に位置する西表島で2月、10年ぶりに飼い主不明で猫エイズウイルス(FIV)に感染した猫が発見された。竹富町は、同島に生息する特別天然記念物イリオモテヤマネコへの感染に危機感を強めている。

米ワシントン事務所閉鎖へ 沖縄県議会で運営予算全額削除

沖縄県が米国に設置したワシントン事務所が営業実態のない株式会社として登録されていたことなどが発覚した問題を巡り、県議会(中川京貴議長)は3月28日の定例会本会議で、2025年度当初予算案から同事務所の運営費を全額削除した修正案を賛成多数で可決した。玉城デニー知事が審議のやり直しを求める「再議」を見送ったことで、同事務所の閉鎖が確定した。

沖縄の“守り神”シーサー 古代オリエントのライオン像渡来

沖縄のシーサーは獅子をかたどった陶製などの大小さまざまな置物です。那覇空港のロビーでは大きなシーサーがお出迎え。沖縄県内では家々の屋根や門などでシーサーがたくさん見られます。シーサーのルーツや込められた思い、そしてシーサーを広めようと活動している人を取材しました。

3月14日はサーターアンダギーの日

沖縄を代表する伝統的な揚げ菓子「サーターアンダギー」。カリッとした食感と、ほんのり甘い素朴な味わいが特徴で、観光地や土産店ではもちろん、地元の人にも愛され続けている。

委託状態に「不安があった」ワシントン事務所2代目所長

沖縄県が米国に設置したワシントン事務所が営業実態のない株式会社として登録されていたことなどが発覚した問題の真相を究明する、県議会の調査特別委員会(百条委員会)で14日、参考人質疑が行われ、2代目事務所所長の運天修氏や当時の県幹部らから意見聴取が行われた。

高良鉄美氏、出馬を断念 「オール沖縄の団結損なう」懸念

夏の参議院選挙を控え、県内(沖縄選挙区)で準備の動きが加速する中、2期目に向け立候補を表明していた現職の高良鉄美参院議員=社会大衆党(以下、社大党)委員長(役職停止中)=が17日、出馬を取りやめると発表した。昨年の衆院選で社大党議員が「オール沖縄」の候補者を支援しなかった問題で、内部で軋轢(あつれき)が生じていた。一方、自民党県連は、那覇市議の奥間亮氏の擁立を決め、準備を進めている。

海の危険生物にご注意を

沖縄では今月から県内各地のビーチで海開きが始まる。沖縄の海の透明度の高さや豊かなサンゴ礁などが織り成す美しい景観は、毎年多くの観光客を魅了している。一方で、美しい海の中には注意すべき危険生物も潜んでいる。

「憲法改正し日米台で連携を」櫻井よしこ氏が講演

ウクライナ戦争や、今後予想される台湾有事などを念頭に、日本の安全保障と憲法の在り方について考える公開憲法フォーラム「日本の未来を守りたい」(主催=神道政治連盟)が8日、那覇市内のホテルで開かれた。ジャーナリストの櫻井よしこ氏が基調講演を行ったほか、中山義隆石垣市長や、元陸上自衛隊西部方面総監の本松敬史氏らが登壇し、有事の際の住民保護の問題点などについて議論を深めた。

沖縄に息づく古代の言葉

「沖縄のルーツは日本ではない」――こうした意見を時々耳にすることがある。主に「琉球独立」などを掲げる人々に多く見られる主張だ。確かに沖縄には独自の文化や伝統が深く根付いている。特に沖縄の方言(うちなーぐち)は、現代の日本語とは大きく異なって聞こえる。しかし、実は沖縄こそが、最も古い日本語を残している地域の一つであるとする説があるのだ。

ワシントン事務所問題 県の責任を追及

沖縄県が米国に設置した「ワシントン事務所」が、営業実態のない株式会社として登録されていたことなどが発覚した問題を受け、2月28日、同事務所の閉鎖を求める有志らが那覇市の沖縄県庁前で集会を開き、県の責任を追及した(写真)。

米新政権と日米同盟を考える 那覇でシンポ

米国で第2次トランプ政権が発足したことを受け、今後の日米同盟の在り方や、日本の安全保障戦略について考えるシンポジウム「米国新政権と日米同盟」(笹川平和財団、平和・安全保障研究所共催)が1日、那覇市内のホテルで開かれた。防衛大学校長の久保文明氏が基調講演をしたほか、安全保障の専門家らによるパネルディスカッションなどが行われた。

国家としての情報力強化を 高市氏、沖縄後援会設立式で講演

高市早苗前経済安全保障担当相の沖縄後援会(牛尾弘行代表理事)がこのほど、地元有志らが発起人となって設立された。これに伴い8日に那覇市内で開かれた設立総会に高市氏が出席し、「リスクの最小化に向けて」と題して講演した。

ワシントン事務所問題 県議会、25年度予算案差し戻し 一般会計では初

ワシントン事務所は、故翁長雄志前知事が15年、初当選時に設置し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対に関する情報発信や、知事訪米時の手続き業務などを担当してきた。

浦添市長選 現職の松本氏が4選

任期満了に伴う沖縄県浦添市長選挙が9日投開票され、無所属現職の松本哲治氏(57)=自民、公明推薦=が、無所属新人の里道昭美氏(67)を抑えて4選を果たした。

責任の所在「県にある」ワシントン事務所問題

沖縄県が米国に設置した「ワシントン事務所」が営業実態のない株式会社として登録されていたことなどが発覚した問題で、県議会は調査特別委員会(百条委員会)で真相究明を進めている。同委員会に参考人として出席した平安山(へんざん)英雄初代所長は10日、世界日報などのインタビューに応じ、一連の問題の責任の所在は県にあるとの認識を示した。

本気で考えよう移植ドナー不足 医療関係者が沖縄大学でシンポジウム 

臓器移植におけるドナー(臓器提供者)不足の問題について考えるオンラインシンポジウムがこのほど、沖縄県の沖縄大学で行われた。同大学教授や県内の医療福祉関係者らが登壇し、沖縄県における臓器提供の現状や課題などについて議論を深めた。

太古のロマンか、自然の神秘か?

沖縄県の最西端、与那国島。その沖合の水深25㍍付近の海底には、1986年に発見された不思議な地形が眠っている。石を人工的に削ったかのような階段やテラスのようにも見える直線的な壁が連なり、まるで失われた文明の遺跡のようだ。

鎌倉芳太郎の業績讃える 顕彰碑の除幕式 那覇市・沖縄県立芸大

琉球芸術文化、美の発掘者である鎌倉芳太郎氏(1898―1983年、人間国宝〈型絵染〉)の業績を讃(たた)える顕彰碑の除幕式(主催=鎌倉芳太郎沖縄顕彰会、波照間永吉会長)が1月31日、沖縄県立芸術大学で行われた。

「オール沖縄」衰退顕著に 沖縄市長選 花城氏圧勝

現職の死去に伴う沖縄県沖縄市長選挙が1月26日、投開票され、保守系無所属新人で元県議の花城大輔氏(53)=自民、公明推薦=が、玉城デニー知事や革新系団体「オール沖縄」の支持を受けた無所属新人で元県議の仲村未央氏(52)=立民、共産、社民、社大推薦=を破り、初当選した。近年「オール沖縄」勢力の連敗に歯止めがかからず、衰退が顕著になっている。

沖縄をアニメの聖地に

近年、沖縄を舞台にしたアニメ作品が注目を集めている。南城市のあざまサンサンビーチやニライカナイなどが登場する青春アニメ「白い砂のアクアトープ」や、那覇市の国際通りや栄町市場が登場するスケートボードアニメ「SK∞(エスケーエイト)」、沖縄ならではのローカルネタ満載で、現在放送中のラブコメ「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(沖ツラ)」などが有名だ。

「沖縄から政策提言を」 田村重信氏、那覇で講演

「真面目に沖縄の公を考える」をテーマに議論を深める「沖縄真面目大学」(光永勇会長)の講演会が18日、那覇市内で開かれ、政治評論家の田村重信氏が講演した。

「オール沖縄」系市長ゼロに 宮古島市長選 嘉数氏当選

宮古島市長選には現職含め過去最多の6人が立候補を表明。「オール沖縄」の支援を受けた現職の座喜味氏は「保革共闘」を訴え、幅広い層へアピールしたが、保守票の奪い合いで嘉数氏に及ばなかった。

子供の貧困対策 10年を振り返る 沖縄大学がシンポジウム

沖縄県の沖縄大学はこのほど、子供の貧困問題について考えるシンポジウム「沖縄の子どもの貧困対策の到達点とこれから~10年目に向けて私たちが取り組むべきこと~」を対面とオンラインのウェビナーによるハイブリッド形式で開催した。衆院議員の島尻安伊子氏が講演したほか、子供支援の現場に接する有識者らが登壇し、沖縄における子供の貧困対策について意見を交わした。
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