トップ国内沖縄偏った情報は「平和教育」ではない 辺野古沖船転覆事故の遺族が投稿

偏った情報は「平和教育」ではない 辺野古沖船転覆事故の遺族が投稿

武石知華さんの遺族が発信した沖縄研修旅行の様子=3月15日(投稿サイト「note」から)
        武石知華さんの遺族が発信した沖縄研修旅行の様子=3月15日(投稿サイト「note」から)

 沖縄県名護市の辺野古沖で米軍基地移設反対の抗議船2隻が転覆し、同志社国際高校(京都府京田辺市)の修学旅行生の武石知華さん(17)と金井創船長(71)が死亡してから3週間が経過した。
 
 武石さんの遺族は、インターネットの投稿サイト「note(ノート)」で、研修旅行の実態、知華さんの生涯などについて情報発信するだけでなく、事実解明につながる情報を広く収集すると説明している。
 
 沖縄研修旅行については、「あまりに異質すぎて唖然(あぜん)とするばかり」で、知華さんが辺野古での乗船プログラムを含むコースを選択した理由については、沖縄美ら海水族館(本部町)に行って友達とサンゴ礁を見る方が楽しそうという「純粋な選択」だったと説明。保護者、生徒の双方に抗議船に乗るという説明は一切なかったという。
 
 <沖縄や辺野古という場所は、 平和、戦争、命、歴史、基地、環境、国防、日米関係、地政学といった、様々な現在進行中の課題を肌で感じることができる場所です。もし学校教育の一環としてここを訪れるのであれば、これらを多面的に考える場が提供されるべきかと思います。しかし、どちらか偏った情報を一方的にインプットされるのであれば、それはもはや「平和教育」ではありません。>
 
 5日にはこう書き込み、「平和教育を含め、高等学校の教育を行うにあたり、特定の見方や考え方に偏った取り扱いにより、生徒が主体的に考え判断することを妨げることのないよう留意することが必要である」という松本洋平文科相の見解に反していると訴えた。
 
 また、金井氏が2025年と今回の研修旅行初日の「礼拝」を担当し、25年には話の約3割程度が直接、基地反対・抗議活動の意義に当てられていたと書き込んだ。
 
 その上で遺族は、文部科学省や全国の教育委員会に対し、「平和学習」の在り方についての実態調査を行い、速やかに是正することも求めている。

 おことわり  遺族の意向を踏まえて当初から匿名で報じてきましたが、遺族による情報発信を受けて実名で報じました。

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