トップコラム

コラムの最新記事

最新記事一覧

長期化する国防長官不在【韓国紙】

大韓民国の国防部長官(以下、国防長官)の系譜は1948、49年に初代長官を務めた光復軍(大韓民国臨時政府の軍事組織、40年中国・重慶で創立)出身の李範●(=大の両脇に百)長官を筆頭とする。以後これまで、ほとんど当日の離・就任式を通じて前任者と後任者が交替した。

ハクチョウの飛来と帰還【上昇気流】

東京都板橋区に浮間公園がある。JR浮間舟渡駅の北側で、中央に大きな浮間ケ池、池畔にはシンボルの風車、周囲にウメやラクウショウなど樹木も多い。いつも見掛けるのは釣り人たちだ。

雷に打たれるかも イスラエルから

イスラエルでは、金曜日の日没から土曜日の日没までがユダヤ教の安息日とされ、エルサレムなどでは金曜の夕方近くになると、市場や商店はすべて閉まり、電車やバスなど公共交通機関もすべて止まる。ヘブライ語で「シャバット」といい、敬虔(けいけん)なユダヤ教徒はこの日、料理もせず、電気製品にも触らない。

「梅棹整理術」で解く【上昇気流】

さまざまな出来事が次々と起こる。その情報を整理し、どう解くか。資料や書籍は机の上に重ねたまま。いざ使おうとすると探すのに一苦労。そんなお恥ずかしい仕法で執筆している。

競争阻む雇用の硬直化 フランスから

高速鉄道(TGV)や米ボーイング社を抜き世界トップに躍り出た航空機メーカーのエアバスなど世界的競争力のある先端技術を持つフランス。だが、IT産業での遅れを解消できず、厳しい社会制度などで起業が難しく、若者の間で不満がたまっている。

保守層はトランプ効果活かせ【政界一喝】

電光石火のごとく公約を推進中の米トランプ政権に対し、日本の通常国会では来年度予算成立のため、少数与党が生煮えの政策議論を携え、野党折衝に蠢(うごめ)く様相だ。

高校無償化で起こること

2025年度予算審議の焦点となっていた高校授業料無償化について、自民・公明両党と日本維新の会の3党協議で、公立・私立を問わず年収910万円の所得制限を撤廃する方針でまとまった。

美味しい魚介料理は地方に【上昇気流】

「全国の魚介グルメが代々木公園に大集合!」の宣伝文句に誘われて、東京都渋谷区の「魚ジャパンフェス2025in代々木公園」の会場に足を運んでみた。「発見!ふくしまお魚まつり」も同時開催し、多くの入場者で賑(にぎ)わっていた。

見えないものへの関心【上昇気流】

138億年前、宇宙誕生の瞬間に生まれた素粒子のニュートリノ。今も太陽や遠くの天体から放出されている。しかし電荷を持たないため、地球のような物体も素通りし地上での発見は他の素粒子より遅れた。

バンス演説の真髄【上昇気流】

バンス米副大統領の演説が波紋を呼んでいる。ミュンヘン安全保障会議で欧州の同盟国に対し、その民主主義のあり方を厳しく批判したためだ。もともとトランプ米政権の再登場を警戒していたが、それを超える激しさに右往左往の感がある。

子供に敬語使うテレビ番組【上昇気流】

今月初旬に日本海側を中心に降った大雪のさなかのこと。テレビ(民放)で女性アナウンサーかリポーターが「子供が転ばれていました」と放送していた。「子供が誰かに雪原に転ばされた」というのではない。子供が雪で転んだだけ。ケガでも何でもない。

料理店が集いの場に ネパールから

コロナ禍以前、ネパールで一緒に仕事をしたネパール人の知人がネパール料理店を愛知県で開店すると聞き、オープン日にお祝いを兼ねて行ってみた。

雪は天からの贈り物【上昇気流】

日本政府観光局の発表によると、1月の訪日外国人数は去年の約40%増の378万人で過去最高を更新した。春節(旧正月)を迎えた中国が増えたことも大きいが、オーストラリア、米国などからのスキー客も増えている。

ソウル・東京「友好の光」【韓国紙】

1975年に完工した南山ソウルタワーは高さ243㍍、海抜高度479・7㍍の韓国初の総合電波塔だ。放送電波が送出されるのはもちろん、漢江の奇蹟(きせき)を実現した大韓民国の発展状況を一目で見下ろす観光名所だ。

「歌・踊り・芝居」の歌役者【上昇気流】

歌役者という言葉がある。「歌・踊り・芝居」ができるオペラ歌手のことで、日本人が楽しめる音楽劇の普及を目指してきた演出家、故寺崎裕則さんが広めた言葉だ。寺崎さんは1977年に日本オペレッタ協会を創立した。

医療制度の差を実感する ブラジルから

先日、不注意からオートバイ運転中に事故に遭った。幸い、現場に居合わせた方がすぐに救急車を呼んでくださったのだが、救急処置を施す救急隊員の放った一言が、「救急対応の保険に入っていますか」だった。

ヤギはペット?それとも…

沖縄の伝統的な料理の一つに「ヤギ(ヒージャー)料理」がある。新鮮なヤギ肉をそのまま刺身にして食べたり、だしと一緒に煮込んで「ヤギ汁」にするのが定番だ。これらの料理は古くから、祝いの席などで振る舞われてきたものだ。

「勤め働く者」の国【上昇気流】

トランプ氏が米国大統領に就任して1カ月近く経(た)った。米国はどう生まれ変わるのか、世界中が目を凝らしている。フランスの歴史学者、エマニュエル・トッド氏は米国民の精神性に注目している。

スマホが少子化を深刻にする?!

「生殖ホルモンが減っている」――。

トキを能登復興の象徴に【上昇気流】

国の特別天然記念物トキが再び能登の空を舞うことになった。本州でのトキの野生復帰を目指す環境省は、来年6月の本州初の放鳥地域に能登を選んだ。地元は、トキの野生復帰が地震からの復興のシンボルとなることを期待する。

八潮市不測事態への対応【上昇気流】

埼玉県八潮市の道路が崩落しトラックが転落した事故では、下水道管の損傷部分に土がなだれ込み大事を引き起こした。この下水道管は1983年に供用が開始され、2021年度の県の独自検査では「直ちに補修が必要な状況ではない」とされていたという。

熟していない文民統制【上昇気流】

防衛省の制服組(自衛官)は国会の答弁に立つことはできないのか。国民民主党の橋本幹彦衆院議員が制服組の国会答弁を再三求めたことに対して安住淳予算委員長(立憲民主党)が叱責し、今後も制服組が国会答弁をしないとする慣例を変えないとした問題である。

【東風西風】「まちの本屋さん」を守れ

全国で「まちの本屋さん」の減少に歯止めがかからない。

古き良き阿佐ヶ谷文士村【上昇気流】

東京の阿佐ケ谷駅や荻窪駅周辺などに昭和初期、多くの文学者が集ったことから、この一帯は「阿佐ヶ谷文士村」と呼ばれた。その中心にいたのが作家の井伏鱒二である。

産まない選択をする女性たち フィンランドから

子供を産まない女性が増え、出生率が急激に低下するフィンランドだが、かつては仕事と家庭を両立する模範的な国として見られていた。

極度の人権侵害を放置するな【政界一喝】

 「人権の保障」「人権擁護」とは聞き慣れた言葉だ。一方、国内で“戦後最大”の人権侵害が放置されているとは驚く。60年間、延べ4300人に上る特定宗教信者への弾圧が、民主国家日本で放置された事態は見過ごせない。

「カルト」と呼ばれる日本共産党

日本共産党の「カルト」集団化が進んでいる。世界中の共産主義政党から仲間外れにされ、相手にされなくなり、主義・主張もかなり違ったものとなり、日本を含めた多くの国で多民族化が進む中で、日本共産党がカルト集団と呼ばれることが増えてきた。

角を矯めて牛を殺すな【上昇気流】

選択的夫婦別姓制度に関する自民党内の議論が本格化してきた。とりわけ保守系議員から「家族の一体感維持」ができるか強い危機感が生まれている。何となく党内外で容認ムードが広がる中、当然だろう。

LED「チブルノリ」【韓国紙】

ギリシャ神話を見ると、人類に火をプレゼントしたのはプロメテウスだった。彼は神々の占有物だった火を盗んで人間に密(ひそ)かに与えた。怒ったゼウスは彼をコーカサス山の山頂に鉄の鎖で縛り付けて、ワシに肝臓をついばまれる刑罰を与えた。プロメテウスが残忍で苦痛の刑罰を受けている間に、人間の世の中は彼が贈った火のおかげで急速に発展していった。オリンピックの聖火の点火式はこのようなプロメテウスを称(たた)えるためのものだ。

修理された元三大師像【上昇気流】

東京都調布市にある深大寺は広大な森に囲まれた古刹(こさつ)。国宝の白鳳仏、釈迦如来倚像で知られるが、これが発見されたのは1909年。元三大師堂の壇下からだった。
人気記事
Google Translate »