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米露に嘲弄されぬ国家運営を【羅針盤】

2月28日に米国のホワイトハウスで行われたトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との会談は激しい口論となり、予定された鉱物資源の権益を巡る合意文書への署名が見送られるという衝撃的な形で決裂した。その後、トランプ政権は3月3日、ウクライナに対する軍事支援の一時停止を発表した。

盲目の弟支える兄の愛

故郷(東北地方)に住む同級生が上京すると連絡してきた。弟も一緒なので、都内を案内してほしいという。

宙に浮く北陸新幹線ルート【上昇気流】

北陸新幹線が石川県金沢市から福井県敦賀市まで延伸開業して1年が過ぎた。開業からの11カ月間で福井県では県外からの来訪者が前年同期比約20%増えたが、2024年の宿泊者数は354万人で前年比9%増にすぎず、コロナ禍前の水準に及んでいない。

AIで人はより人らしくなるー米コラムニスト ミーガン・マッカードル

1984年、小学6年生の時、私は「ナーズの復讐(ふくしゅう)」というR指定の映画をこっそり見た。あの時、身長がほぼ180㌢もあったことが役に立ったのだと思う。この映画は、体育会系の勝ち組男子学生対コンピューターオタクのおなじみのステレオタイプを題材にしたもので、オタク学生の友愛会が自分たちをいじめていた体育会系をやっつけるという、愉快な結末で締めくくられる。

日本学術会議法人化へ【上昇気流】

政府に政策提言する日本学術会議を現行の「国の特別の機関」から切り離し、特殊法人とする一方、必要な財政支援を行う法案が閣議決定された。活動状況を確認する監事を置き、首相任命とする。

ある日常の日韓比較【上昇気流】

本に長年住む韓国人の知人が帰国してレンタカーを予約したところ日本人と間違われた。韓国人なら乗りたい車種を真っ先に指定する。自分の核心的な要求を前面に出すが、日本人は「この日の車は空いていますか」といった問い合わせから始まるという。

【東風西風】昭和歌謡とヒット・メーカー

昭和レトロがブームとなる中、昭和を知らない若い世代の間で昭和歌謡が人気というのは面白い現象だ。ユーチューブなどで昭和の歌謡曲を改めて聴いてみて、いろいろな意味で「聴かせる」歌が多いと思う。個性と実力を備えた歌手が多く、歌の多くはその歌手のために作られた。

昔ながらの東京の風景【上昇気流】

「杉並の袋小路で子供らがかくれんぼする/築地の格子戸の前で盛塩が溶けてゆく/東京は読み捨てられた漫画の一頁だ」とは、昨年11月に亡くなった詩人の谷川俊太郎さんの「東京抒情」の冒頭部分(郷原宏選著『ふと口ずさみたくなる日本の名詩』ハルキ文庫)。

人気キャラのマグカップ フィンランドから

何十年もの間、フィンランドの家庭で欠かせない存在となっているのがムーミンのマグカップだ。

「積極財政」への転機に 【政界一喝】

「財務省解体」デモが広がりを見せている。同省の役割を人工知能(AI)に問うと即座に、国家財政の管理、税制の構築、公債の管理、経済政策の立案、国際金融関係の調整、財政健全化の推進、などと列挙された。一つだに欠くことのできないものばかりだ。解体を叫び、それら政府の中枢機能を壊してしまえ、とは極端でもある。

万博反対運動繰り広げる共産党

大阪では、3月に7回、駅頭などでの宣伝活動が行われ、3月23日(日)には、13時より、「夢洲あぶない、やめてんかカジノ・万博パレード」(靭公園→御堂筋)という大規模な抗議行動が行われる。

旧宮家男子の皇籍復帰を【上昇気流】

安定的皇位継承と皇族数の確保策として政府の有識者会議が、旧宮家の男系男子が養子として皇籍に復帰することを2案の一つとして示したのは令和3年の12月。この案について、ようやく衆参両院の全体会議で協議が行われた。

刑務所の過剰収容【韓国紙】

英国が昨年末、矯導所(刑務所)が囚人であふれると、エストニアに囚人を移監する方策を検討して話題になった。英国の収監者は現在8万9000人で、来年は10万6300人を超える見通しだ。その半面、エストニアは低い犯罪率で刑務所が半分くらい空いている。

「幻の寺院」の永福寺跡【上昇気流】

梅の香に誘われて神奈川県の鎌倉に旅した日、寄ってみたいと思っていた所があった。市街地の北東、二階堂にある永福寺(ようふくじ)跡だ。国指定史跡だが、作家、永井路子さんの名ガイドブック『鎌倉の寺』には「幻の寺院」としか記されていない。

不審物にピリピリ イスラエルから

先日、イスラエル北部のハイファにいる友人に会うため、朝早くエルサレムの自宅を出た。エルサレム市内を走るライトレールは、朝の通勤や通学で満員だ。

海の危険生物にご注意を

沖縄では今月から県内各地のビーチで海開きが始まる。沖縄の海の透明度の高さや豊かなサンゴ礁などが織り成す美しい景観は、毎年多くの観光客を魅了している。一方で、美しい海の中には注意すべき危険生物も潜んでいる。

反原発とオールドメディア【上昇気流】

お宅の新聞は原発支持派ですか、それとも反原発派ですか。14年前にはそんな質問を随分、お受けした。東京電力福島第1原発事故を受け「反原発でなければ新聞にあらず」との風潮が広がり、原発支持を口にしようものなら、まるで共犯者扱いだった。

戦場のプロテニス選手 オーストリアから

アレクサンドル・ドルゴポロウさん(36)は世界ランキング13位まで上り詰めたウクライナの有名なプロテニス選手だ。現役を引退して10カ月後、ロシア軍がウクライナに侵攻した。その時、トルコに滞在していたが、迷わず軍隊に入ることを決意したという。「当時、武器の使い方を全く知らなかったが、祖国を守るために軍隊に入ることにした」と決意。

米ウ対立、わが国の戦略は【羅針盤】

ロシアのウクライナ侵略が、3年を経過して4年目に入った。ウクライナの継戦能力を考えた時、国民のエネルギーや食料は不足していないのだろうかと。大東亜戦争末期のわが国のように、飢餓や電気不足で苦しんでいる様子は見えない。

多子世帯の大学無償化に効果?

新年度から多子世帯への大学無償化が始まる。扶養する子供3人以上世帯を対象に、私立なら年間授業料最大70万円+入学金26万円、4年間で最大306万円。国公立なら同54万円+同28万円、同244万円が支給される。子供が4人、5人と多ければ多いほど恩恵が大きい。

除染土の再利用を阻むもの【上昇気流】

東京電力福島第1原発事故から14年、事故の除染で生じた土の最終処分の見通しが立っていない。除染土は現在、福島県大熊町と双葉町にまたがる中間貯蔵施設に保管され、2045年までに県外で最終処分することが法律で定められている。

降水量が多い日本海側【上昇気流】

わが国の都道府県別年間降水量のランクを2021年の例で見ると、1、2位が宮崎、高知と太平洋側の県であるのは予想通り。だが3位が福井、5位石川、6位富山と日本海側が続く。意外な感もするが、これは降水量に冬の降雪量が含まれるためだ。

2代目の重責と悲哀【上昇気流】

「わしが死んだら天下はどうなるか」「乱れましょう」「そう思っておればよろしい」――。出典は忘れたが、病床にあった徳川家康が子の秀忠に問うた時の会話という。天下を掌握し終えた父とその偉業を担う子の「覚悟」がうかがわれる。

【心をつむぐ】落語や講話の背景にある仏教

かつて親戚の法事に出席した時、お坊さんの読経と講話を聞いたことがある。

コミュニケーションとは【上昇気流】

コミュニケーションは普通に行われれば、それで役立っていることが多い。しかし、コミュニケーションは必ずしも正確で透明なものばかりではない。「こぼれ落ちるもの」があるだろうし、「相手に届き損ねること」もある。

デング熱との闘い フィリピンから

フィリピンではデング熱が急増、今年早くも感染者は5万人に達し、昨年の同時期と比較して64%の増加。各自治体がさまざまなアイデアで、感染対策を打ち出している。

赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(45)あゝラバウル海軍航空隊(下)

米軍地上部隊による占領作戦は中止されたが、後方連絡線を絶たれ孤立したラバウルへの米軍機の空襲は年が明けると激しさを増し、200機を超える日も増えた。そうした最中の昭和19年2月17日、トラック島が空母9隻を旗艦とする米機動部隊の大空襲を受け壊滅的打撃を蒙(こうむ)った。

長良川鉄道の未来は【上昇気流】

岐阜県の長良川鉄道は、美濃太田(みのおおた)駅から北濃(ほくのう)駅まで72㌔の区間を走る第三セクターのローカル線だ。沿線には、日本刀の産地として知られる関市、郡上(ぐじょう)踊りの郡上八幡、美濃和紙で有名な美濃市などがある。この路線が一部廃線の危機に直面している。

【韓国紙】韓国人の豚肉愛

韓半島で豚が飼育され始めたのは、約2000年前と推定される。中国の『三国志魏志東夷伝』を見ると、部族国家である扶余に馬加、牛加、狗加、猪加という官職を置き、それぞれ4方面の地域を治めたという記録がある。「猪加」は豚から取ってきた官職の名前だ。猪突(ちょとつ)的という字もまた、むやみに突進する豚の習性をなぞった言葉だ。

鎌倉・瑞泉寺の梅林【上昇気流】

ウメの木には花が咲いて実がなるが、実を収穫できるのは25年程度だそうだ。梅農家では収穫量が落ちると伐採して、新しい木を植える。しかし寿命はもっと長く、庭木としては100年。中には200年以上というのもある。
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