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大塚栄一さんを悼む【上昇気流】

「よろこびて鮎の塩焼食ふ母の衰えしるくおほかたこぼす」――。新潟県魚沼市の公園にある歌碑に刻まれた大塚栄一さんの歌だ。小紙「世日歌壇」の選者を平成8年から25年まで務めた歌人で、先日逝去された。

イリオモテヤマネコ守る戦い

沖縄本島の南西に位置する西表島で2月、10年ぶりに飼い主不明で猫エイズウイルス(FIV)に感染した猫が発見された。竹富町は、同島に生息する特別天然記念物イリオモテヤマネコへの感染に危機感を強めている。

地球のプレート恐るべし【上昇気流】

ミャンマーの大地震には驚かされた。何せ200㌔にわたって岩盤がずれ動いたという。ユーラシアプレートとインドプレートの境界での「横ずれ断層型」で、内陸部地震は局地的との既成概念が打ち破られた。プレート恐るべし、である。

エープリルフールの異変説 韓国から

毎年4月1日になると、どこの国でもエープリルフールにかこつけてフェイクニュースが飛び交うものだ。韓国の場合、警察や消防に事件事故を装ったイタズラ電話が頻繁にかかってくる。昨年の4月1日にはある地方都市で、「今、妻の首を絞めて殺してしまった」という112番(日本の110番)通報があり、警察と消防が出動したところ、すぐにイタズラだと分かった。電話をかけた男性は、偽計による公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕されたそうだ。明らかにやり過ぎだ。

東アジア台湾事態に備えよ 【羅針盤】

トランプ米大統領の肝煎りのウクライナ停戦協議の行方に世界中が固唾をのんでいるが、その先に危険視される東アジア台湾事態への関心・注目度は低調である。しかし事態は着実に危険の度を高めている。停戦協議の帰趨(きすう)は、台湾有事、朝鮮半島問題を抱える東アジアに直接波及する。わが国防衛の重大関心事である。

生徒ファーストの卒業式

小学校の児童、中学校、高等学校の生徒、大学生にとって、3月下旬から4月初めは、新しい生活を始める準備期間だ。とりわけ卒業生は、それぞれ6、3、3、4年間の慣れ親しんだ生活を整理して未知の生活に向かう、ときめきの時でもある。

戦後80年の桜に思う【上昇気流】

満開の予報に促され、東京・九段の靖国神社、千鳥ケ淵の桜を観(み)てきた。花曇りの中ではあったが、多くの人で賑(にぎ)わっていた。気象庁が指定した標本木の周りには人垣ができていた。

iPS細胞の臨床研究【上昇気流】

慶応大は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った神経のもとになる細胞を、脊髄が傷つき運動麻痺(まひ)などを引き起こす患者4人に移植する臨床研究を終了したと発表した。世界初の試みだ。

政治の責任増す「統合作戦」【上昇気流】

陸海空の3自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」が発足した。これまでバラバラとは言わないが、3自衛隊それぞれが単独で防衛に当たらざるを得なかっただけに、統合で作戦を行える体制になったことは大きな前進だ。

桜のような生涯の詩人【上昇気流】

気象庁は24日、東京の桜の開花を宣言した。それから春らしい天候となり、ここ数日で見頃になっている。薄着をしても汗ばむような陽気で、つい先日まで寒さに震えていたのがうそのようだ。

韓国で文化遺産焼亡の危機【上昇気流】

約2900㌶を焼失した岩手県大船渡市の山林火災が収まったかと思うや、今度は愛媛県今治市や岡山県で大規模な山火事が発生している。日本より空気が乾燥している韓国でも、大変な山火事被害に見舞われている。

生卵投げ付け【韓国紙】

生卵投げは、古代から嘲弄(ちょうろう)や侮辱、処罰、抗議の手段として利用されてきた。ローマや中世時代には、観客たちが演劇や路上公演が気に入らなければ生卵を投げて揶揄(やゆ)したという記録がある。民衆の怒りを買った権力者や宗教指導者たちも公開の席で生卵の洗礼を受けなければならなかった。

聖霊が働く音楽家【上昇気流】

「ムジカ・アルカディア」という音楽研究会がある。主宰者は世界を舞台に活躍してきたピアニスト大井美佳さん。演奏の技法についてだけでなく、音楽の時代背景や作曲家のメッセージなども探っていく場だ。

東京地裁決定に対する家庭連合の見解

本日、東京地裁は世界平和統一家庭連合に対する解散命令請求について、解散命令を認める決定を行ないました。誠に遺憾ではありますが、今回の判決内容を重く受け止めつつ、東京高裁への即時抗告を検討して行く所存です。

超宗教のイフタール イスラエルから

イスラエルの人口は現在約990万人で大半はユダヤ人だが、約2割がアラブ系だ。その約8割はイスラム教徒が占める。3月に入りイスラム教のラマダン(断食月)が始まった。イスラム教徒は約1カ月間、日の出から日没まで、水も飲まずに断食する。

懐かしき「ラジオの時代」【上昇気流】

ラジオは懐かしい。気流子にとって生まれて初めてのメディアはラジオだった。歌謡曲からクラシック、漫才に落語、プロ野球や大相撲中継、むろんニュースも家族とともにラジオで聞いた。

大衆消費と富裕層 フランスから

フランスはもともと階層性が強い社会だった。パリの地下鉄の1等車、2等車が廃止されたのは1991年で、それまではホームに1等車利用者のための車掌控えボックスがあった。

隅に置けぬ国民民主【政界一喝】

政局が近づいている。今国会は一旦、衆院を通過した高額療養費制度の見直しを参院で修正後、衆院で再審議して凍結へ、という迷走ぶりを見せている。追撃する形で、石破茂首相が公邸で、昨秋衆院選の初当選議員15人に商品券を贈呈した問題が発覚した。予算成立後の4月を見据え、政権交代への攻防が激しい。

自然はゴッドデザイン

神奈川県相模原市に30万株ものカタクリが自生する城山かたくりの里がある。個人所有の里山だが、3月中旬から4月中旬、1カ月だけ一般公開される。今は亡き山友の誘いで8年前に初めて訪れて以来、お気に入りの場所となった。

自信の影に稽古あり【上昇気流】

「荒れる春場所」も最後は、大の里が通算3度目、大関としては初の優勝を果たした。新横綱豊昇龍が10日目から休場。東大関の大の里は出場力士の最高番付だから、順当な結果とも言える。

光格子時計初の製品化【上昇気流】

「時間」の不思議を思った人は少なくない。4~5世紀の神学者アウグスティヌスは「いったい時間とは何でしょうか。誰も私に尋ねないとき、私は知っています。尋ねられて説明しようと思うと、知らないのです」(『告白』第11巻第14章)と。

「罪」なき者だけが石を【上昇気流】

石破茂首相が自民党国会議員1期生に10万円分の商品券を配ったことが問題になっている。ご本人は「政治的寄付ではなく慰労のためであり、何ら政治資金規正法に抵触しない」としつつも、ご心配をおかけしたと反省の弁で低姿勢の対応だ。

【東風西風】フィルムカメラ人気再燃

フィルムカメラの人気が再び高まっているようだ。ユーチューブでは、若者たちが中古マニュアルフォーカス一眼レフカメラを買って、フィルムの装填(そうてん)の仕方から始まり、露出の合わせ方や撮影方法、実際に撮影した写真を紹介する動画があふれている。

そばとうどん、どっち?【上昇気流】

「そばと言えば信州」と思っていたが、「最近は福井県、山形県のそばの知名度が上がっている」という記事を新聞で読んだ。「信州そば」もうっかりしてはいられない。

体調不良に効く一品 ネパールから

先日、いろいろな業務などが重なったこともあってか、久しぶりにノックダウンして寝込んでしまった。内臓関係も弱っているのか、お腹は減っているものの、食欲もあまりない。

大きな使命与えられた立花氏

3月14日夕方、東京・霞が関の財務省の近くで、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が刃物で襲われ、左耳と首を負傷した。その場で逮捕された30歳の宮西詩音容疑者は、「他の議員を自殺に追い込んだ人間だから殺そうと思った」などと供述しているという。他の議員とは兵庫県県会議員だった竹内英明氏のことである。

図書館は貸本屋にあらず【上昇気流】

全国で「町の書店」が減少し、2024年3月時点で、書店ゼロの自治体は全体の27.7%にもなっている。日本世論調査会の全国調査によると、書店がなくなることに「不安を感じる」と答えた人は64%に上った。

法曹過剰国会の弊害【韓国紙】

ソウル、地方で弁護士として働いていた知人たちが国会議員、地方自治団体の長の選挙に出馬して落選したことがある。慰労の電話をかけると、大きく落胆する様子ではなかった。「選挙費用をたくさん使って打撃が大きくないか」と心配すると、「地域で知名度が非常に上がったので、事件の受任が増えて受任料も上がって損する商売ではない」と言った。弁護士としてお金を稼いで次の選挙にまた挑戦するのだとか。政治家をするのに最もいい職業が弁護士だという言葉を実感した理由だ。

タラの芽の天ぷら【上昇気流】

青森県出身の作家、三浦哲郎さんは生前、山菜が好きだったという。東京に住まいがあったが、この季節になると郷里へ戻って山菜採りをする。たくさん採ってきて、数日は山菜尽くし。やがて飽きてしまう。

初めてのスキミング被害 ブラジルから

先日、初めてクレジットカードのスキミング被害に遭った。メールをチェックしていると、ブラジルの銀行のカード会社から「カード利用が拒否されました」との連絡が届いていた。
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