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AIで最大の恩恵を得る日本 人口問題の危機を機会に

 最近、人工知能(AI)の現状と未来に関する3日間の国際会議に参加する機会を得た。非常に興味深いものだった。

ソルジェニーツィンと自由 西欧の道徳的退廃を厳しく批判

ソルジェニーツィンは現在、既にほぼ忘れられた存在となっている。少なくとも日本のジャーナリズムにおいて彼の名前を見ることは殆(ほとん)どないと言ってもよいだろう。

米中関係とレアアース問題 貿易戦争は一時休戦状態

今日、台湾問題に関する高市早苗首相の発言を巡り日中関係が険悪化しているが、台湾問題は米中間でも大きな課題である。米国は「アメリカ・ファースト」を掲げて関税戦略を展開する中で、トランプ大統領は米中過熱期には対中関税を145%まで引き上げると示唆したほどだが、中国はレアアース(希土類)の輸出規制を「切り札」に最後まで戦う姿勢を見せていた。

中国に対台湾武力不行使宣言を要求せよ 首相発言撤回の必要なし

 去る11月7日、衆議院予算委員会で立憲民主党の岡田克也委員からの質問に対し、高市早苗首相が、中国が台湾を海上封鎖すれば、存立危機事態を宣言する状況があり得ると発言した。

トランプ政権の内政と保守思想 行き過ぎた移民・多様化を是正

 昨年、米大統領選に勝利し、トランプ氏が政治の表舞台に復帰してまもなく1年を迎える。第2期政権の発足後、トランプ大統領が内政で力を入れたのが不法移民対策と「多様性・公平性・包括性(DEI)」政策の是正であった。

露朝連携は米外交の失敗 機能しなかった封じ込め

 韓国国防研究院(KIDA)は最近、北朝鮮の核兵器開発計画を過小評価していたと表明した。KIDAの分析によれば、北朝鮮が保有する核兵器は50~60発ではなく127~150発に上り、2030年までに200発、40年までに400発に達する。

台湾への圧力拡大する中国 アイデンティティー巡る戦い

 中国の台湾戦略は進化を続け、もはや軍事演習や経済的影響力だけにとどまらない。中国政府はプロパガンダ、グレーゾーンでの強制、日和見外交を融合させた多層的な計算された作戦を展開し、戦略環境を自国に有利につくり変えようとしている。

映画「宝島」を見て抱いた違和感 強過ぎる沖縄への思い入れ

 映画「宝島」を見た。戦後沖縄の歴史を描いた大作である。同じ時期から上映されている「国宝」と比べられて、あまり評判は良くないようであるが、私なりの感想を書いてみたい。

物語を作り上げる報道 「情報の単一栄養化」で疑問排除

 自民党本部で高市早苗新総裁を取材するため待機していたマスコミ各社の様子がユーチューブでライブ放映されていた時、「支持率下げてやる」という声がマイクに拾われて騒動になった。

筒井清忠著『昭和期の陸軍』を読む 開戦の決定「下から上へ」

 日本の近現代史は、1868(明治元)~2025(令和7)年。160年ほどの長さだ。筒井清忠(日本近現代史)『昭和期の陸軍』(筑摩選書/7月刊)を読むと、近代日本の前半分の時代について、「一貫して軍部の専横が続いていた」と考えている研究者が今でもいる、という記述がある。『昭和期の陸軍』は、この種の不正確な歴史認識を訂正することを目的の一つとしている。

中国空母「福建」就役とその影響 太平洋舞台に鬩ぎ合う米中

 去る10月5日に中国で3隻目の空母「福建」の就役が報道された。福建は中国にとっては3隻目の空母であるが、8万トンと巨大な船体であり、飛行甲板が平らで電磁カタパルト射出方式で発艦を助ける最新技術の新鋭艦である点が注目された。

問題多い中国「北極シルクロード」計画 危険伴う航行、生態環境にも影響

 今までも読者の皆様へのご報告通り、中国はチベット高原をソーラーパネルで埋め尽くし、さらに、高地の強力な風力を使って牧畜民の生活を奪い、風力発電所開発を進めている。

ナイジェリアでキリスト教徒大量殺害 トランプ氏、軍事行動を示唆

 トランプ米大統領は「キリスト教がナイジェリアで存続の危機に直面している」とⅩ(旧ツイッター)で断言。「米国は、このような残虐行為がナイジェリアなど多くの国で起きているのを傍観することはできない。

「医の道」の人 原中勝征氏を偲ぶ 民主党政権樹立の立役者

先日、原中勝征(かつゆき)第18代日本医師会会長を偲(しの)ぶ会が都内でしめやかに行われた。頑固なまでに「医の道」を貫徹した先生は去る7月、85歳で逝去された。「

トランプ米大統領訪日を総括する 両国経済再建へ相互協力

 10月末、ドナルド・トランプ米大統領は6年ぶりの訪日を実現し、新しく首相になったばかりの高市早苗氏と大変良い関係を築いた。

台湾・国民党党首候補の対中政策を危惧 「中国人意識」で台湾を守れるか

 10月18日、台湾で最大野党・国民党の党首選挙が実施された。党員投票の結果、党副主席の元台北市長・●龍斌、現・立法院党団書記長の羅智強を抑えて、元・立法委員の鄭麗文(女性、55歳)が国民党主席に当選した。

平和を愛する共産中国という嘘 戦争を起こし米国を敵視 

 中国共産党は1949年の中華人民共和国建国以来、帝国主義に不当に扱われてきた、調和を重んじる「平和を愛する」文明というイメージを世界に与えようとしてきた。

党・軍対立で機能不全の中国軍 軍が習近平派軍人を粛清 党中央は補欠人事から軍排除 

 10月23日に閉幕した中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は、何衛東政治局委員・中央軍事委員会副主席ら党・政府・軍高官14人に対し、党籍剥奪処分を行ったと発表した。

日本の外交戦略を明確化せよ 安保3文書再改定は不可避

 厳しさを増す国際情勢やトランプ政権の対日防衛費増額要求などを受け、安保3文書の再改定は不可避の情勢だ。高市早苗新首相も3文書を前倒し改定する考えを示している。

エネルギー支配強化する米国 台頭する中国に対抗 原発推進で電力供給確保を 

 国家安全保障にはエネルギー安全保障が不可欠だ。だが、独裁的な体制が自由国家を脅かすこの世界で米国が他国をしのぐ力を維持するには、それ以上のものが必要になる。それはエネルギーへの支配力だ。

開催から50年 海洋博を再評価 沖縄の観光業が本格始動

 1975(昭和50)年に沖縄国際海洋博覧会が行われた。沖縄が日本に復帰して3年後のことである。

バイデン政権、政敵を大規模捜査 共和党支持者の情報収集

 バイデン政権時、司法省は、トランプ陣営が大統領選の結果を覆そうとしたことを逆手にとって、法執行機関としての権限を使い、400人以上の共和党支持の個人と団体の通話に関する情報や銀行の取引記録などを収集していた。

AI主導のサイバー戦争 世界の産業構造を変革

 中国、米国、欧州が人工知能(AI)と量子コンピューティングの覇権を争う中、民間企業はますますその標的となり深刻化している。

北朝鮮労働党が創建80年記念行事 軍事力増強で国威発揚  

 10月10日は中華民国(台湾)の国慶節(双十節)として知られているが、北朝鮮にとってこの日は朝鮮労働党創建80周年の記念日である。

防衛力強化有識者会議報告書の注目点 戦略装備導入など提言

 令和4年に反撃力保有など安全保障関連3文書が改定されたが、3文書の策定から10年目を迎えた9月19日に「防衛力の抜本的強化に関する有識者会議報告書」が発出された。

国内に広がるムスリムへの反感 事実上の移民政策が感情逆なで

 イスラム教とムスリムへの反感が国内に広がっている。反感の根底にあるのは異文化への不安だが、国民に十分な説明のないまま進められている事実上の移民政策が感情を逆なでしているのは間違いない。

実質賃金アップへの提言 適正な労働分配率の実施を

 近年、物価が急上昇し、賃金がそれに見合っているかどうか、非常に関心が高まっている。ここでは、賃金の増減が私たちの生活ならびに、社会に及ぼす影響について考えてみよう。

ヘグセス“戦争”長官の10指令 将官らに体力検査義務化

 4月1日付の拙論「ヘグセス米国防長官の軍改革」で、新長官がトランプ政権下でやることを論じたが、最近、政策の詳細が明らかになった。比較して読めば非常に近いことだと分かる。

大きく変貌したマルコムX NOIを去って普遍的に 黒人問題解決に白人が不可欠

今年は黒人指導者、マルコムXが暗殺されてから60年になる。彼の代表著作『マルコムX自伝』(中公文庫)は、現在でも米国黒人問題を考える上では必読書だ。特に注目すべきは、当初は白人を敵視していたマルコムが、その早過ぎた晩年には大きく思想的に変貌していたことだ。マルコムは、白人と黒人、米国と第三世界の連帯を目指し始めた時に殺されたのだ。

日本人がおいしくした台湾の米 烏山頭ダム建設の八田與一 磯永吉・末永仁が「蓬莱米」創出

「令和の米騒動」が広がる中、台湾旅行の土産として「米」が注目を集めることになった。台湾の経済発展と円安で、台湾旅行にかつての割安感はなくなったが、それでも昨年に台湾を訪れた日本人は130万人を超え、今年はその10%増しの勢いを示している。
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