Viewpointの最新記事

最新記事一覧

日本外交と権力主義 米中露がパワー前面に 権謀術策に長ける必要も【ビューポイント】

2022年にロシアがウクライナを侵略してから来年2月で5年を迎える。

台湾のレジリエンス強化 「戦災」対策も「防災」の一環 地方・民間が協力し有事に備え【ビューポイント】

「防災」といえば通常、日本では、地震や津波、台風、火災への日ごろの備え、準備のことであり、そのための訓練が定期的に行われる。台湾では、毎年、これとは別に軍事攻撃に備える訓練が行われており、今年はその規模と内容がグレードアップされた。

家族介護を担う人々に感謝を 愛する人に捧げる無償の労働 経済的な負担、健康に支障も【ビューポイント】

母が長い衰えの末、数週間前に亡くなった。93歳だった。人生最後の2年の大半は寝たきりで、記憶も曖昧になっていた。

米国の方向性決める中間選挙 トランプの政権運営を左右 経済や選挙制度巡り対立激化【ビューポイント】

11月3日、米国で中間選挙が行われる。大統領選挙ほど海外では注目されないが、今回の選挙は第2次トランプ政権の残り2年間だけでなく、2028年以降の米国政治の方向性を考える上でも極めて重要である。

ネパール大洪水が提起する問題 国境越える自然災害リスク 中国の建設事業が環境に負荷【ビューポイント】

ネパールとチベット(現在、中国に占領されている)の国境地帯を襲った壊滅的な自然災害は、多くの尊い命を奪った。ネパール側では1453人が死亡したとされ、一方、中国側はチベットでの死者はわずか40人程度としている。

沖縄県知事選結果の分析 玉城県政への不信感が左右 リアルな感覚で判断する若者【ビューポイント】

沖縄県知事選挙が終わった。ご存じのように結果は古謝玄太氏が42万3124票を獲得し、現職の玉城デニー氏の27万6060票を約14万7千票上回る結果となった。その要因を私なりに分析してみたい。

ドイツ再軍備が示す地殻変動 目を覚ます「眠れる黒い鷲」 内外情勢が政策転換の圧力に【ビューポイント】

第2次世界大戦後のドイツは、軍事力を国家権力の中心に置かない仕組みを築いてきた。これは単に軍隊を弱くしたということではない。

インタビューで出会った作家たち 印象に残る個性的なスタイル 定収ないが自由多い作家業【ビューポイント】

40年以上も前、作家にインタビューする仕事をやっていた。文芸雑誌が媒体で、大手出版社の仕事だった。2年間ぐらい続いたが、なかなか面白かった。

日本で始まる能動的サイバー防御 攻撃を「名指しする国」へ 領域横断の一体運用が不可欠【ビューポイント】

10月1日、日本の能動的サイバー防御の運用が始まる。重大な攻撃の兆候を捉えれば、警察や自衛隊が攻撃元のサーバーに侵入し、不正プログラムを無害化できるようになる。

左派の気候変動・AIヒステリー 破滅的な結果招くと警鐘 背後に米の弱体化狙う中国【ビューポイント】

サンダース米上院議員(無所属)は2019年2月、「気候変動は全世界が直面する存亡に関わる災害だ」と投稿。世界には「態勢を立て直す」ために残された時間が8~9年しかなく、それを過ぎれば破滅的で不可逆的な結果に直面すると警告した。

本田由紀氏の差別投稿 Xで女性皇族に「遺伝的要因」 ルッキズムで偏見を助長【ビューポイント】

私たちの社会は、自分では決められず、自分では変えられないもので差別されないように、これほど慎重に細部まで神経を注いで運営されてきた。ところが積み重ねてきた努力を無にするように、「この人たちを目にするたびに、遺伝的要因のおそろしさを感じる」と東京大学大学院の本田由紀教授がSNSのX(旧ツイッター)で言い放った。

多様性なき少子社会 兄弟姉妹通じて「社会」経験 子供が自ら選び取る教育を【ビューポイント】

少子化の問題はほぼ100%が出生率の問題として捉えられているが、低出生率の結果である「子供の少ない社会」も、実は考慮すべき問題である。

中国共産党の崩壊にも備えを 同時多発的な危機の可能性 国民が自ら未来決める機会【ビューポイント】

中国共産党(CCP)が成功した場合に何が起きるかではなく、突然、崩壊した場合に何が起きるか――これこそ中国がもたらす最大の戦略的課題かもしれない。

中国が望む朝鮮半島の分断 北朝鮮は米韓との緩衝地帯 米軍の空白埋める日韓豪結束【ビューポイント】

中国の王毅外相は2026年8月19日、約5年ぶりとなる単独での韓国訪問のためソウル入りし、趙顕外相や李在明大統領と会談した。

廣枝音右衛門海軍警部の事績 部下の台湾人救った決断 日台関係の忘れてならない絆【ビューポイント】

来る10月25日、台湾が日本の統治から離れて満80年となる。ポツダム宣言受諾は8月15日だが、台北公会堂(現・中山堂)での台湾の受降式が行われたのは10月25日のことだった。

防衛力の根幹は「人」 自衛隊員に敬意払う社会を 記念碑や感謝月間を設けよ【ビューポイント】

日本では近年、防衛費の増額や装備品の近代化、防衛産業基盤の強化が急速に進んでいる。

共産主義思想再来の脅威 背景に格差拡大の深刻化 世界各国が中国に高評価【ビューポイント】

冷戦構造の特色は、自由主義対共産主義の〝イデオロギー対決〟にあったが、前世紀末、自由主義陣営が冷戦に勝利したことで、自由主義や資本主義に代わり得る思想はもはや存在せず、人類は歴史やイデオロギー進化の終着点に到達したとの見方も呈された。

沖縄「祖国復帰」なのはなぜか 日本人への同化が既に完結 自らの意思で選んだ沖縄人【ビューポイント】

先日、世界日報主催で講演をさせてもらった。テーマは「沖縄人とは何か~地域社会学からの考察」である。その一部を紹介したい。

ウクライナ巡り反米4カ国連携 実戦経験積む北朝鮮兵 米は重大な脅威と捉えよ【ビューポイント】

1240年、チンギス・ハンの孫バトゥ率いるモンゴル軍がキーウを包囲し、破壊した。目的は略奪だった。それから約800年後、別の王朝独裁者が同じ土地を巡る戦いに兵士を送り込んでいる。今回、狙っているのは、より価値のあるもの、訓練と技術だ。

猛暑下の北朝鮮人民 扇風機が頼りの一般家庭 タンコギなどが代表的な滋養食【ビューポイント】

今年の猛暑は半端な暑さではない。隣の韓国でも40度を超す灼熱(しゃくねつ)の猛暑日が続いたり、慶尚南道では干ばつの田畑に「恵みの水」を供給するために、全国から消防車200台が集結して干上がりかけた田んぼに放水したりしたとのニュースが伝えられた。

中国による知的財産侵害 情報盗み米国への優位狙う 中国産家電で一般家庭も標的【ビューポイント】

5年ほど前、知人が10代の息子のためにドローンを買った。2人は、私も会員になっている射撃クラブにドローンを持って行き、周辺の風景や、標的のクレーを撃ち落とす様子を撮影した。

ハーバードで迎えた終戦記念日 日米で異なる戦争認識 残り続ける日本人の〝微熱〟【ビューポイント】

私は2005年春に自衛隊を退官し、その直後から07年までの2年間、ハーバード大学アジアセンターの上級客員研究員として米国で生活した。その間、「ハーバード見聞録」と題して54篇(へん)のエッセーを綴(つづ)った。

仲川啓介氏のヘイト本排除運動 絶対的な〝善〟の立場で裁定 書籍を「社会問題」として追放【ビューポイント】

『差別のない本屋に通いたい。』(キボウ書房)と題する書籍が出版され、朝日新聞が好意的に取り上げた。

攻撃遂行の主体となったAI 猶予ない機械速度の攻撃 人間速度の防御問い直せ【ビューポイント】

台湾の事案は一過性ではない。人工知能(AI)が自ら攻撃を進める時代に、日本のサイバー安全保障は何を見直すべきか。

少子化対策、今後のあり方 整備される子育て支援体制 負担感を軽減する施策が課題【ビューポイント】

少子化が進行する中で、私たちは以下に挙げるような意識を持つことが必要となってきた。

今必要なコミュニケーション能力 分断乗り越え一体感醸成を 社会変革へ国民運動起こせ【ビューポイント】

昨年の夏は米価が高いと騒ぎ、今年は値下がりすると騒いでいる。物価対策の目玉だった食料品の消費税ゼロは、今国会での成立はかなわなかった。

新たなパキスタンの「核の傘」 イスラム3カ国が防衛協定 NATOとの整合性に疑問も【ビューポイント】

新たに結ばれたサウジアラビア、トルコ、パキスタンの相互防衛協定、いわゆる「メッカ共同防衛協定」は非常に興味深い。

アンソニー・ファウチの上院証言 コロナ関連対応の説明なし 憲法修正第5条盾に答弁拒否【ビューポイント】

米政府の元医療顧問アンソニー・ファウチを招いた上院公聴会が7月29日に開催された。

大東亜戦争と原節子 戦時中の国策映画に出演 祖国と一体化した「女神」に【ビューポイント】

1939年公開の「上海陸戦隊」という作品がある。37年8月の第2次上海事変を舞台としたもので、押し寄せる中国軍と部隊を指揮して戦う中尉(大日方伝)を主人公とし、当初は日本軍を憎むが、やがて心を開いていく中国避難民少女(原節子)をヒロインとして描いた、いわゆる戦意高揚映画、国策映画の一つである。

終戦の日に思う 戦前と同じ過ち繰り返す日本 〝護憲〟という名の抵抗勢力【ビューポイント】

今年も終戦の日が巡ってきた。昨年が昭和100年の節目の年であったから、今年はわが国が新たな100年に向け歩み始めて最初の終戦の日ということになる。
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