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東日本大震災から15年の気仙沼 復興から発展・繁栄の段階へ

 東日本大震災から15年が経(た)った3月11日、宮城県気仙沼市で行われた慰霊祭に参列した。

情報は環境そのもの 「物語が事実に」なることも

 情報は環境そのものだ。人間は情報環境の中で生きてきた。情報なしで生活はできない。その点では縄文時代も現代も変わらない。

家庭連合への解散命令 裁判の基本逸脱した東京高裁

 3月4日、世界平和統一家庭連合に対して、東京高裁が宗教法人解散命令を決定した。

経済崩壊が進む中国主要都市 党の腐敗と権威主義的統治の結果

 私は中国について過大に評価するつもりも、過小に評価するつもりもない。中国の被害を受けてきた立場として、幻想の中で中国を見る余裕もない。私は中国をありのままに見ようと努めるしかない。そして信頼できる専門家や各種の情報源によれば、中国の現状は決して良好とは言えない。

ロシアの情報統制に対抗を レーガンの手法に学べ

 ソ連はアフガニスタン侵攻(1979~89年)という侵略戦争で敗北した。その背景には、戦死したソ連兵1万4453人、負傷者および行方不明者5万4000人という犠牲を国民が到底受け入れられなかったという事情がある。

「中国軍異変」の深層 「戦って勝てる軍隊」構想が崩壊

 中国軍で進む高官の大量粛清は、単なる汚職摘発の域を超え、権力構造そのものの不安定化を示している。

外交カードと少子化カード切るとき 企業の内部留保を若者に投資

 トランプ米大統領がイラン攻撃を始めた。大方の見方は、イスラエルのネタニヤフ首相に同調し、戦争は長期化も避けられない状況にある。

五輪2選手が教える成功の意味 個人の尊重と国家的威信

 米国で生まれ、自由に育った十代の子供の親として、私は冬季五輪で脚光を浴びた谷愛凌(アイリーン・グー)、アリサ・リュウ両選手の歩みを、単なるメダル争い以上の意味をもって見詰めてきた。

青森の三内丸山遺跡を見てきた 興味が尽きぬ縄文時代

 2月の初旬、何十年ぶりの大雪という青森に行ってきた。目的は三内丸山遺跡をはじめとする縄文遺跡と博物館を見るためである。

トランプ政権の国家安保戦略と日米同盟 西半球重視と中国排除の宣言

 昨年12月にトランプ米政権が公表した「国家安全保障戦略(NSS)」は、米国第一主義の下、モンロー主義を再確認し、米本土および西半球を最重視する戦略方針を明らかにした。

5年ぶり開催の朝鮮労働党大会 核兵器開発が最優先課題

 毎年、この時期のコラム記事には「火喰(く)い」の話を書いている。寒さが厳しい北朝鮮の冬の中でも、2月の北部地域の寒さは特別だ。

新START失効と中国の動向

米露間で唯一の核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)」が去る2月5日に失効した。トランプ米大統領はプーチン露大統領が示した事実上の条約1年延長案には乗らなかった。そこには中国を含めた新たな核軍縮枠組みの構築への意欲があったとみられている。ロシアは条約失効でも即座に核戦力の大幅な増強に移行することは無いであろうが、「核大国」であることを国家の存立基盤とするだけに中長期的には核軍拡を進めるであろうし、核増強の趨勢(すうせい)は否めない。

AIに包囲された日本の選挙 SNSに溢れたフェイク動画

 2月8日の衆議院選挙は、選挙運動期間がわずか16日間という戦後史上最短の選挙だった。有権者が投票する前に、生成AI(人工知能)が民主主義にどれほどのダメージを与えることができるかを試すストレステストだったとも言える。

エプスタイン事件を巡る「死」 本人や関係者ら複数“自殺”

ジェフリー・エプスタイン事件は、現代における最も衝撃的な刑事事件の一つである。

中国人民解放軍は機能しているのか 失われる経験・継続性・信頼

 ここ数年、中国人民解放軍では高級将官に対する粛清が繰り返されており、中国軍指導部の制度的安定性や作戦遂行能力に深刻な疑問が投げ掛けられている。2023年以降、国防相、ロケット軍司令官、兵站(へいたん)・装備部門の高官らが相次いで解任され、指揮系統の継続性はすでに大きく損なわれている。

選挙戦の激しい妨害活動 暴力的な威嚇が当たり前に

 2月初頭は衆院選だけでなく大阪府知事・市長選も行われ、政治参加の機運が熱気となって国内を分厚く包み込んだ。しかし人々が積極的で前向きな姿勢を示しただけでなく、激しい妨害活動で街頭演説が混乱する場面もあった。

映画「湯徳章―私は誰なのか―」 二・二八事件で公開処刑

私が湯徳章の名前を知ったのは、門田隆将氏の著作『汝、ふたつの故国に殉ず』(角川書店)だった。門田氏は湯を、日本人の大和魂と台湾人の独立精神とを兼ね備えた英雄的な人物として感動的に描いていた。

戦い済んで、社会保障・社会福祉は? ソーシャルワークの制度化を

 自民党の地滑り的勝利。英語の表現だが、それにふさわしい選挙結果だった。

大学無償化は地方衰退への道 地方大学補助で均衡ある国土発展を

大学無償化という声が高まっている。また、この4月以後に警視庁に採用される大卒者について、奨学金返済の半額を東京都が負担するという。大学生と、学生を抱える家族には朗報だが、地方衰退を促進する愚策にならないか。

少子化対策での公的支援の在り方 篤い応対システムの提供を

 わが国では出生率の低下が続き長年の懸案となっている。出生率への影響は、結婚前と結婚後に分けられるが、ここでは、結婚後の親に対する公的支援の在り方を考えてみよう。

自衛官の階級呼称見直しに当たって 自衛隊そのものの位置付け見直しも

 自民党と日本維新の会は昨年10月の「連立政権合意書」で、自衛隊の「階級」や「職種」等の国際標準化を令和8年度中に実行するとした。自衛隊の階級は、最高位の「将」から「2士」まで全部で16階級が定められている。

性転換は「間違いだった」 手術した女性が勝訴

 陪審は先月下旬、男性への性転換手術を担当した精神分析医と医師を提訴していたフォックス・バリアンさん(22)に200万㌦の損害賠償を認めた。

「大学入学共通テスト」に思う 「一発勝負」の危うさ懸念

 今年も「大学入学共通テスト」が実施された。私は「共通一次試験」の1期生である。1979年の1月だった。それから約20年後以降からは試験監督として何度か関わることがあったので、考えさせられることは多い。

『菅義偉 官邸の決断』を読む 幅広い官房長官の仕事

 内閣は幕府のようなものだ。内閣総理大臣は将軍、官房長官は老中首座、各省は諸藩。江戸幕府の将軍は実際に政務を行うケースは少なかったが、家康・吉宗・慶喜などは実際の政治に関与していた。

日本の選挙とAI情報環境 中身だけでなく伝わり方理解を

 衆議院は23日の本会議で解散し、「27日公示、2月8日投開票」の衆院選に向けて事実上の選挙戦に入った。自民党と日本維新の会から成る与党にとって、発足から3カ月余りの高市早苗政権に対する国民の信任が最大の焦点となる。政治論争は自民党の公約に示された経済成長、安全保障政策、財政措置に集まっている。

グリーンランドは北米防衛の要 「近北極国家」自称する中国

 中国の北極に対する野心は、もはや珍奇な話題ではない。中国は、経済、科学、外交、情報の各分野にまたがる、規律ある取り組みであり、米本土防衛や北大西洋条約機構(NATO)が欧州を増援する能力にとって重要なこの地域で、持続的な影響力を構築することを狙っている。

安保環境は力で守る時代に入るのか 米中露が露骨な国益追求

 台湾有事への対応を巡る高市早苗総理発言に対し、「台湾は核心的国益の『核心』」とする中国は発言の公式的な撤回を要求し、圧迫が反復される中で新年を迎えた。

単純な善悪論のベネズエラ報道 ルールは武力によって維持

米国が1月3日に奇襲作戦を実施して、ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束した。

国際詐欺集団の主犯格救済した中国 カンボジアから身柄移送

 日本では一部の英字新聞などでしか報道されなかったが、今、中国は国際法と他国の主権をも外交と政治力によって巧みに排除し、新たな国際秩序をつくろうとしている。

「中央アジア+日本」首脳会合成果と課題 高まる地政学的重要性

 旧年末の12月19~20日に、東京で初の日本と中央アジア5カ国の最高首脳会合(「中央アジア+日本」サミット)が開催された。
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