第2回米朝首脳会談の危うさ Peril in a second summit


 何十年も凍結状態にあった朝鮮半島の現状――これは、日本や中国を含む北東アジアを氷のように冷たい抱擁のまま身動きできなくしてきたものだが――その氷が解けて砕ける兆候が出始めている。

 トランプ大統領は、北朝鮮の指導者、金正恩の新たな関係について交渉したいという意思の表明を受けて、彼との第2回首脳会談の準備をしている。しかし、そういった準備も新しい障害にぶち当たっている。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ