米のシリアへのミサイル攻撃、急速に悪化する米露関係


プーチン氏(右)とアサド氏

 米国がロシアの同盟国シリアの空軍基地を巡航ミサイル「トマホーク」で攻撃したことにロシアは強く反発し、米露関係が急速に悪化している。もっとも、ロシアにとって米国との全面対立・軍事衝突は避けなければならず、シリア・アサド政権の切り捨てにも動きつつある。(モスクワ支局)

 「アメリカ・ファースト」を掲げ、「世界の警察官」としての役割よりも内政を重視する姿勢を示していたトランプ政権の変化に、ロシアは戸惑いも見せている。


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