欧米の制裁解除に向けロシアが柔軟姿勢


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報復制裁の声ひそまる

 ウクライナ問題で欧米と対立し、経済制裁に対しても強気の姿勢を示していたロシアに変化がみられる。欧州連合(EU)が9月12日に発動した追加制裁に、当初は報復を表明したものの、見送る構えだ。8月に実施した欧米からの農産物・食品輸入禁止措置でロシアが受けた打撃が、予想以上に深刻なためだ。ロシアは、ウクライナの代金未払いにより供給を停止したロシア産天然ガスの供給再開を、制裁解除に向けた取引に用いるとの見方も出ている。(モスクワ支局)


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