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シリア反体制派拠点で武器庫爆発


69人死亡、原因は不明

 シリア反体制派の最後の拠点となっている同国西部イドリブ県サルマダで12日、武器庫が爆発し、在英のNGO「シリア人権監視団」によると、民間人50人以上を含む69人が死亡した。

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爆発した武器庫とみられるシリアの建物=12日、北西部イドリブ県(AFP時事)

 爆発原因は不明、弾薬が保管されていた建物2棟が倒壊したという。

 仏メディアによると、死者の大多数は、イスラム過激派組織「シャーム委員会」(旧ヌスラ戦線)のメンバーとその家族だという。

 ロシアとイランの支援を受けるシリア政府軍はこの数カ月間、反体制派地域を次々に奪還、今や反体制派支配地域はイドリブ県一県を残すのみとなっている。

 10日には、シリア政府軍ないしはロシア軍によるとみられる、シリア北部の反体制派支配地域に対する空爆があり、53人が死亡している。

 政府軍は近く、同県への大規模攻勢を開始するものとみられている。

(カイロ鈴木眞吉)