アラブ同盟国の信頼失う米国


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サウジが国連非常任理事国辞退

 原油輸出とイスラム教をテコに、世界中に影響力を行使してきたサウジアラビアが10月18日、国連非常任理事国入りを辞退、世界に衝撃を与えた。表向き、国連の機能不全を批判したものの、本音は、オバマ米大統領の優柔不断さと同盟国への責任放棄姿勢を批判したもの。オバマ氏は今、国内はおろか、中東、アジア、欧州など全世界の批判にさらされ、「早期のレームダック化」だけとは言い切れない「深刻な事態」に直面している。

(カイロ・鈴木眞吉)


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