急旋回した北の対米政策 トランプ“回避”から“引き入れ”へ


最終目標は韓米同盟の解体

 北朝鮮がいきなり態度を180度転換し、韓国との対話だけでなく、米国とも首脳会談を行うなど積極融和外交に転じてきている。これまで国際社会に対しハリネズミのように威嚇的な姿勢をとっていたことを考えれば、板門店で和やかに文在寅韓国大統領と談笑する金正恩労働党委員長の姿は、同一人物かと見まごうばかりだ。

 北朝鮮がなぜ、このように態度を急変させたかについて、韓国の専門家たちはさまざまな分析を出しているが、総合月刊誌『月刊朝鮮』(4月号)に寄せた元国会議員の張誠★(チャンソンミン)氏の分析が秀逸だ。


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