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平昌五輪“ノーショー”寒さと無関心との戦い


韓国紙セゲイルボ

 新年が明けた。平昌冬季五輪まであとわずか。苦労し3度目にして誘致した五輪だが、まだ憂慮の声が多いのも事実だ。

 まず競技場の観覧席を満たせるかどうかだ。五輪組織委によれば、12月25日現在、65万5000枚の入場券が前売りされたが、中身を見ると、個人購入よりも地方自治体の割当、機関・企業など団体購買が多い。そのため「ノーショー」(無断キャンセル)が心配されている。組織委はノーショー対策として、空の観覧席を五輪サポーターで埋める計画も考えている。

 欧州で人気種目の雪上競技が欧州のプライム時間帯に合わされているため、大部分が真夜中に行われるのも観覧率を落とす要因だ。

 さらに屋根のない会場で行われる開会式と閉幕式も心配だ。午後8時すぎの開会式では冷風が吹く屋外で4時間以上震えなければならない。予算節減のために建物の屋根を設置しなかったためだ。組織委は外壁にプラスチックの防風幕を付け、観客には膝毛布とカイロを支給するという。しかし吹雪が来れば対策がない。海外中継のために場所変更しなければならない。そうなれば手の施しようもない混乱が生じる。

 五輪開催期間が旧正月と重なるのも観客誘引にはマイナスとなる。五輪期間の3分の1が旧正月連休だ。五輪の成否は開幕後3日間の観客数で決まる。五輪主管放送局の米NBCが組織委に「競技場に空席がないようにしてほしい」と要求するのも同じ理由だ。

 ようやく誘致した国際行事が国民の無関心の中で行われるならば最悪の五輪として記録されるだろう。寒さとノーショーを国民の関心で勝ち抜かなければならない。

(朴ヨンジク社会2部先任記者、1月1日付)

※記事は本紙の編集方針とは別であり、韓国の論調として紹介するものです。