左派の大学・学界占領を批判


ソウル大に掲げられた壁新聞

 韓国で朴槿恵(パククネ)大統領弾劾審理が続けられていた時、ソウル大に「大字報」が掲げられた。大字報とは壁新聞のことである。全国で「朴槿恵退陣せよ」との“ろうそくデモ”が繰り広げられていた中で、この壁新聞には「弾劾は不当だ」「自治会は運動圏(左派学生運動)から自立せよ」「運動圏の主張を繰り返すのは知性の自殺だ」と、きわめて真っ当な主張が掲げられていた。

 「月刊朝鮮」(4月号)では同誌記者が壁新聞に記載されていた連絡先にメールして、掲載者とやり取りをした。同大大学院の法学博士課程に在学中の学生であった。


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