4月に韓国総選挙・来年大統領選、「政治の季節」迎え駆け引き


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与党「慰安婦」合意に苦心

 4月の総選挙、来年12月の大統領選などを控え韓国政界が浮き足立っている。特に劣勢が続く野党は政権交代を目標に再編の動きを加速させている。与党も昨年末のいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意に対する国内反発への対応などに神経をとがらせている。(ソウル・上田勇実)

 朴槿恵政権になって再・補欠選挙などでも負けが続き精彩を欠いていた野党がついに動き出した。最大野党の「共に民主党」(旧、新政治民主連合)で共同代表を務めた安哲秀議員が離党し、今月「国民の党」という新党を結成した。


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