独立から70年のミャンマー


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 外相兼国家最高顧問のアウン・サン・スー・チー氏の父親のアウン・サン将軍は、ミャンマー「建国の父」だ。

 第2次世界大戦中、ビルマは英国の植民地だった。独立運動を起こした「30人の志士」と呼ばれるビルマ人は日本軍から訓練を受け、ビルマで英国軍と戦った経緯がある。アウン・サン将軍は面田紋次(おもたもんじ)との名前すら持っており、大本営直属の南機関から、気候条件がビルマに似通っているという理由から選ばれた海南島(現中国海南省の島)で軍事教練を受けていた。


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