「核なき世界」構想 逆に拡散のリスクを高める


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 オバマ米大統領はノーベル平和賞の受賞につながった「核なき世界」の理想に基づき、核兵器削減を最優先課題の一つに位置付けてきた。

 2010年にロシアと戦略核弾頭の配備上限を1550発に減らす核軍縮条約「新START」に調印。ロシアとの関係が悪化し、追加削減交渉は進展していないが、オバマ氏は新STARTの上限からさらに3分の1減らし、1000~1100発程度にすることに意欲を示していた。


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