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東西の風に翻弄された人々 独立後95万人がカザフ帰還


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 7000㍍級の峰々が並ぶ天山山脈やパミール高原を戴(いただ)く中央アジアの人々は「風の民」だ。とりわけカザフ人は、東西に向きを変える風にたなびく旗のように、歴史に翻弄された。

 20世紀初頭、革命政権を樹立したソビエト連邦の暴政で、カザフ人は西へ逃げた経緯がある。

 カザフスタン一の商都アルマトイで内装業を営むシャリーハル氏(57)も、中国に逃れたカザフ人の末裔(まつえい)だ。彼の一族は7年前、中国新疆ウイグル自治区のイリからカザフスタンに戻った。彼の父祖たちの苦労は、並大抵のものではなかった。


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