憲法の平和主義は亡国の道


竹田 五郎

軍事評論家 竹田 五郎

 昨年11月3日付東京新聞朝刊は社説として、改憲反対論を展開している。冒頭、なぜ憲法で戦争放棄を国民の権利より優先して第2章に記述したのか、憲法学者の杉原泰雄一橋大学名誉教授の子供向け「憲法読本」の説明を引用している。その要旨はまず<伝統的には、軍隊と戦争は、外国の侵略から国家の独立と国民の基本的人権を守るための手段と考えてきた>と、まさに正論である。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ