中央アジアに日米の戦略を


茅原 郁生

中国パワー抑制が課題

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 戦後70年を機に安倍晋三首相が公式訪米し、日米同盟関係をさらに堅固にする外交成果があった。特に日本首相として初の米議会上下両院合同会議での演説では、10回を超える起立による拍手を受け、日本への信頼感を深めた。併せて外相や防衛相による日米2プラス2が開催され、18年ぶりに日米防衛協力の指針(ガイドライン)の再改定がなされ、中国が力で台頭する時代にふさわしい相互の安全保障協力が約束された。


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