シリア攻撃を評価しながらもトランプ氏の政策に懸念抱く米英各紙


◆縮小する米の影響力

 トランプ米政権は、シリア反政府勢力の拠点に対し化学兵器を使用したアサド政権に軍事攻撃を行った。化学兵器の研究・保管施設3カ所への限定的な攻撃への批判は少ないものの、アサド政権の残虐な攻撃が続く現状に変わりはなく、「シリア人にとっては、小さ過ぎ、遅過ぎた」(アラブ系ニュースサイト「ニュース・アラブ」)と米国のシリアでの影響力が縮小することによる情勢悪化へ懸念の声も上がっている。


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