三菱自の日産傘下入りで不正繰り返す体質の改善を厳しく問う各紙


◆信用失墜し電撃提携

 まさに急転直下の電撃発表であった。軽自動車の燃費試験データの不正で、国土交通省に報告書の再提出を求められ、不正のさらなる広がりを明らかにした三菱自(11日)。その三菱自に、顧客への補償の拡大、販売不振などから経営への打撃がより深刻になると予想される中、翌12日の資本業務提携である。

 驚きなのはまず、提携の相手が日産であったこと。ご承知の通り、日産は今回の燃費不正事件で三菱自が対象車種を提供し、迷惑を掛けている会社である。


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