人質殺害映像に各紙談話でイスラム観形成に冷静さ求めた専門家ら


◆ジャーナリスト受難

 イスラム過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)に日本人2人が拘束され身代金やテロ事件犯死刑囚の釈放を要求されていた人質事件は、湯川遥菜さんに続き、フリージャーナリストの後藤健二さんを殺害したとみられる映像が公開される事態となった。ISの極めて卑劣で残虐、許し難い行為は日本と世界に大きな衝撃を与えた中で、改めて日本人に、テロに屈しないで戦う国際社会と連帯して毅然(きぜん)と責任を果たしていく自覚を促す契機になったように思う。

 事態をどのように受け止め、考えていけばいいのか、各紙が掲載した外交・中東や危機管理などの専門家らの分析、意見などをウォッチする。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ