集団的自衛権解釈変更問題を石破・前原両氏で聞かせた「時事放談」


◆「立憲国」批判に一石

 どこの国でも当たり前の一言で済む話が日本では複雑な物議を醸す。憲法9条と自衛権をめぐる問題は戦後政治の主要な争点となってきた。政府は自衛権を個別的、集団的、さらに両権利の行使と四つの概念に分解し、このうち集団的自衛権の行使は認めない憲法解釈をしている。

 安倍政権がこれを見直すことから、TBS2月23日放送の「時事放談」は「集団的自衛権の問題が熱戦になりそうだ」と、自民党の石破茂幹事長と民主党の前原誠司元代表を招いたが、防衛通だけに聞かせる内容だった。


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