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両陛下、ゆかりのコイ放流される


 天皇、皇后両陛下は19日午後、皇居・東御苑の二の丸庭園の池に、インドネシアのヒレナガゴイと日本のニシキゴイを交配させたヒレナガニシキゴイを放流された。

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天皇、皇后両陛下は二の丸庭園の池に、ヒレナガニシキゴイを放流された=19日午後、皇居(代表撮影)

 ヒレナガニシキゴイは、皇太子時代の1962年にインドネシアを訪問された天皇陛下の発案で、埼玉県水産試験場(当時)が交配に成功。即位後の91年に両陛下が同国を訪問された際、50匹を贈るなど両国の友好親善にもつながってきた。

 二の丸庭園にもたびたび放流されてきたが、カワウなどの鳥に捕食され数が減少。来年4月末の退位前に数を増やし、来園者が楽しめるようにとの陛下の思いから、今回の放流となった。

 両陛下は、カワウに食べられない40~50センチまで成長した計9匹のコイを、ゆっくりと池に放流された。皇后陛下は池で早速泳ぐコイを見て、「仲良く泳いでますね」と話された。