皇太子殿下御夫妻、岩手県を御訪問


復興状況を視察される

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皇太子殿下御夫妻は東日本大震災の復興状況視察のため、JR盛岡駅に到着された=20日午後、盛岡市(代表撮影)

 皇太子殿下御夫妻は20日、東日本大震災の復興状況視察のため、新幹線で岩手県入りされた。御夫妻の被災地訪問は昨年10月の福島県以来で、岩手県を訪れられるのは2013年11月以来、約2年半ぶり。

 御夫妻は午後1時半ごろJR盛岡駅に到着され、車で沿岸部へ移動。岩泉町の小本津波防災センターでは、歓迎のため集まった住民らに「震災のときは大変でしたね」「ご家族は大丈夫でしたか」などとねぎらいの言葉を掛けて回られた。その後、宮古市内のホテルに入り、達増拓也知事らから県内の復興状況について説明を受けられた。

 21日は同市の津波防潮堤や震災遺構の「たろう観光ホテル」などを視察される。