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子宮頸がんワクチン症状で虚偽の報告


被害者連絡会、厚労相に調査要求

 子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に全身の痛みや運動障害などの重篤な症状が続いている少女やその家族らで作る「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(松藤美香代表)は12日、夏に厚生労働省で開かれた症状の診療に係る研修会や副反応検討部会で報告された回復事例に事実と異なる内容があったとして、厚生大臣宛に調査・検証を求める要求書を提出した。

 被害者連絡会によると、研修会(7月)と検討部会(8月)で、同省科学研究班(牛田班)の医師による認知行動療法による改善例として報告された事例があったが、実際は漢方薬と鍼(はり)による改善であり、医師も同班には属していなかった。被害者連絡会の訴えに対して、同省側は誤りを認めて、調査・検証を約束したという。