「養育格差」改善のカギは家庭の安定


「養育格差」改善のカギは家庭の安定

人格教育フォーラムで鍋田氏が講演

 人格教育の実践を志す教師や教育関係者が集い、第28回人格教育フォーラム(主催・一般社団法人・平和政策研究所「圓一」編集委員会)が東京都千代田区の弘済会館でこのほど開かれた。今回の講演は精神科医、臨床心理士として活動、青山渋谷メディカルクリニックの鍋田恭孝名誉院長が「『養育格差社会』をどう克服するか―家庭と行政、地域社会の役割―」と題して講演した。

 心身医学、臨床心理学、児童・青年期精神医学、うつ病臨床の場で多くの患者を診てきた経験から、鍋田氏は「現代の若者の特徴として、優しくて傷つきやすい、不器用でグズ、素直で良い子が多い」という。


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