窒息させられた戦後宗教教育 新しい歴史教科書をつくる会会長 杉原誠四郎氏に聞く(下)


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再考「政教分離原則」

 憲法における政教分離の原則の適応の仕方が課題になる場面の一つが教育である。教育基本法は宗教教育における「寛容の態度」を掲げているが、公教育の教育現場では宗教教育に後ろ向きで、歴史的な宗教文化の蓄積を生かせないでいる。こうなった歴史的経緯を、教育史にも詳しい杉原誠四郎氏に伺った。
(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

憲法学者が誤った解釈/新教育基本法で突破口も

内省促す宗教教育あって/道徳教育は完全なものに


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