世界日報 Web版

2年後の東京五輪でバドミントンがメダル…


 2年後の東京五輪でバドミントンがメダル量産を期待できる有力競技に躍り出た。南京(中国)で行われた世界選手権で日本勢が大躍進。中国のメダル8個に続く6個(金2、銀2、銅2)は、金の数と総数でこれまで最多である。

 決勝で石宇奇(中国)を2-0で制し男子シングルス金の桃田賢斗は、日本男子初の快挙で新たな地平を開いた。石のスマッシュを止めたり、鋭くはじき返したりと多彩な技と力で翻弄(ほんろう)した。

 違法賭博問題による処分で、リオデジャネイロ五輪を棒に振った。約1年の出場停止期間中はひたすら走るのとベンチプレスなどで体力と筋力強化を図ったことが、定評のあった技術に持久力とスピードを増し加えた。復帰後、必ず語るフレーズ「感謝の気持ち」がプレーの原動力である。

 日本ペア同士の決勝で、マッチポイントを握られた窮地から4連続得点で栄冠に輝いた女子ダブルスの永原和可那、松本麻佑組。初出場の国内4番手ペアは、3回戦でリオ五輪金の高橋礼華、松友美佐紀組を破った。その後も次々と格上のシードペアを撃破して勝ち上がった。

 松本177㌢、永原170㌢の長身ペアは、長いリーチからの角度ある強打を武器に相手を圧倒したが、粘り強い守備でも魅せた。

 今大会では女子ダブルスに4組が出場したが、五輪の出場枠は2組。選手は五輪でのメダル獲得の自信を持ったとしても、その前に国内の代表争いを勝ち抜く関門が待っているのである。