パリ協定の“常任理事国” 、中国より日本が務めるべきだ


山田 寛

 今年夏から秋にかけ、世界中に激しい自然災害や異常気象のニュースがあふれた。「史上最悪」「数十年ぶり」といった形容句があふれた。米国はハリケーンと山火事のラッシュで、自治領プエルトリコは、9月に続き、10月にも過去100年来最強のハリケーンに襲われ、45人が亡くなった。

 10月にカリフォルニアのワイン産地をなめ尽くした大火事では40人、6月と10月に欧州のポルトガルを見舞った特大の山火事は100人と、ともに山火事では最大級の犠牲者を出した。


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