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トランプ陣営選対元議長が出頭、ロシア疑惑で初訴追へ


 トランプ米政権とロシア政府の関係をめぐる疑惑で、大統領選でトランプ陣営の選対本部議長だったポール・マナフォート氏が30日、米連邦捜査局(FBI)に出頭した。米メディアは、モラー特別検察官の率いる捜査チームが近く起訴する方針としており、トランプ政権への打撃となることは必至だ。

ポール・マナフォート氏

ポール・マナフォート氏(UPI)

 マナフォート氏は昨年の大統領選でトランプ氏の選対本部議長を務めたが、ウクライナの親ロシア派から資金提供を受けていたことが発覚し、同年8月に事実上解任されていた。

 また、ニューヨークの不動産取引を通じて外国のマネーロンダリング(資金洗浄)に関わった疑惑でもニューヨーク地検の捜査を受けていた。一連のロシア疑惑をめぐってFBIは今年7月下旬、マナフォート氏の自宅を家宅捜査していた。

 米メディアによると、マナフォート氏のほかに同氏のビジネスパートナーだったリック・ゲーツ氏も出頭を求められている。

 ロシア疑惑をめぐっては、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)もキスリャク元駐米ロシア大使と会談した内容を偽って報告したり、外国の依頼でロビー活動をしていたなどの疑いが持たれている。

(ワシントン岩城喜之)